いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

水難の相

鳥に出会うにはいっぱい引き出しを持っていなければならないし、労苦を惜しんではいられない。 それでも結局は鳥さんの都合というか、運不運に委ねられている。 鳥さんも様々な環境条件にしたがって臨機応変に行動しているわけで、それを見越して先回りする…

丸ごとダイサギ

今回は川っぷちの消波ブロックの間の狭い空間に閉じ込められて、閉所恐怖症?のわたしへの度胸試しみたいな挑戦となりました。 そのかわり目と鼻の先にいろいろと鳥がやってくる予定だったのですが、増水して水が濁っているせいか近くにはキセキレイが一度止…

キジの勝手です

たとえ目だけを覗かせても 自分じゃ隠れたつもりでも 右を向こうと 左を向こうと 上を見ようと マッチョに見せようと 気取って見せようと みーんなあんたの勝手です。 クジャクの真似をしなくても ケンケン鳴いたりしなくても やっぱりあんたは美しい。

キ+シ

今日は野鳥研究グループのお花見に参加する前に何カ所か鳥見ポイントを回りました。 川べりはダム放水による増水のためかあまり成果が上がらず、やり残しの宿題の1つのキジポイントに向かいました。 いい位置にキジがいるにはいたのですが、照準器の電池切…

地球の上に朝が来る~その裏側は夜だろう~

つなぎネタだよ人生は~ ツグミはいつもそこにいる シロハラそこらにざらにいる ムクドリどこかに探しゃいる いるよでいないカワラヒワ ジョビ子はもうすぐいなくなる シメちゃんきっと帰ってコ

常在戦場

生態系の頂点にいる人間は、すべての生物は人間様のためにあるという顔をしてのんべんだらりと生きているが、ほかの生物は食うか食われるかの食物連鎖の一環にいて、常に生死の狭間にいる。 鳥たちも常に警戒を怠らず、餌場への安全なルートと避難場所を確保…

行きがけの駄賃

鳥見の狙いは1つか2つ、それだけでブログネタを次までもたせるなんてできない相談だ。 だからまず、そこらへんをウロチョロしている鳥さんを見繕って保険をかけておく。 といったってよく見れば、かっては喜々として拾い集めていた立派なネタなのだ。 川は…

ヤマセミの鳴かない日

その日はキジを撮り終えて一段落、あとはまだ県民の森に居残っているというルリビタキちゃんに鳥○○トリオに混じって並ばせてもらったが気配はなく退散。 その後一眼デジスコでカワセミの至近距離狙いの鳥天さんについてわたしもヤマセミ基地へ。ここなら二股…

キジと出会う人

世の中にはキジと出会う人と出会わない人の2種類がいる。 こういってわかる人とわからない人の2種類がいてわからない人はずっとキジには出会わない。 わかる人は奇人か変人か軍人だ。 キジはすぐそこらにざらにいるんだが、いたってからなずしも見えるわけ…

鳥見マジック

鳥見というのはいわばギャンブルだ。わたしはそう思っていた。 それは運不運に左右されると言う意味においてだが、しかしある人たちにとってはそれは必然に過ぎない。 意図した鳥に出会う確率が限りなく1に近い人たちがいるのだ。 そしてそれも驚くべきやり…

見れども見えず

今日も今日とて達人たちに手取り足取り初見の鳥たちを撮らせてもらった。 でも、ほら、そこにいるだろうといわれても何も見えない。 ド派手なキジでさえ10メートル先にいるのが見えない。キジは明日また再チャレンジするので置いといて、なんとお猿の山に…

處々聞啼鳥

またな 気はやさしいんだな 決めてるじゃないか たまにはじっとしとけよ よく努めてくれたなあ

ジョウビタキの春

ジョウビタキは秋の季語という。 オスのジョビちゃんはあまりパッとしないスタイルで食指をそそらなかったが、春になって俄然存在感を増してきた。 なんともダンディーで緑や花にもよく映える。(少し手を入れはしたが。) このままもうお別れなのはなんとも…

遭遇率100%の幸せ

大分前から鳥見といえばヤマセミ基地からということになってしまった。 取りあえずビールからといったようなものかね。 ヤマセミを撮って、まず一品ネタを確保しておけば後はボウズでもかまわないというちょっと姑息な鳥見渡世術が身に付いてしまった。 とい…

♪もしもピントが合ったなら~

♪もしもピントが合ったなら 写したすべてをネタにして きみにびらかすことだろう だけどデジスコじゃ仕方がない きみにやかせる腕もない 心はいつでも半開き ボケ・カブリ ショットが残される アアアーアアア・・・ 残される~♪ 野鳥というのはやっかいなも…

恋の季節 カイツブリ編

ヒクイナを待つアングルにカイツブリがキロキロキロッと鳴いて入ってきました。 頬の色が赤茶色に染まっています。 朝方、対岸で2つがいが餌を獲っていました。 撮りにくい鳥ですが、婚姻色のおかげです。 すぐに退散。 弁足が見えます。 なにか気配を感じ…

タカイナ ヒクイナ スゴイナ

昨日は久しぶりのフィールド出動。 どんな仕掛けが待っているか期待に胸をふくらませ、まずヤマセミ基地へ。 ヤマセミが小手調べなんて、レベル タカイナ。 水かさが増してフカイナ。いつもの浅瀬の鳥たちも姿を見せない。 サポートさん(特に名を秘す)から…

ほぼ混浴

乏しいネタでつないできましたが、明日はいよいよフィールド再チャレンジです。 デジスコではだんだん厳しくなる被写体に移り変わる季節ですが、至近距離、高解像度のショットめざしてがんばるどー。 メジロの行水 誰も見ていないかしら 気張るのもつかれる…

写したくない写したい

ヒヨドリは精悍でフレンドリーではあるがやかましい。 どこにでもいて他の鳥を追っ払うので迷惑だけど、ネタがないときはしばしばお助け鳥になる。 花が好みで花の咲いているところにいけばきっと来る。 5メートルくらいまでは近づけるが頭からしっぽの先ま…

恋の季節

メジロはカップリングの季節らしい。 庭ではメジロが♀の争奪空中戦をくりひろげていて、一時もじっとしていない。 ♂は♀の前で求愛する。 小刻みに羽を震わせながら。 ♂同士で戦って破れたものは眉間に名誉の負傷 嘴の付け根に出血 前額に まだまだ 脱毛症が…

気象予報士ジョビ子

ジョビちゃんは空を見上げていることが多い。 これからの天気を占っているのか。 帰る潮時をはかっているのか。 猛禽類の襲撃を警戒しているのか。 でもその仕草は可愛い。 2月 2月 2月 3月 10月 11月

こんなオン名に誰がした

シロハラは改名したいと思っている と 思う。 こんないい加減な、何の変哲もない名前をつけやがってと思っている と 思う。 はじめて目にしたときはさぞかし優雅でユニークな名前があるものとワクワクしたが名前を知ってなんだかなんの取り柄もない平凡な鳥…

シロハラ仁義

公園のシロハラは一匹狼が多い。 シロハラ同士の縄張り争いがしばしば見られる。 オレのシマに入るんじゃねえ。 ああそーかい。 じゃぁにぃーと見せかけて。 鳥なら空中戦で勝負だ。 急降下ヤマセミ戦法。 やっぱ跳んで帰るわ。

椋鳥の夢

いよいよネタがなくなった。 今日は仕事の前に公園を一回りして来たけれど、天気も悪いし、梅の花も散って、射程内に鳥の姿はなかった。 iPhotoの隅をほじくりだして居残っていたムクドリをアップするけどなんか意味があるかしらん。 皆勤賞もドロップアウト…

止めてくれるなおっかさん

背中の模様が泣いている このところ取り込み中でやっつけ仕事しかできない。 で、ちょっと公園にいって2、3、見繕ってきました。 ヒヨドリの色柄は結構シックです。 ツグミも スズメも シメちゃんも

ヒドリガモの涙

別れましょ オレのどこが気に入らないんだ いきなりそんなこといわれたって 冷たいこというなよ なにもいわないでもう行って あっちでだれか誘ってるわよ そう簡単に右から左というわけにいくか 尻の白いのに興味はないさ

赤と黒

赤い嘴と黒っぽい羽のシックな取り合わせに魅せられ野鳥にはまりました。 たまたま空いた時間に鳥見ポイントを探していたら、水鳥の中にバンがのんびり水草を食んでいるのを見つけました。 じっとしていないのでピント合わせに手こずりますが、あまり人目を…

故郷は遠きにありて思うもの

そろそろ帰り支度を始めんとなあ 故郷の空もエメラルドブルーかなあ あーいやだ帰りたくねー。ここでこうして寝ていたい。