いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

チュウシャクシギの季節

あっちでもこっちでもチュウシャクシギ。 人気はないけどそういわないで。 はじめてみたときは感激したし、来なけりゃ来ないで心配だし。 でもよくよくみたらちゃんといるじゃないの。 豊岡の海岸で20羽くらいが採餌していた。 上のドライブインから見てる…

猪の瀬戸湿原のサクラソウが盛り

こどもの頃の猪瀬戸は見渡す限りの芒原だったような気がする。 こども心に突如現れる広々として爽快な桃源郷のようなイメージだった。 それが、ここしばらく野焼きをしなくなって灌木が生い茂るブッシュに変じていた。 数年前から、ブッシュが切り開かれ、野…

コムクドリ too late , too far

コムクドリの情報が届いてから2週以上が経って、やっと今年の初撮りだ。 これはもう以前の個体群とは違うんだろう。 近いところにくると捉えきれないだろうと、上の土手にカメラを構えてたら、ちょっと遠すぎた。 トリミングしてもこんなもの。 初見という…

我が家の人事異動

4月17日をもってシロハラはハバロフスクへ転任いたしました。 その後シメが滞留していますが、まもなく仲間と移動の予定です。

千鳥といえばコチドリ

われわれの(?)世代には、「浜千鳥」や「ちんちん千鳥」などの童謡で親しんだ千鳥という名は郷愁を誘うものがある。 けれどもそれがどんな鳥なのかは千鳥縞の模様のようなデフォルメされた形でしかイメージできなかった。 鳥見をはじめて千鳥とはシギやチ…

鳧の上の鳧蹴りにけり鳧の里

もう何週か前の週末に、レンゲケリを撮ろうと出かけたがもうほとんど耕されてレンゲ畑は残っていなかった。それにケリの姿も1番しか見えなかった。 その番が鋤かれた田んぼでパフォーマンスを始めた。 うまくいったことを願わざるをえない。 けりがついてい…

街中のコロニー

いつも鳥見で出会うフィールドワーカーのFさんに、サギのコロニーで雛が育ってますよと教えられてS浜のチェックの帰りに寄ってみました。 ここは海岸から500メートルほど入った市街地の神社の境内の楠の大木の上でした。 巣材をくわえたアオサギが空を飛…

ヤマセミの背中

ヤマセミがこれだけ近くで撮れるポイントは少ないと思うし、バーダー冥利に尽きると思ってもいるわけだけど、惜しむらく腕がついていかない。 どアップは撮れても動きのある、構図の決まったショットというのがまだない。 これは先々週の土曜の夕方に、運良…

雨が降ろうとシギチが降ろうと

シギチに食傷したという身内もおりますが、飛翔ショットのコツを掴めそうな気がしてまたシギチの浜に出かけました。 土曜は雨風の肌寒い日でとても撮影には絶好の日とも思えませんでしたが、シギチの様子も気になったので先週のおさらいをしてみました。 満…

とかくハマシギは群れたがる

なんとか鳥の群舞を撮りたいと思っていた。 何度か大授搦や荒尾海岸で狙ってみたことはあるけれど、かみさんがいうようにゴミみたいなものが写っているだけで、ピントもほとんどきていなかった。 中津干潟では素晴らしい群れに出会って、半日連写しまくった…

駅館川と寄藻川の間

広大な干潟を擁する長洲干拓は四季折々たくさんの鳥たちが訪れるバードサンクチュアリです。 何もないような田んぼや干潟にも目を凝らすと何かしら鳥たちの姿を捉えることができます。 アオアシシギでもクサシギでもないので多分コアオアシシギだろうと セイ…

キジの気持ち

最近はキジの動きが活発だ。 あちこちでケーンケーンと鳴き声がする。 わりと人里にいるからよく出会う。 人を恐れないのもいるが、だいたいすぐ隠れる。 先日出会ったキジカップルは畑の真ん中にいたんで撮りやすかった。 オスとメスの振る舞いをどうとるか…

シギチの領分

今週は同工異曲のネタが多いのでダブルで出すとするか。 ここでの群れはハマシギ、オオソリハシシギ、ダイゼン、キョウジョシギ、メダイチドリ、ダイシャクシギが識別できた。 まずダイゼンがやってきた 次にオオソリハシシギがやってきた ハマシギも先発隊…

メダイチドリもウハウハいるが

シギチの群れも浜に降りると小さいもの順に層を作っていて、人懐っこく一番手前にやってくるのがメダイチドリだ。 よく見ると何十羽もいる。 後で出会った地元のバーダーさんにメダイチドリがいましたというと、「オオメダイは混じっていませんでしたか」と…

わたしのオアシス

中津干潟にシギチの渡りを見に行きました。 自見川河口にはハマシギ、ダイゼン、オオソリハシシギなどの群れが採餌していました。 トンビに追われたのか飛び立って沖に消えました。 海岸線を東にたどると今津の海岸で再びハマシギの大群と出会いました。 満…

旅鳥のオアシス

かみさんがね、いうんですよ。 「あんたの写真はつまらん。知らん人には何写しちょんのかわからんわ。鳥ばっかりいっぱい写したってゴミ写しちょんのと変わらん。あんたは実際見ちょるけん感激するやろうけど、他ん人には何にも伝わらん」とね。 「鳥を写す…

セイタカシギふたたび

昨日県北の鳥見の戻りに寄藻川に立ち寄るとまた7羽のセイタカシギが泥の中で採餌していました。 近かったしセッティングも決まってたので撮らないわけにはいきません。 もどって田んぼで鳥見をしていたバーダーさんに伝えると、「今年はセイタカシギが多い…

爆弾低気圧の恩恵(^^;)

バーダーというのは阿漕な稼業だ。 人や鳥さんの災難に乗じて呑気に道楽に勤しむわけだ。 こんな大荒れの日は稼ぎどきだ。 でも自分にだって災難は及ぶ。 愛用の帽子が飛ばされて海の藻屑と消えたし、三脚はひっくり返るし(レンズは乗せてなかったけど)、…

上人が浜にいらっしゃい

別府湾にわずかに残された磯浜の上人が浜海岸にはいろいろな旅鳥が羽を休めに訪れます。 シギチをはじめカモ類やムクドリ科やヒタキ科の鳥も来ることがあるとか。 特に荒天の後の朝は難を避けた鳥たちに出会う確率が高く何はともあれ要チェックです。 でも1…

コチドリおちこち

たいていの鳥は慣れる。 というか、鳥と人との間合いは結構詰められる。 鳥には人を見る目があるし、状況を判断する能力もある。 公園のカワセミやうちにくるシロハラやなんかを見ていてもそう思う。 鳥も人間社会に生活圏を奪われ仕方ない面もあるんだろう…

綿毛を食べてるマヒワ

野鳥というのはいないときはいない、いるときにはそこそこいる。あたりまえか。 一度鳥のいるパターンをおぼえると見つけやすいというのはある。 当たり年と裏年というのか、渡り鳥の来る年と来ない年がある。 マヒワは今年は当たり年らしい。あちこちで群れ…

ようこそセイタカシギ、さらばオリンパス

まさに千載一遇とはこのことだった。 夢心地だった。有頂天だった。 初めてセイタカシギの群れがこの浜に舞い降りる瞬間に立ち合い、夢中になってシャッターを切った。 それがあろうことか、晴天の霹靂とはこのことだった。 セイタカシギが浜に降り立った途…

S浜に舞うセイタカシギ

鳥見の面白さは、狙い通りの鳥をゲットできたときの達成感もさることながら、思わぬ鳥に出会う意外性も捨て難いものです。 こんな僥倖ばかりではなかったんですが、それもまた明日のネタですので今日はセイタカシギの華麗な空中ショーをご覧下さい。 今年の…

セイタカシギ降臨

華奢で可憐な、オリーブ少女のごときセイタカシギはミーハーバーダーの長い長い憧れでした。 去年1羽のはぐれセイタカシギと掃き溜めのようなところで遭遇はしましたが、やはりそれに似合った場所できれいな画に描くのが夢でした。 それが風の強い昨日の朝…

バンも水辺のにぎわい

バンはわたしの野鳥趣味のきっかけになった鳥なんで思い入れがある、 江津湖畔にはバンが多くていまはその美しい姿を惜しげもなく晒していて、わたしにはまさに撮り放題の桃源郷みたいなものなんだけど、通りがかりの人は何撮ってるんじゃといぶかしげに水辺…

真鶸にも近づきにけり草の色

桜は終わったけれど鳥に彩りを添えて撮ってやろうと公園に出かけるが、そうは問屋が卸さない。 フデリンドウの側で待っていてもツグミが離れてちょろちょろするばかり。 向こうの草むらで見え隠れする鳥らしき影があって一応レンズを向けるが、手持ちではな…

江津湖の畔にて

江津湖に行けばネタには苦労しませんね。 鳥種も多いし、近くにいるし。 画作りにも、構図はともかく緑や水の美しさで大分カバーされるというものです。 湧水池の周りのお屋敷の庭にもいろいろな鳥がきていました。 ちょうど桜の花にアオジが飛んできました…

フデリンドウが真っ盛り

先週蕾みがついたばかりのフデリンドウがもう一面に咲いています。

いつやるか? 今でしょ

どこで? ここでしょ。 キスする? 無理でしょ。 どうすれば?上でしょ。 ヒラリ。後ろでしょ。 ない。アホでしょ。 回り込みます。遅いでしょ。 あとで? ないでしょ。

芭蕉池のバーダー

上江津湖の芭蕉池にたどり着くと、地元の方らしいバーダーさんが7~8人すでに大砲を構えていた。 その端に三脚を立てさせてもらって様子を窺うと、レンズを向けた方向は水面なのでどうやらカワセミのダイブを狙っているらしい。 「早よメスが来んかい」と…