いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

続チャバネコウハシショウビン

コウハシショウビンに初めて出会った時には、その鮮やかや彩りに陶然となった。 チャバネコウハシショウビンの方は地味だけど、マレー半島の西岸のマングローブにしかいないので、タイのどこにでもいるコウハシショウビンより出会いは限られている。ガイドは…

第3日 Phang Nga県 チャバネコウハシショウビン

日数と見たい鳥をいっておくと、ガイドがそれに沿ったプランと予算を立ててくれる。 雨季だし、鳥見自体が水物だから、臨機応変にできるように、ポイントも宿も大雑把なものだ。 クラビの方に南下しながら、Phang Nga県にいくつもある国立公園を適当に回って…

第3日 再びPhang Ngaのマングローブヤイロチョウ

3日目午後は再びSri Phang Ngaから南下して、マングローブ公園に寄って、アカショウビンとマングローブヤイロチョウを探した。 どの鳥もみな営巣中らしく反応がない。 ここもマングローブヤイロチョウの営巣場所は公然の秘密らしかった。 売店のすぐ裏手の…

第2日 Sri Phang Ngaのミナミヤイロチョウ

スコールの中、Sri Phang Nga国立公園内の鳥見は不首尾に終わった。 まわりのゴム園でミナミヤイロチョウ(Blue-winged Pitta)の声がするが、なかなか姿は現さない。 ともかくこれを狙おうということで、Parさんがあたりを探索し、一軒家の農家のゴム園で営巣…

雨季の南タイ遠征記 第一日マングローブヤイロチョウ

7月の12日から25日までタイに出かけた。 タイの鳥見は12月~3月がベストシーズンということだが、こちらの生業の都合が先だから仕方ない。 バンコクで虫撮りの娘と合流し、翌朝プーケットに発った。 空港でおなじみのガイドのParさん(Wild Bird Eco…

わたしの赤い鳥

鳥の名前は残念なものが多い。 似たような鳥を区別することが主眼だろうから仕方ないと思うが、鳥の特徴や美しさ、来歴といったことが欠落しているのが釈然としない。 青い鳥がクロエリヒタキだったり、このわたしが恋い焦がれた赤い鳥がルリオタイヨウチョ…

渡り鳥すぐ還る

これまではなんとか凌いできたけれど、バックアップしてない最近のファイルが壊れてしまい、鳥見も不調だと、こじつける材料も尽きてしまった。 どのみち明後日から、これまでで最長の2週間の休暇に入るので、無理することもないのだが、一応断っておくのが…

Just Brooding In The Rain.

多分、野鳥にとって、梅雨時は繁殖に好都合なんだろう。 雨のシトシト降る鬱陶しい時期には、ノコノコ鳥見に来る鬱陶しいバーダーならずとも、卵やヒナを狙う天敵も士気が落ちていると思っているかもしれない。 しかし、そんなことでネタ探しを諦めるような…

雨のアオバト

梅雨時のネタは雨と絡ませて旬である。 雨のち晴れの予報を真に受けて、PCから取り出せないというか、復元ソフトでもファイルが壊れていますとの判決で、もう戻らない幻のアオバトショットの撮り直しに出かけた。 しかし、晴れどころか雨がだんだん強まって…

サギの兄弟喧嘩はバーダーも喰わない

サギ山をネタにするのは安易である。 なんの工夫も苦労もいらない。 ただ撮ったというだけのこと。 おまけにたいした絵にならない。 糞だらけで汚い。 ヒナはあんまり可愛くない。 下から見上げるからうまく全身が見えない。 季節が悪い。気分が悪い。 雨か…

蜻蛉撮り昨日はどこまで行ったやら

うちの家族はわたし以外は、どちらかというと虫好きである。 わたしも虫を撮らないこともないが、虫撮りは年寄りには辛気臭いという思いがある。 小さいものは見えないし、立ったり屈んだりはもたないし、じっと待っていれば来るというものでもない。 おまけ…

田園に帰れ

コバネヒタキ♀(Aug.2014,Doi Inthanon NP,Thailand) タイには何度かいったが、というと海外体験が豊富と思われるかもしれないが、タイ以外にはボルネオに1回行っただけだ。 それも時間を持て余すようになったここ数年のことである。 行ったと言っても空港…

うちの女房にゃヒゲがある(クロエリヒタキ)

クロエリヒタキ♀(Aug. 2013 Kaeng Krachan,Thailand) 旬の(?)地元ネタはハードディスクの底に沈んだままなので、泥縄で近場漁りにいってみたが、昼時はなんだって出が悪い。 じぶんの蒔いた種だから仕方ないが、バックアップディスクから見繕うのも、え…

鳥見は⚪️⚪️である

よく「あなたにとって⚪️⚪️とは何か」と問うアホなインタビュアーがいるが、それはただ言い換えを問うているにすぎなくて、むしろ歪曲にしかならない。 わたしも鳥見は人生の縮図であるとか、高尚なギャンブルであるとかいってはみても、それはそのときの氣分…

Just Birding In The Rain

ドイアンカーンのコシジロヒヨドリ タイ北部のミャンマー国境の山々は、年中霧に閉ざされた雲霧林、モスフォーレスと呼ばれる原生林です。 それでも雨季乾季はあって、幾分違うようですが、鳥事情は渡りや繁殖期とかの関係で全く違います。 わたしが行けるの…