いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

春雨じゃ濡れて行こう

萩から10時20分着の高速船ゆりあで島に渡る。

帰りの見島発14時15分の便までの4時間の探鳥タイム。

折悪しく雨が降り始める。

役場で電動自転車を借りられたが、荷物を抱えたままなのでハンドルがおぼつかない。

八町八反の狭い農道は肝を冷やした。

途中で引き返し、船着場の待合所にバッグは置いたまま、再びカメラだけ持って再出発。

前回の記憶を頼りに走り回るが鳥の姿はほとんどない。

足元からジシギらしき鳥が飛び出したが、遠くに飛んで見失う。

やっと農道のはずれの電線に止まっていたコムクの群れを見つけてカメラに収めた。

本村周辺をずぶ濡れになりながら何度も回ったが、これだけが唯一の収穫だった。

やはりピークはゴールデンウィークあたりだったか。

1時間残して自転車を返し、待合室で明日の予定を考えた。