2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
これ俳句な? 季語は秋です。 春夏冬は秋ない=飽きないと読みます。 四季を通じて飽きることのない七瀬川で過ごす時間よ。 昨日も朝の6時から夕の5時まで、たっぷり充実した時間を過ごしました。 (;´д`)トホホ。 午前7時久しぶりにヤマセミ♀が通り過ぎ…
公園なら、まず、カラ類の群れを探すといい。 カラの混群には、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、メジロ、ウグイス、コゲラ、リュウキュウサンショウクイなどが常連だが、ときどきキクイタダキやムシクイのような一見さんが交じることがある。 それは混群が…
鳥のやることはわからないとよくいわれる。 だから鳥見はギャンブルみたいなものだともいわれる。 追いかけ回すのは愚の骨頂である。 だから一か八か、ただ待つのだが、相手にはそんなことにかまける頓着はない。 きれいな旅鳥にはなかなかツキが来ない。 安…
雨が降ると、鳥見の条件は悪い。 しかし、鳥だってルーチンはこなさなくてはならないから、雨が上がったり、小止みになれば、とたんに動きがよくなる。 そういうことなので、どんな天気だって鳥見ができないわけではない。 雨の中を果敢に出てくれる鳥だって…
カラスザンショウの実が熟れると、人の目には見えない、鳥だけを引き寄せる光を発して鳥を導く。 人の目には黒くしか見えないが、鳥には、その紫外線域の色がちゃんと区別できる。 高い空中からでもその色を感知して、やすやすと餌を見出すことができる。 そ…
黄色エレジーと聞いてあがた森魚という人は旧い。 それは赤色エレジーじゃ。 赤色で腰巻を連想するのはもと好色の腰折れじゃ。 黄色と聞いてゴールデン・ハーフというのは太宰じゃ。 黄色と聞いてキビタキというのはセクハラじゃ。 雨色と聞いたら、これから…
まさか週末バーダーを狙い撃ちしているんではなかろうが、この夏以来、鳥見はいつだって雨である。 別に雨で文句をいってるわけではない。 でもやっぱり雨だと鳥の出は悪いし、機材の取り扱いにも難儀する。 暗いと色は出ないし、SSは落ちるし、ISOは上がっ…
ここでダイシャクシギ、ホウロクシギが見られないとがっかりする。 地元ではめったに見られないし、第一かっこいい。 滑稽だと思う人もいるかもしれないが、究極の進化形としての無駄のない機能美にあふれている。 バランスのとれた品格さえ備えている。 生…
とにかく鳥の群れが好きだ。 自分自身は群れることは避けたい方だが、鳥は群れが大きいほどうれしい。 それは自然の豊かさの指標だからだ。 生態系は目に見えないものの下支えがある。 この干潟にどれほどの生命の営みがあるか。 写ってないものの方がもっと…
バーダーにとって、シギチを撮るのは満潮がチャンスであるのはわかっていても、ここ大授搦では一筋縄ではいかない。 満潮といっても、中潮くらいでは水際はずっと沖の方である。 干潟が残っていれば、鳥だからどこへでも飛んで行ってしまう。 シチメンソウヤ…
地元のバーダーさんから毎日のシギチのカウント調査表をいただきました。 ダイゼン、ハマシギがほとんどですが、なかにはかなり希少なシギも混じっているとのことでした。 スコープで捉えたものをのぞかせてもらって、あれがカラフトアオアシシギ、オグロシ…
大潮の潮の動きは早い。 9時満潮だからと、1時間前にいっても、もう潮はシチメンソウヤードの柵を越えて干潟側の舗道を浸し始めている。 そこから近づいたシギチを撮るのは手遅れ足遅れだ。 地元のバーダーさんは堤防の下の段に上がって、内側の歩道に上が…
ネタはない。 雨は降る。 佐賀は曇り。 潮は大潮。 満潮は朝。 ならば、大授搦しかない。 ねらいはクロツラヘラサギ、ミヤコドリ。 地元のバーダーについてまわれば、ポイントは間違いない。 というわけで、クロツラヘラサギは現れなかったけれど、ミヤコド…
いくらもがいたって、空を飛ぶことも、水の中で息をすることもできない。 真似事をして楽しんでいる人間もいるが、わたしが50歳若返っても、逆立ちしたってできっこない。 あんなこと、きっと寒いだけだろうし、水も苦いだろうし、羨ましくなんかない。 絶対…
夏、なかなか繁殖地へ向かわないなと思っていたら、もう同じところに戻っていた。 ずーっと居座っているようでもある。 博多湾の方も現れたとのニュースが流れていた。 一応冬の使者ということで、旬ネタになるかも。 ここ呉崎では近くても波止の上だけど、…
ヤマセミ基地にこもっていると、雨が激しくなったので、近くのシネコンへ入り、評判の「君の名は。」を見てきました。 ミーハーのバーダーですが、どちらかといえば「君の名は」の世代です。 というか、どちらともずれた世代といった方が正しいかも。 わたし…
変わり映えしないネタばかりなので、坊主山の水場に上がって旬ネタの出現を待つ。 ここの住人のヤマガラが車に乗ってきて、エサをねだる。 この慣れたヤマガラは、同じくここの住人である名人の恋人たちで、マユミちゃんとかユカリちゃんとか名前で呼ばれて…
年を取ると時間の経つのが早くなる。 それは記憶の量がだんだん減ってくるからだ。 物覚えが悪くなり、物忘れがひどくなる。 昨日の鳥見会で会った人の名前が思い出せなくて、気後れして話が弾まなかった。 会ったことがある人かどうかも思い出せない。 それ…
恒例の鳥見会が、青空の下、否、橋の下、七瀬川河畔で行われました。 例によって天然鮎の塩焼き、モクズガニの姿茹で、大鯛の刺身、炙り、その他海の幸、山の里、里の幸の盛りだくさん。 鳥だけは禁忌となっているのかも、よくわからん。 県外からの参加者の…
新鮮味のあるネタはない。 いつも週末は、冷蔵庫の片隅からかき集めた材料で作る、得体のしれない料理のようなメニューになってしまう。 と、普段はいいもの食わしてるみたいなことをいってみるが、たいしてかわりばえしない。 材料が悪いのか、手際が悪いの…
上人が浜は鎌倉時代、一遍上人というお坊さんが九州行脚の際に上陸したと伝えられる海岸です。 別府では唯一磯遊びのできる海岸です。 バーダーにとっては数少ない鳥見ポイントの筆頭です。 保養施設や砂湯、港湾の埠頭などに挟まれて、窮屈な場所にも関わら…
寂しくないかといわれれば、寂しくなくもない。 でもヤマガラだって、シジュウカラだって、立派な鳥だし、いつも顔をつきあわせている家族みたいなものだ。 かみさんの顔を見て、寂しいといったら罰が当たるでしょ。 そんなこといったら、鳥さんの方が怒るな…
未練がましく旅鳥、夏鳥の抜けたクマノミズキで待っていると、リュウキュウサンショウクイが慰めてくれた。 困ったときに来てくれたあんたは、冷たいサンショウクイよりよっぽど頼りになる救いの神だ。 地味なことはない、かっこいいよ。
週末バーダーに与えられた時間は、半日だけ。 山のクマノミズキを見に行くが何にも入らない。 途中で大きな牡鹿に道をふさがれたが、レンズをセットする間もなく姿を消された。 今日はツキがないかと思ったが、一縷の望みで水量の増したヤマセミ基地に入る。…
降り続く雨で川は増水し、濁りがあるためか、落ちアユも流されたのか、ヤマセミもさっぱり姿を見せない。 ときたまカワセミが川面を眺めているが、こちらもここでの漁はむつかしかろう。 先のクマノミズキも食べつくされて、抜けてしまった。 何をネタにした…
週末になるとネタがない。 それでなくても毎週末鳥見に出られる保証はない。 ネタは鳥ネタでなくてもかまわないが、一応旬は保ちたい。 泥縄でもいいのだが、台風やら秋雨前線やらが、こう毎週邪魔をしてくれてはせっかくの旬ネタも押さえようがない。 それ…