いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

そうだ閑古鳥をネタにしよう

もののない時代に生まれ育った。

米は買えなくても、食い物は結構そこら中にあった。

その頃わたしの体の半分は芋でできていた。

よその家の縁側で笛吹童子を聴いて胸を弾ませた。

カバヤ文庫を擦り切れるまで読んだ。

だから、ネタがないくらいで落ち込むことはない。

菊池渓谷にはネタを探しに行ったものの鳥の影はない。

そこが変わらないということが一番のネタだ。

 

明日から娘とネタ探しではない旅行に出かける。

更新はできるかどうか分からない。