2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
バーダーにとっての春先の納屋漁港は越冬したクロツラヘラサギ、ヘラサギ、ボッチになったミヤコドリ、そろそろ夏羽になりかけたカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、本家のミヤコドリのユリカモメ、居残ったオナガガモ、スズガモ、ウミアイサ・・・ だん…
公園の水路でいろいろな鳥が水浴びしている。 カワラヒワやヒヨドリやツグミだが、ビンズイの水浴びは随分長かった。 風呂に長湯やカラスの行水があるように、ビンズイのそれは長くて満遍なく洗って丁寧だった。 今度からはバシャバシャツルツルでバシャツル…
トラちゃんの餌場がキャンパーで賑わい出して出動回数がめっきり少なくなった。 休日明けがトラちゃんの出張るチャンスで、したがってバーダーにもチャンスなわけ。 木の影か根本でじっとしてるけど、そこはそれバーダーの目がそのエロい(?)姿を見逃すは…
ガキの頃、甘いものが恋しくて花の蜜を舐めたことがよくあった。 ツバキやツツジが代表格だった。 オドリコソウやホウセンカも吸った。 甘根なんてものもあった。 だから甘党になったのか。 糖尿病にならなくて幸いだった。 サッカリンやズルチンではなり様…
鳥は花を見て何か思うだろうか。 そういうことを思うのは老バーダーの感傷に過ぎない。 花と鳥のコラボといっても花壇の花は鳥にとって不自然極まりない人工の産物だ。 なんだか花が開いたぞ、そろそろ発ち頃かなくらいは思うのか。 そばに寄ったのはバーダ…
瑠璃色というのは紫がかった濃い青色を言うらしい。 ルリビタキの青は空色に近い。 オオルリの青が瑠璃色に近い。 いつかロクショウビタキビタキというのを撮り逃したことがあるが、あれも神秘的な青色だった。 タイで撮るには撮ったが、くすんだ灰色であり…
国東半島の西岸にあたる県北の海岸がシギチの渡りのルートや越冬地の定番だが、東岸の別府湾にも少しのシギチが越冬する。 糸が浜は遠浅の美しい砂浜の公園だが、それだけに人の気配が多く、ハマシギでも出会うには計算がいる。
オラのショットと茄子の花は千に一つの無駄がないなどというが、撮ったものはとことん使い回すのがオイラの流儀なのさ。 そんな大層なものじゃないけど、ルリちゃんのショットはどれも捨てきれない。 ところでオイラはあまり親の叱言を聞いたたことがない。 …
いつもは数日で通り過ぎるのだが、餌が豊富なのか、気温の関係なのか、次々に別の群れと入れ替わるのか、まだマミチャジナイの群れが公園を席巻している。 別に困ったことではないが、それほどのパフォーマンスもないので、少し飽きてきたが、来季も来るとは…
春は繁殖の季節、カワガラスはもう巣立っただろうか。 男池園地の入り口で餌運びをしているミソサザイを見た。 まだ囀っているミソサザイもいた。 山はまだ雪が残っていたが、久しぶりに暖かかったので足を延ばしてみた。 芽吹きはまだだが、苔の緑が清々し…
飛び出しはもうプロキャプチャーしかない。 まともに押して間に合うはずもない。 写真というのは人の目で認識できないものを顕にする。 人が見てると思っているものは曖昧で修飾された残像の産物にすぎない。 人の目は節穴に過ぎない。
鳥を見ていると時の経つのも忘れてしまう。 鳥が何かやってくれるのを待っているが、敵は微動だにしない。 こっちは貧乏ゆすりしたり何か口にしたりしながら早よ飛べなどと呟いている。 鳥の時間は人の時間より何倍も濃密らしい。 それは心拍数の比で決まる…
オオアカゲラを見たことは幾度かある。 高い木の上とか遠い樹間を飛んでるのとか、とても撮ってものになるようなものではなかった。 頭は黒いからメスだろうが、わたしは差別しませんよ。 向こうから会いにきたんだもん。
青い鳥は魅力的だ。 バーダーはおおむね青い鳥に惹かれる。 冬のルリビタキ、夏のオオルリ、通年カワセミ、イソヒヨドリどれも見れば撮りたくなる。 そのくせなかなか見つかり難い。 青というのは構造色でしかないので、光によって鮮やかさが変わる。 むしろ…
こちらとしては感謝していて、より真実を伝えたいと思っているのだが、向こうとしてはただの傍迷惑な礼儀知らずと思っているのかも。 鳥はそんなことは考えず、安全な距離を保つことに自動的に反応してるだけなんだろう。 わたしが鳥なら公園にしたって、自…
行って待つ。 それだけでネタは完了。 いい季節やなあ。 散々苦労してきたのが馬鹿みたい。 その分ルリビタキの方は餌に苦労してるのかなあ。 でも格好いいなあ。 スターやなあ。
鳥と花とでネタになる、これ定説、ホントか。 今年の冬は鳥が少なかったから、同じネタを煎じ直さねばならなかった。 マミちゃんも通り過ぎたのかと思ったら、気の早い春の花の間にいてくれた。 もうちょっと花と寄ってくれたらもっと可憐に撮ってやったのに…
ツグミ、マミチャジナイ、シロハラに混じって数羽のアカハラがいる。 やはりアカハラに目が行く。 これは何ハラ。 不適切な時代を生きた人間にはさっぱりわからん。 暴力教師やエコ贔屓教師やスケベ教師に慣れ親しんできたせいか。 鈍かっただけか。 アカハ…
彼らもきっと戸惑っている。 季節感がすっちゃかめっちゃかになっているから。 人と鳥が同じように感じていると思うのがおかしいのかもしれないが。 菜の花見ても何も感じないのかも。 確か色覚が違うのだったっけ。 体内時計が壊れてさえいなければ大丈夫な…
人生とは何かと考えたこともある。 すぐに明日の暮らしをどうするかとなって、さらに暇をどう潰すかということになった。 幸い鳥見が窮地を救ってくれた。 暇つぶしったってそれなりのものはいる。 工夫しようたって頭は回らない。 カメラ任せでいいんだが、…
色気のないハゼの木よりも苔のカーペットのランウェイを歩いてくれよと願っていた。 以前はユキビタキで撮らせてくれたじゃないか。 木の実も乏しくなってやっといつものハゼの木の下の朽木に来てくれるようになった。 やっぱり緑が似合うわな。
ミサゴは折角の獲物をよくカラスやトビに横取りされる。 一人で食い切れないほどの獲物だけど、どれほど口に入るのか。 一番可愛そうなのは食われる魚だけど、食物連鎖ということで仕方ないか。 眺めるバーダーが一番人が悪い。
そろそろ旅鳥たちの入る頃かと公園をチェックしている。 赤いお腹の鳥がいた。 アカハラと思ったがそれだけじゃない。 白い眉線のあるのの方が多い。 マミチャジナイの群れだった。 林の中に逃げ込んだらさっぱりわからない。 とりあえず赤いところを移した…
どこでどうしてたんや。 寂しかったで、もう会えんのかと思っちょった。 街の公園でツグミやシロハラが増えてきたんで、会いに行ったらやっぱりおっちょった。 元気やったか、居場所はあるか。 キャンプ場もうるさいからな。
クロツラヘラサギたちは日によって居場所が違う。 何十キロも離れた河口近くの遊水池で屯していた。 同じ群れかどうかの保証はないが多分移動している。 やはり違ったシチュエーションが新鮮味がある。 ロートルバーダーの独りよがりにしても。
採餌する時以外は安全でさえあればどこでもいいわけだけど、できればバーダーも来んところがいい。 それでなんぼか目につかないような場所を選ぶんだけど、白は目立つんよ。 人里で落ち着けるところはもうないやろう。 掃き溜めにクロツラ&ヘラサギとはよう…
満潮時の退避場所が草地だと随分雰囲気が違う。 それはネタ切れのバーダーの思い込みだとクロツラヘラサギ、ヘラサギはいうかもしれない。 要するに飛んでくれたらそれでいい。 わたしが飛ばしたんではないと一言言っておく。 後ろをダンプが通ったんです、…
いるのかいないのか、いつもの越冬場所でもさっぱり姿を見なかった。 メスもいるのはいるが数が少ない。 やっと青いのを撮らせていただいた。 まだまだ出会えてない冬鳥が何種類もいる。 やっぱり温暖化? 天に唾すりゃ自分にかかるというやつだ。
桜にはまだ早い。 後ろの赤いのは河津桜か寒緋桜か紅梅だ。 目の高さもある置石の上で水浴びするメジロ。 公園の目当てのネタが見えないので、水浴びで我慢すると言ったらメジロに失礼か。
河津桜のピークは終わって、次は寒緋桜だ。 こんな筒のような花で終わるんだっけ。 あんまり花もよく見てないな。 見てても忘れるのかな。 これがメジロにはちょうどいいような。 でもどんだけ蜜があるのかしらん。