2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ブッポウソウが子育てを始める頃、あたりをアキアカネが飛び始める。 餌は十分だなと思うけれど、ヒナに運ぶのは色々とバライティーに富んでいた。 ヤンマをよく運んでいる時は豪勢だなと思う。 甲虫だとカルシウムなどのバランスを考えてるのかなと思う。 …
ヒナはもう向かいの楠の木の高いところに止まっていた。 メスの親とヒナの3羽だったが、オスの親はまだ定位置にいた。 それはまだ残っているヒナがいるということらしい。 翌日やはりもう1羽が出てヒナは4羽になっていた。 まだオスの親は元の場所だった…
北海道から帰って早速アオバズクの営巣場所の神社を訪ねた。 洞の近くにメスの姿があったので巣立ちも近いと思ったが、それからが長かった。 カラスがいるので十分独り立ちできるまで出さないのかね。 16日目にやっとヒナ達の姿を見ることができた。
なんか涼しいネタはないもんかしら。
ずっとこの森にいたいと思った。 もっといろいろな出会いがありそうだった。 最後の最後になって、オスのアカゲラも姿を現した。 カラスにやられたらしいとも聞いていたが、やはり残ったヒナが気になっているらしい。 ヒナに近づくのは見れなかったが、満た…
10日目 千歳〜青葉公園〜新千歳空港〜福岡〜大分 1日延ばした帰路のおかげで、それまで撮りあぐねていたアカゲラは撮り放題になった。 営巣場所を教えられた前日、2羽のヒナが巣立ちしたとのことだったが、彼らはカラスの餌食になったらしい。 モラトリ…
ポンコツ爺の二人組が曲がりなりにも最終日を迎えられたのは、奇跡に等しい。 帰りの便までたっぷり時間ができたので、空港にも近い青葉公園に出かけた。 アカゲラくらいはクリアできるだろうと皮算用していたが、バーダーさえ全然現れない。 散歩の人に聞け…
北海道に行くといえば、クマゲラと相場は決まっているらしい。 クマゲラの巣立ちの情報にヤキモキしながら、それが途絶えた頃にスケジュールを組んだので、一縷の望みを抱いて一番北の利尻島を入れたわけだ。 臆われひとと尋めゆきて 涙さしぐみ帰りきぬ 写…
冬鳥のオシドリを繁殖地で見る。 こんな出会いも今回のツアーのサプライズの一つだった。 最果ての島の森の奥深くの沼の倒木の上で親子が睦まじく暮らしていた。
夏の北海道の定番といえばノビタキ、ノゴマ、コマドリとわたしの中では 決まっている。 ギンザンマシコ、クマゲラ、・・・という説もあるが、これはやや時期を失していたようだ。 花とのコラボは堅いという下馬評もあったが、想定外は鳥見の常、それで挫ける…
稚内の町は霧雨に包まれていた。 晴れ男の相棒が涙雨やわと打ち萎れた。 どのみち飛行機の減便で、帰り一便早めたので近辺での時間はなくなった。 利尻島へのフェリーからはたくさんの海鳥が見られたがデッキにはとても出る気になれなかった。 島に近づくに…
北上するオロロンラインはハマナスとエゾカンゾウの真っ盛りだった。 左手に日本海、前方に白い恋人利尻島が誘う。 単調さもここまでくると快感になる。 探鳥はさておき、ラヴェルのボレロのリズムに浸りきっていた。 6日目 天売島〜羽幌〜オロロンライン〜…
ケイマフリはアイヌ語で赤い足。 海上ではガビチョウのような白メガネで一目瞭然。 この島でも700羽しかいないのでこの日のように100羽以上も群れが見られるのは珍しいとのこと。 他にウミガラス、ウミスズメも遠くに見えたらしいけど、捉えられなかっ…
ウトウとはアイヌ語で突起のこと。 嘴の付け根に突起のあることからついた名とのこと。 天売島の周りを席巻していた。 漁船なんぞは怖がらない。 フェリーからでもよく見えた。 姿も習性も本当にユニークな鳥だった。
天売島の夏の海は驚くほど穏やかだった。 朝6時出航のタコ漁船栄丸のクルーズに乗った。 他に若いカップルと島で野宿したという若い女性を加えた5名が参加者だった。 島を反時計回りに約1時間で回る。 海に出るとすぐにウトウの群れが、沖の方まであちこち…
天売島は周囲12kmの小さな島、ゆっくり回っても30分ほど。 でも目の前でいろいろな鳥との出会いがある。 シチュエーションも岸壁、草原、森とさまざま。 ただ、じっくり待たなければいい出会いは期待できないようだ。 いつかまたゆっくり来よう。 通りすが…
天売島赤岩周辺のイタドリの群生地はウトウの世界最大の繁殖地だ。 約40万個の巣穴があって、それぞれ一番いがヒナを育てている。 昼間は80万羽の親鳥が沖に出て餌を捕っている。 そして夜、餌を奪われたり、襲われたりする危険がなくなった頃、イカナゴ…
赤岩のデッキに立つとハヤブサのヒナの鳴き声が聞こえてきた。 親ハヤブサの姿もあって、飛翔を促していた。 岸壁にはいろいろな海鳥が営巣しているから、ハヤブサにも絶好の営巣場所ではある。 バーダーにも背面ショットにはお誂えの場所だった。
デッキから150m下の海面を覗くと吸い込まれるような海の青さだった。 目を凝らすと豆粒ほどの黒い点の動くのが見えた。 ビノキュラーで見るとウトウのようだ。 ハトくらいのサイズだから肉眼では識別できない。 さらに探すと岩場の周りには何十羽ものウト…
天売島に上陸して軽バンを借りて島の周回道路を進むとすぐにウミネコの繁殖地がある。 路肩までわんさか出ている。 これはあまり興味はなかったが、一応敬意を表しておく。 もうヒナも大きくなって黒いやつがあちこちにいる。
フェリーが羽幌港を出て天売島に向かうデッキの上から早速ウトウやケイマフリの鳥見ができた。 霧に霞んでいた天売島も近づくにつれて青々とした姿を表してきた。 5日目 羽幌〜天売島 1〜数羽のウトウが海に浮かんでいて、船が近づくと潜って消えるか飛ん…
鳥はいなくても、一時一時が至福の時間だ。 鏡池にうつる旭岳 遊歩道 美瑛方向 摺鉢池 姿見駅に下りる雪渓 旧花田家番屋 道の駅おびら鰊番屋 日本海に沈む夕日
今はまだ9時が始発のロープウェイで標高1600mの姿見駅に再度上がる。 本日も晴天なり。 第3展望台に行くと2時間半かけて歩いて登ったという昨日のバーダーさんがいる。 まだオスは出ていないらしい。 そのうちメスとオスが数十秒づつ1、2回現れた。…
ともかく北海道は雄大だ。 野鳥をおいても豆粒にしか見えない。 一応超望遠は持ってきた。 旭岳温泉に早めに着いたので、下見にということで午後に旭岳ロープウェイを上った。 10分後には雪渓と高山植物のお花畑が広がる中腹に立つ。 雪渓や遊歩道を歩いて摺…
野鳥がいるのかいないのか、ロートルの目や耳が節穴なのか、景色は最高なのに野鳥の動きは物足りない。 まだ先は長いと、とりあえずノビタキの飛び出しをゲットしておく。 いや地元ではとても目にできる代物ではないのだが、あとはチェッなんだノビタキかと…
北海道の平野は、新緑の広葉樹林が見渡す限り続いて、その中を真っ直ぐな道路が貫いている。 勝手ががわからないものには、どこでも鳥見ができそうだが、緒が見つからない。 丘陵部は耕作地で、ハーブ園やジャガイモ畑のうねりが続く。 それらを横目に鳥影を…
北海道には九州とはまた違う雄大な或いは奇異な風景が止めどなく現れる 相棒が風景写真も得意としていてここを見たいという。 ここに流れ込む川に硫酸アルミニウムが溶け込んでいて、青以外の色を吸収するために空の色を映してより青く見えるわけだ。 いわば…
北海道遠征のミッションはギンザンマシコ、ウトウの帰巣、クマゲラ、夏の花と鳥のコラボ、そしてささやかにアカゲラだった。 ただそろそろ営巣時期も終盤で、必ずしも姿を見せるとは限らない懸念はあった。 ガイドを頼むのはウトウの天売島だけだ。 あとはネ…
昨年のオホーツク沿岸の探鳥に味を占めて、今回は西側を周った。 北海道と言っても九州7県よりも広い。 3、4カ所のポイントを回るだけでも、ほとんどが移動時間だった。 出だしでぎっくり腰1人と初めから腰痛のロートルの2人旅だから何が起こるかわから…
今回の旅も最終章。 よく持ったと自分ながら感心する。 もの忘れも思い込みも二人でカバーし合えば怖くないと勝手に思い込んだロートルバーダーの珍道中でした。