いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

さあ秋の渡り

久しぶりに県北を覗くと、クリークにトウネンとソリハシシギとキアシシギの小さな群れがいた。 なんとか撮れたのは1羽ずつだったが、いよいよシギチの渡りで賑やかになってくれるとありがたい。 なんとなく我が子と再会したようで目頭が熱くなる。

オオルリボシヤンマの季節

最初に見たのは8月だったので、その2ヶ月も前から池をチェックしていた。 去年は会うことができなかったので、ヤゴがコイにでも食われでもして消えてしまったかとガッカリしていた。 それでも他のトンボはしっかり飛んでいるので諦めきれず覗いてみる。 出…

ブルースビー

ブルービーはどこかブルーなイメージがある。 寄生蜂だということに咎はないが、肉眼で見る華やかさはない。 だから初秋の高地に咲くマツムシソウに合うと信じている。 何度も肩透かしに会い、やっと盆明け1週間目に姿を現した。 まだまだ残暑が厳しく、目が…

ラベンダーセージとブルーベリー

ブルービーは重宝な蜂だ。 鳥の端境期に現れてくれる。 青い花にくると絵になる。 別に幸せを運ぶなんて馬鹿なことはない、自然界の一端を担う寄生蜂に過ぎないが、自然の有り様を教えてくれる旬の1ページではある。

青葉公園夏景色

飛行機から見ると千歳の森は青々とした草原のようだ。 千歳から支笏湖へ向かう道路は森に囲まれて風が心地よい。 バードウォッチングカフェなんてのもある。 千歳に入ったところにある青葉公園は勝手知ったる他人の庭だが、今は閑古鳥でもいいやと時間潰しに…

保護しない人

ウトナイ湖の道の駅の隣の鳥獣保護センターを覗くと休館日だった。 玄関のガラスにストライクした鳥が落ちてきて気を失った。 すぐにバタバタ羽を動かし始めたので、どうしたものかと見ていると目をぱっちり開けて首を起こしている。 これは北海道だから、エ…

旅立ち前?のノビタキ

釧路湿原から千歳に向かう道東道路のSA日高平原で休んでいると、傍らの畑でノビタキ♀が採餌していた。 手持ちのカメラでしばらく遊んでもらった。 やっぱり鳥がいると落ち着く。 なんだかんだ言って鳥しか見てないんだと気付く。

釧路湿原 デッカイドウ

大雪山で涼んでいてもよかったが、時季を失していても一度釧路湿原が見たかった。 黙々と湿原展望台や温根内の木道を歩いた。 流石に鳥見をする人はいなかったが、ともかくこの目で見ておきたかった。 ただの草原に見えるが、棒を差すとずぶずぶと4、5メー…

大雪山国立公園〜釧路湿原

ひとの道中記くらい退屈なものはない。 端折っていこう。 大雪高原温泉から森の中のダートを10km降りR273に出て南に向かう。 三国峠からの大雪山大樹海 糠平湖の道路脇にいたエゾジカの親子 タウシュベツ川橋梁跡 阿寒湖畔エコミュ=ジアムセンターのイト…

大雪高原温泉のヒオドシチョウとミヤマアカネ

大雪高原温泉は樹海の未舗装の山道を10kmほど登った標高1230mのところにある。 娘はここを起点とする高地湿原の沼めぐりを目論んでいたが、ヒグマ情報からとば口までと制されて諦めた。 鳥の声は山荘付近ではあまりしなかった。 山荘の裏の噴気が上が…

大雪高原温泉のクジャクチョウ

娘はここで4時間コースの沼めぐりをする予定だったが、最近ヒグマが出たので1時間の往復しかできないということだった。 わたしは足を引っ張って止めすぐに山を降りることにした。 山荘の周りにはフジバカマが群生していて綺麗な高山チョウが乱舞していた。

朝焼けの虹

2日目の夕方、大雪高原温泉に着いた。 1日目に止まった旭岳高原温泉とは背中合わせになった奥まった温泉だ。 わたしの住む町の温泉とはまた違った野趣のある秘湯だった。 早朝雪渓の残る高根ケ原に白い虹がかかっていた。 前にあるヒグマ情報センター

チングルマの綿帽子

7月チングルマの開花が終わると、雌蕊が伸びてタンポポのような綿毛になる。 直に秋が深まって、チングルマの葉も含めて、全山紅葉する。 無理して鳥を見ることはない。 バーダーがいるはずもない。 登山道修理のボランティアの人たち

旭平のルリボシヤンマ

一昨年鳥見に来たところだ。 娘はどしゃぶりの雨の中2泊3日で縦走したリベンジがしたそうな風情だったが引き止めた。 涼しかったがわたしたちはゆっくり眺めを楽しみながら高山植物を鑑賞しながら半日を過ごした。

青い池のルリボシヤンマ

娘から夏休みが取れたので急遽どこか行くからついてこないかとメールがあった。 涼しいとこならと返事すると、北海道がいいねと、道央の4泊5日の行程を示してきた。 歩くのは嫌だと思ったけれど、登山好きの娘のことだから、トレッキングは外せない。 案の…

更新とは名ばかり

更新を止めるとボケる。 そう信じたい。 強迫観念だろうが惰性だろうが構わない。 継続しようという意志、それがすなわち生きる証だ。 ネタこそ糧だ。 で、蜘蛛の巣はどのカテゴリーに? 台風の目、ブラックホール、虫でもないし、いや虫の居所にしとくか。 …

そうだ閑古鳥をネタにしよう

もののない時代に生まれ育った。 米は買えなくても、食い物は結構そこら中にあった。 その頃わたしの体の半分は芋でできていた。 よその家の縁側で笛吹童子を聴いて胸を弾ませた。 カバヤ文庫を擦り切れるまで読んだ。 だから、ネタがないくらいで落ち込むこ…

立秋と現実

季節の区分が訳分からなくなってしまっているが、県境の高原ばかりはなんとか気配を感じられる。 でも花の開花時期はどんどん前倒しになったり、絶えてしまったりしているらしい。 ここくじう夢広場の秋の草花はまた一斉に咲き乱れ始めた。 自生のものばかり…

青い蜂の季節

高原に次第に秋の気配が漂い始めた。 マツムシソウやノヒメユリ、ヒゴタイ、ヤマユリ、カンゾウが咲き始めていた。 花より団子より青い蜂である。 ブルービーを探し回ってきたが、仲間がミソハギに来るのを上げていた。 早速ヒゴタイ公園に出かけたが、台風…

青息吐息

ともかく更新する。 それが生ける証みたいなものだから。 もうネタの鮮度や熟度に構っていられない。 どっこい、どうやら、どうでも生きている。

気息奄々

趣味というのはやりたいからやるというだけのこと。 ともかくブログのネタを稼ぐこと。 そのためにはいくら時間がかかってもいい、金もいくらかかってもい・・いことはないが。 余生だから稼いだ金は使い果たす。 条件が厳しいほどファイトが湧く。 でもこの…

ツクツクボウシは秋の使者

この猛暑では鳥見を自制するしかない。 鳥の方だって出歩くのを控えているわけだし。 ネタなら庭で1回分くらいある。 後はないけれど。 窓から撮れはするけれど、アブラゼミばかりだ。 ツクツクボウシが鳴き出した。 おっ、小さい秋見〜つけた。

ハスのうてなにスワロー

水田公園がコロナ禍のせいか廃業し、蓮田が稲田に代わっていたが、稲株の間からしぶとくハスが花を咲かせていた。 高冷地なのでちょうど花が見頃だった。 もうカワセミは来ることもない。 ツバメが花の間を飛び交っていた。 ハスの花に止まったショットは見…

ユウスゲはつらいよ

ニホンジカに恨みはないけれど、ユウスゲの花を食べてもらっては困る。 毎年楽しみにして、コジュリンとのコラボを狙うのだが、これはこれでリスクがあるのだ。 高原の天候は変わりやすく、毎日夕立がある。 雷が鳴り始めると避雷針になりたくないので早々に…

嗚呼ユウスゲの丘

いつからかユウスゲの花に止まって囀る夏羽のコジュリンは、去りゆく夏の高原の定番になった。 コジュリンの生息地は九州では限られている。 ユウスゲの繁殖地もこの牧草地が一番見事だ。 ユウスゲとコジュリンのコラボはここをおいては他にない。 嗚呼しか…