2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
野原を擦るように飛ぶからノスリ。 うちの稼業のようで身につまされる。 地面スレスレ低空飛行、止まれば転ぶ自転車操業。 鷹狩りに使えんからと糞鳶、悪かったなあ。 顔も似てないこともない。 カールおじさんなら結構だ。 世の中、鳥も人も多様性が必要な…
高崎山の南側の丘陵にチョウゲンボウが舞う姿は、歳末の慌ただしさ?とは無縁のどかな風景だった。 どのみちバーダーには、盆も正月もないことではあるが。 鳥の節目は繁殖期と越冬期の境だろうか。 それに合わせて全ての生物が動かなければ、生態系のバラン…
バーダーには盆も正月もない。 幸か不幸か、婚活中も喪中もない。それはない。 鳥さんの出方次第。 バーダーのやり方次第でもあるが。 それには五感を錆びさせてはあかん。 ホンマは鍛えておかないかん。 もう、手遅れお足をくれ。 そしたら道具でなんとかす…
ハゼの木の向こうを、10数羽の鳥の群れが、慌ただしく飛び交っていた。 カワラヒワかと思ったが、動きがちょっと違う。 飛んでるところは写せなかったが、近くの杉の木のてっぺんを出入りするところが目に入った。 後ピンにするとマヒワだった。 もっと近…
ハゼの木の周りで、フィー・フィーと鳴き声が以前から聞かれていた。 その姿はなかなか見えなかったが、近くにいるなと思っていると、ハゼの木に少し大きめの鳥が2羽やって来た。 ウソということはわかったが、すぐにヒヨドリに追われて飛び去った。 しばら…
道路端のなんの変哲も無いハゼの木、この実を食べに、あるいはただ興味本位に様々な冬の鳥が集まる。 バーダーはここで、1週間分のネタを仕込んで、かつ又、鳥の撮影条件やテクニックを学ぶことができる。 それも偏に、この場所を発見し、環境を整えてくれ…
ダイサギの足、首や嘴の長さ、真っ白な羽の色が、なぜこう進化してきたかということが、そのライフスタイルを間近で見ていると納得いく。 そして、こんな生活環境が、果たしてどのくらい残されているかということに、人類代表でもないが、呵責の念が募る。 …
久しぶりの鳥見日和は北北西に進路をとりました。 数ショットだけ撮ったポイントを辿るとひとネタにならんかなあ。 別府湾の朝 これは蜃気楼? クロサギシルエット 守江湾 オナガガモとミヤコドリの朝餉 寄藻川河口 ハマシギとダイゼンが越冬中 長洲干拓 タ…
雨のミヤコドリもいいけど、やはり、青い海でしょう。 そして、上げ潮で砂州が消えるワンチャンスなのである。 いつ砂州が消えるかは、潮によって差がある。 中潮だけど、満潮の2時間前からミヤコドリを追う。 この日はジャスト満潮のピークで飛び立って、…
初見の鳥が次々に現れれば、ネタとしてはベストであるが、それで毎日更新できても1年は持たない勘定である。 だから行き当たりばったりでいいのだが、時には棚ぼたに恵まれる週もある。 これは偶然に見えて実は鳥見の精進と熟練の賜物だろう。 自画自賛する…
なかなかタゲリの色が出せなかったので、タゲリ日和の日曜にもう何度目かの干拓地詣でをした。 土造り場に、以前ほどの数はいなかったが、農道近くに2羽が佇んでいた。 電柱にホシムクドリが止まっていたが、後回しにしていると、タゲリの近くに舞い降りて…
やはり構造色には光が必要だ。 別に再チャレンジしたわけではないけれど。 県北の干拓地で、またホシムクドリの群れが迎えてくれた。 ここで越冬しているんだろうか。 群れが止まっている電線の側で待っていると、耕作しかけの畑に降りてくれた。
ムクドリはどちらかというと、嫌われ者の鳥である。 人里にいて糞を撒き散らす、やかましく鳴き喚く。 ヒチコックの鳥のように空を覆う。 よく見てもあまり可愛いとは言い難い。 それは人間様の都合で、誰のものでもない領分を占有したのはそっちの方だと言…
豊後大野の田んぼにはニュウナイスズメの群れがあちこちに入っていて、ノスリに追われていました。 ノスリのスピードと接近の仕方では捕まるものはいませんでした。 道路ぎわの電線に止まったものしか写せませんでしたが、♂の数の方が随分少ないように思いま…
いつもはここ県西部には♀のチョウゲンボウが多いのだが、珍しく♂に出会った。 田園地帯にいるので、住民や車には慣れているのか、ただ近づいただけでは逃げない。 だから順光になるようにゆっくり移動することができる。 何やってるのかと地元の人に訝しがら…
天気に恵まれた日曜の午後は豊後大野に足を伸ばした。 目指す川には何もいなかったが、苅田ではノスリが狩をしていた。 ニュウナイスズメの群れを襲うが、一度もモノにできない。 モグラやカエルがいいとこだろう。 遠くを飛ぶ姿は確かに猛禽の趣だが、近く…
ルリビタキは♀も♂も美しい。 ここのハゼの木には、今冬は♂も♀も何羽かずつ出入りしているという。 ♂の若は♀と同じような若葉色だが、だんだん青みを帯びて、3、4年で美しいルリ色の成鳥になる。 中に黒っぽいルリビタキがいるらしく、名人はこれを高齢者で…
人は概ね♂鳥が好きだ。 それは異性が好きという感情とは別だ。 つまりそれは人の勝手な思い込みだということだ。 というよりは人の判断力は思い上がりだということだ。 人は鳥が絶滅寸前まで、その環境を思いやることはない。 それまでは、むしろかかわるな…
漁港で漁から帰った漁船が水揚げを始めると、待ち構えていたトビやカラス、サギやカモメやカモ類が一斉に集まってくる。 その場で選別した廃棄魚のおこぼれを狙ってくるらしい。 カモはわずかな数だけど、ホシハジロやスズガモが混じっているとは思わなかっ…
県北や守江湾の干潟にはハマシギやシロチドリ、コチドリなどのチドリ類や少数のシギ類が越冬している。 雨の中を別のカモを見に出かけたが、遠くに見えるカモの中には毛色の変わったものは見られなかった。近くの浜で10羽ほどのハマシギが餌をついばんでい…
ハヤブサも氷雨に濡れていました。 落穂の多い刈田が狩田に化しています。 スズメ、ドバト、ムクドリ、タヒバリ、ツグミ、タヒバリ、カワラヒワ、タゲリなどなど。 カモ類の群れも逃げ惑っていますが、ハヤブサには無理でしょう。 何も獲らずに消えて行きま…
これらの更新から推察される管理人の人物像は 1、年齢、性向:文系に近い理系のボケ気味の高齢者 ∵インターネットやレタッチソフトにある程度通じているが、センスが古色蒼然としている。 ∵遠出してもせいぜい県内。 2、性別、婚姻:かかあ天下で粗大ゴミ…
ミヤマホオジロもやって来た。 ハゼの実はあまり好みじゃないと思うが。 色々な木の実や草の実をつないで生きているのだろうが。 他の鳥につられてやって来たのか。 ホオジロやアオジとも真下の地面をつついていたがアングルが取れなかった。
遅ればせながら旬の鳥で更新できる。 カラスザンショウやアカメガシワの実がなくなって、また塚野山のハゼの木に色々な冬鳥が訪れるようになった。 久しぶりの鳥見日和になった土曜の午後を、ルリビタキ狙いで訪れることができた。 現地に朝からいたというS…
コサギは美しい鳥だと思う。 まあ、鳥はよく見れば、何だって美しいと思う。 でも鳥見ブログのネタは、初物、旬物、独占物、希少種、珍奇種、逸れ物と相場が決まっている。 初心者のうちはコサギやイソシギは恰好なネタで、撮りまくるが,直に飽きてくる。 …
末娘が先日双子を出産した。 初産ではなかったが、細い華奢な体で大丈夫なのかという危惧をよそに、産み月までゆうゆう持ちこたえて、立派に育った女の子を生んだ。 これだから男は女に頭が上がらない。 親としても娘の逞しさに畏敬さえ覚える。 何であれ、…
カンムリカイツブリは群れない。 渡りの時は群れるようだが、越冬中は1羽でいることが多い。 去年と同じ個体かどうかが気になるところだが、今年もちゃんと来てくれることが大事である。 うちに来るジョウビタキはメスだったりオスだったりするから、毎年入…