2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
以前にケリがカラスを追っ払っていた場所に立ち寄ってみた。 道路脇に車を止めて見ていると、親ケリが鳴き始め促す先の土塊の間に小さく動くものがある。 1羽の幼鳥だった。 親鳥についていたのはその子だけだった。 他の子はもう天敵にやられたのだろうか。…
萩から10時20分着の高速船ゆりあで島に渡る。 帰りの見島発14時15分の便までの4時間の探鳥タイム。 折悪しく雨が降り始める。 役場で電動自転車を借りられたが、荷物を抱えたままなのでハンドルがおぼつかない。 八町八反の狭い農道は肝を冷やした。 途中で…
萩から見島まで70分、その間ずっとオオミズナギドリの姿があった。 中間点当たりでは何百羽もの大きな群れが飛び交い、あるものは海面に浮かんでいた。 もっとウミスズメやオオハムなどが見たかったが、それらしき影は見たものの船窓からではすぐに視界から…
この一人旅は、広島に住んでいる学生時代の友人を慰めるのが一つの目的だった。 同じ地域に住んでいた共通の友人がつい先日他界して、その訃報と一緒につらつらと心細さを訴えられた。 大分弱っている気配なので、その様子見と一緒に鳥見を企てたというか、…
山陰の海をなぞって北上した。 どんな狙いがあるのか自分でも分からないが、鳥は何にも見つからない。 しかし、海は青いし ねーちゃんはきれいだ ワーワーワッワー 当然、被写体は見つからない。 しかたなし、鉄ちゃんに擬態した。 鳥取行きスーパーまつかぜ…
たまには渡り鳥のように
そこにいてくれるだけでいい 黙って飛べばもっといい
これで胸がちょっと赤ければ、立派な珍鳥なのに、如何せん数が多すぎて、ネタにもしてもらえん。 そんなことはない。 立派な繋ぎです。
最初ヒバリシギと思って撮っていると、次々に現れて20羽近くになった。 そこに来た地元のバーダーさんにあれはウズラシギと正された。 今は夏羽でウズラよりはもっときれいだ。 なかなかキンポウゲやタンポポの方へは行ってくれない。 でもライファーだし…
コシャクシギは苅田や草原に降りて、主に昆虫類を食する。 でも田んぼなら蛙もミミズも芋虫もいるだろう。 別に法律で決められているわけでもないから、やはり遠慮なく食べていた。 」
コシャクシギに初めてあったのは、今からちょうど11年前の4月だった。 フィールドで偶然出会った先輩に、鳥見の手ほどきを受け始めた頃だ。 地元に初飛来したという1羽の小さなシギを、コンデジから変えたデジスコで、ただ撮りまくった。 それから近場で…
名前なんか関係ない。 わたしはわたしだ。 わたし自身を見てくれ。 オスだってクロジじゃないよな。 黒いホオジロ類という意味らしいけど。 もっといい名を考えて。
この鳥をみると、なぜかこのタイトルの昔の映画を思い出す。 クロジという名はあってもなくても同じだ。 貧しくというのは無欲でストイックということ。 そして密かに美しく生きている。 1年のほんの数日しか会うチャンスをもらえないけど、自分の生き方さ…
脱いでもと言いたいところだが、脱ぎようがないので。 いやぁー、夏羽ってホントにいいもんですね。 何、似たようなショットばかりでつまらん? 次、頑張ります。
何年か前に夏羽のオオソリハシシギの群れを見て感動したことがある。 また、遭遇することを願っていたが、地元の河口に、雨の朝8羽が飛来していた。 中にやや小型のシギが混じっているが、遠くてよくわからない。 ダイゼンにしてはまだ全然黒くない。 幼鳥…
県北のケリの営巣地を覗くと1羽がカラスを追い払っているのが見えた。 抱卵しているメスを守っているのに違いない。 別の場所で番らしき2羽を見たから、今年は厳しい環境にもめげず、2番は営巣してくれた。
週末は湖畔のキャンプ場やフォレストアドベンチャーが賑わっていて鳥の声もかき消されてしまう。 この日は割と静かで鳥たちの領分はそれなりに喧しかった。 久しぶりに数十羽のアトリの群れにも出会った。 なんとか山桜とのコラボが果たせたような果たせなか…
奥別府は山桜が今盛りだ。 もう山桜とコラボしてくれれば、スズメだろうがホオジロだろうが、なんでも構わないと、湖畔の山桜の近くで待っていた。 するといきなり眼前の幹に何やら止まった。 そこらにいたツグミかヒヨドリかと目を凝らすと、なんとクロツグ…
ヘラシギと書いて釣るようなことはもうしない。 青い空青い海白いサギ、それで十分だろう。 県北にも3、4ヶ所でクロツラヘラサギ、ヘラサギが越冬してくれた。 ここはヘラサギばかり10羽がいた。 頭を上げてくれたら冠羽がかっこいいんだが。 でも何かに…
ネタが切れたらクロサギに頼めばいい。 絵になるし。(そう思ってるのわたしだけ?) 年中旬だし。(今はヒジキの刈り入れ漁) そんなのサギだと思うなら、ちゃんとしたネタ教えてよ。
今はこどもにだってかわいいとかいってはハラスメントになりかねない。 まだ鳥にならいいのかしらん。 ユニークな鳥が好きなのはどういう心性なのか。 かわいいんだからすっかたなかんべさ。
今頃はもう夏羽のオオソリハシシギもかなりの数になっているだろう。 数週間前のショットなのでまだ走りの頃だ。 上げる時期を失して、ネタ枯れのこんな時期になってしまった。 まだ大授搦に行けば同じような光景は見られると思う。 ともかく壮観で心が震え…
桜の中でヒヨドリが騒いでいる。 花の蜜か花びらか、風流だなと思って撮ってみると、なんだ花にくる虫だったという、ただそれだけの春の午後。
大潮の満潮時になると干潟が水没するのでシギチの群れは潮を避けて舞い立つ。 そろそろ渡りの鳥もちらほら入るようになったが、3月末は越冬組がほとんどだった。 ホウロクシギは陸には上がらず有明湾を旋回してくる。 ツクシガモは別に海の上でいいようだが…
桜には訃報が似合う。 散る花とか花筏のイメージからか。 友人が久しぶりに会っとこうやという。 電車で来いというが、車で行こうか迷っている。
前回の更新に、タイトルを間違えてシギとつけたばかりに、かなり顰蹙を買ってしまった。 このオジロトウネンのことが頭にあって間違えたのか、耄碌のせいか、多分後者だ。 これがホントのサギだね。 ブログもあまり脳活になるわけではないのかな。 楽しんで…
夏鳥なのか留鳥なののかわからないけど、このところよく見かけるようになった。 他の旅鳥に混じっているのは多分南からやってきたものだろう。 眼輪の金色が眩しい。 正面の怒ったような顔もかわいい。 やはり小さい方がかわいいな。
クロツラヘラサギにはあちこちで出会う。 この哀愁漂うインパクトはいつまでたっても変わらないし、愛着も湧いてくる。 なんとかきれいに撮りたいけど、滅多に映える場所にはいないか、眠っている。 もうそろそろ移動の季節がやってくる。 いつまで来てくれ…
ヘラシギはそばで見ると意外と小さい。 水鳥はどれもそうだ。 水面に比べるものがないせいか。 麦畑のはずれに佇んでいたがやっぱり大きく見えた。 貫禄だろう。
溪を覗くとまだオシドリは発っていなかった。 春の雨の後早くなった流れに逆らって戯れていた。