2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
幸せの青い○○三部作としては、昨日のミンミンゼミで完結している。 セミファイナルの姿では、哀れを催す向きもいるかもしれないが、こんなターミナルステージを迎えられるセミはまさに天寿を全うした姿で、見事としか言いようがない。 まだ陽があったので、…
地面に落ちて死んだように見えるセミを触ろうとすると、いきなりバタバタ・ジージー暴れ出すことがある。 この状態をセミファイナルという。 あの娘はセミヌードで、ベッドはセミダブル、いざとなったら俺はセミリタイアだった。 わかるかなぁ、わかんねぇだ…
オオルリボシヤンマは大分では準絶滅危惧種だという。 久住の湧水池で出会った絶滅危惧生物の調査員の方が教えてくれた。 写真に撮れますかねというと、オニヤンマより動きが遅いから、連射すれば大丈夫と請け負ってくれたが、なかなか難物だった。 止まった…
鳥の代わりに蜂というのもなんだが、虫だってちゃんと書庫も用意しているわけで、既定のコンテンツなのだ。 なんとか運を掴むきっかけにと、南阿蘇まで出かけてみたが、幻に終わった。 去年いたなら今年だってと、県民の森に行ってみると、ブルービー用のラ…
やまなみハイウェイ、九州横断道路が開通したのは、わたしが学生の頃だった。 道路が開通して、その出発点の実家のあたりも急速に変わっていった。 それまで、湯布院より先の風景を知らなかったものが、手軽な行楽コースになった。 地元に戻ってからは、年に…
鳥はどこへ行った。 いや、花はおそかった。 かおるちゃーん。 それは美樹克彦や。 ルリモンハナバチはどこへ行った。 ビジターセンターのスタッフの方に情報をもらって、炎天下、野草園で待ったけれど、姿を現さない。 やはり、朝と夕方かしらん。 ブルービ…
ブルービーが帰ってきたという報道を見て、猛暑日の週末、南阿蘇休暇村のビジターセンターへ。 前日にはいたというルリモンハナバチ、ハッチョウトンボ、オオムラサキはとらえきれず、ただ秋の野草と別の虫のコラボで満足するしかなかった。 それならそれで…
アオアシシギに出会えるポイント。 他のシギたちの渡りが始まっても、一応ここをチェックするのが、頼りにしているバーダーの慣いである。 ここに行けば一ネタ稼げるという安心感が、自転車操業鳥見ブロガーの惰性を支えてくれる。 ただバーダーの先行きは心…
寄藻川河口のあちこちに、ソリハシシギが三々五々、採餌したり、休憩したりしていました。 やはり、若干疲れた様子が伺われました。
近くの磯に、いの一番にやってきたのはやはりキアシシギだった。 秋の渡りの知らせはあちこちから届いているが、ここは必ずしも正規のルートではないだろう。 小群向きの、キャパシティーの少ないポイントだから。 緊急避難ではそうは言っていられないだろう…
夏の間、咲き誇っていたハンカイソウやユウスゲ、シモツケソウなどは終り、特に目立った花はない。 しかし、目をこらすと秋の花がそこここに咲き始めている。 湿原の入り口近くの木道沿いには、ヒゴタイが青い鞠藻玉を持ち上げている。 2株のマツムシソウの…
ヤマセミに会ったら、後は道草。 でも、道草も本命も別に差はない。 要するに出会いの喜びがあるかどうかだ。 鳥でも花でも虫でも、見えてなかったもの、見たことがなかったものを見ようとすることに意味がある。 それが命あるものの声なき声を聞くことだ。 …
樫原湿原が本命ではあったが、どの道、鳥ネタとしては寄り道である。 サギソウだからまさに道草である。 湿原なら、地元にも猪瀬戸やタデ蓼原湿原があるけど花の時期はもう遅い。 標高がこちらの方が低いのかも知れない。 サギソウは満開だった。 湿原を維持…
別にジャグリングの練習をしているのではありません。 木の枝や葉を魚に見立てて、漁と調理法の練習をしているのです。 もう、堂に入っています。
川上峡には色々な鳥がたむろしている。 川を覗くと、七瀬川同様、魚影が濃い。 ヤマセミの漁は、どこか他のところでやっているらしいが、若たちはここで水浴びや練習をしている。 それを、やはりここで漁をしているササゴイの若が縄張りを主張して追い立てて…
サギソウの群落やハッチョウトンボで名高い樫原湿原に出かける途中、川上峡の道の駅をのぞいて見た。 すでに地元のバーダーさんがヤマセミを狙っていた。 朝5時半にはもうよそで漁を終えて、ここの岩から水浴びをしているという。 2羽の若が追っかけっこを…
ハーブというのは虫を魅する吸引力を持っているらしい。 植物というのはもともとそういうものなのかも知れないが、バーダーにもネタを提供するほどの魅力が確かにある。 そのショットに何かあるかどうかは別のことではある。 それらを十把一紮にしてしまうの…
今日は樫原湿原へ花虫撮り遠征で、iPadから更新。 当然鳥ネタはありません。 で、以前ゲットしたオヤニラミさんのご機嫌うかがいをかねて、福岡泊。 人の気配ですぐに姿を現します。 アリアケギバチさんは、まだ恥ずかしがって、表に出てくれません。
コチドリはコチ・ドリじゃないんだ、コ・チドリなんだと知ったのは、そう昔のことではない。 コチってなんだろうと、ずっと頭の隅で思っていた。 何かありそうで、そのくせなかなか思い浮かばない。 その謎が解けたときは、拍子抜けがしたというか、思い込み…
アオアシシギはこのポイントでは、ふつう1、2羽で見ることが多い。 今は埋め立てられた、近くの塩田跡ではアオアシシギの小群がしばしば見られたが、もう群れの飛翔も見ることはないかも知れない。 先日は番い?でいたが、前に見ていたのとは違うのだろう…
ソリハシシギ、キアシシギはここでもしばらく見なかったから、多分渡りの先陣だろう。 大きな群れが入ることはないが、数羽の群れが立ち寄っていることが多い。 彼らの嗅覚というか、休息地を探知する能力は大したものだ。 年中、カニやゴカイが豊富な餌場だ…
台風5号が来ると、帰れなくなる恐れがあるので、予定していた県外遠征は諦めて、せめて、近場も進路から遠ざかってネタ探しをすべく、県北を目指す。 台風逃れの迷鳥狙いと意気込んだが、県北は日が差すほどの真夏日。 渡りの時期の沿岸ポイントを探るが、…
辺りを睥睨しているサギがいる。 なんだか偉そうな奴がいるなシャッターを切ったが、かっこいいというか、変質者風というか、ただの羽干しというか、虫干ししているアオサギだった。 ほんとのところはわからない。 自然も人の主観や都合で何にだって見える。…
七瀬川の流れを見て、水がきれいだとか、遊びたいと思う人はそこそこいるにしても、それがどれほど多くの命を育んでいるかということに、想いを馳せる人は、そう多くはあるまい。 かくいうわたしも、ヤマセミ、カワセミに魚がいることを教えてもらうまでは、…
行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 方丈記 川も虫も魚も鳥も人も、みんな変わる。 全ては刹那に生きている。 ヤマセミ基地の方丈から眺める光景も、うたか…
ユウスゲとのコラボでさえあれば、なんだって絵になるはずだということで、遠くてコジュリンと識別できなくても、まずシャッターを切ることにする。 同定は後でいい。 下手は数打つことが肝要だ。 だが、後で見ればわかるというものでもなかった。 鳥の識別…
コジュリンと違い、コヨシキリはフレンドリーというか、人をあまり意に介しない。 瀬の本高原のユウスゲは盛りを過ぎつつあるが、ハナウドはまだあちこちで咲き誇っていて、たくさんの虫が集まっている。 その虫が目当てか、草の中から、コヨシキリの声が聞…