2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
やっと産山のハナウドがピークにさしかかって来た。 きれいに咲いているところには、あまりコヨシキリも声がしない。 コヨシキリの勝手だからあまり文句はいえない。 ヒナが巣立ちすれば虫を食べに来るんだろうが、早よせんと枯れるぞ。 花の命は短いぞ。
このところカッコウの声がまた喧しい。 托卵シーズンに入ったからだろうか。 そこらへんの木に止まってくれるから、ありがたいというか、芸がないというか。 いやこっちのこと、カッコウにはなんの非もない。
及ばぬこととあきらめました だけど恋しいあの鳥よ ままになるならいま一度 一目だけでも撮りたいわ ネジバナ
ネタがないので、街中のササゴイの営巣場所を見てきた。 近所迷惑だろうけど、糞害しないで温かく見守ってくれている。 1本の街路樹に巣は5、6個あるけど、ヒナが見えるのは1個と抱卵しているのが1個はある。 巣立ちは7月に入ってからだろう。
雨の中で探すのは、雨に合う鳥だが、そうとばかりもいっていられない。 旬というのは季節感ということでもある。 梅雨ならアジサイか。 アジサイに鳥は似合わない。 睡蓮ならと思ったけど、世の中そんなに泥鰌はいない。 カエルでも乗ってくれればと、雨に打…
近場の目と鼻の先にあったミサゴの営巣場所も、がけ崩れで岩場が陸続きになって 、放棄されてしまった。 県南に出かけたついでに、巣があるとだけ聞いて出かけたが、何百メートルも先の岩場だった。 もう巣立ち間近な幼鳥に親が餌を運んでいた。 この上に半…
ヨシゴイは日本では夏鳥だ。 これがこちらで撮ったものなら立派な旬だが、惜しむらく去年の年末に、タイで撮ったもので、あちらでは留鳥だ。 最後の1枚だけが、先日北へ越境して撮ったピンのショットだ。 これだけは大手を振って旬といえる。 ない方がマシな…
ハナウドはところによって開花時期に差がある。 ハナウドに来る虫をあてにして繁殖も行なっている節もあるから、慌ててももらいは少ない。 あと1週間というところかも。 ネタがないから、気ばかり焦る。 何かばったりと思えど、アオバズクもブッポウソウも…
モズは秋の季語なのに、ほかの鳥は子育てに励んでいて隠れているのか、止まってくれたのはモズばかり。 季語は関係ない、あんたが旬。 あんただって子育てに忙しいだろうに。
タイで青い鳥はたくさんいるが、よく見かけるこの愛らしい青いヒタキは、概ねドイインタノン山のような高地にいて、しかも種類も豊富で、実をいうとこれもあまり識別に自信がない。 まあカオヤイにいるということになると2、3種に絞られるが、それもわずか…
雨の日の鳥見は好きだけど、雨の嫌いな鳥もいる。 だから止んだら動きが活発になる。 天気予報では上がるといったのに、そんな気配はなくて霧まで出てきた。 山の天気の当てにならないこと、鳥の如し。 思い込みの勝手なこと、天気の如し。
初めてタイを旅行したとき訪ねたのは、カオヤイ国立公園だった。 日本とは全く違った自然のスケールと多様さにときめき、以来病みつきになった。 ことにサイチョウの群れのねぐら入りは、エキサイティングだった。 その後、度々カオヤイを訪れたものの、ねぐ…
バンは警戒心が強い割りには、人目につきやすいところで巣を作る。 ヒナはときどきみかけるが、それだけではあまり食指が動かない。 頭の毛が薄くていささかヒナらしさに欠ける。 だから今回は睡蓮を前面に出した。 そのほうが絵になるような気がする。 まあ…
睡蓮の葉の上のバンのヒナがわたしの鳥見のきっかけだった。 テレビのローカルニュースの映像に魅せられて、水田公園にコンデジを持って幾度となく通った。 時は移り、3疎で、ネタを探していて睡蓮のある池を眺めていると、バンの親子が上がってきた。 10…
県北よりもう少し北側でアマサギの群れに出会った。 赤いトラクターにまつわりついてはいたが、絵になるようなシーンは撮れなかった。 ダイサギやアオサギも同じことをするのに、なぜかアマサギにだけレンズが向く。 バーダーというのも因果な稼業である。 …
ヤマセミの狩場が、河川敷の整備で丸裸にされて、もう漁ができないのではと案じていたが、土手から見通せるところに、メスが1羽止まっていた。 1年ぶりくらいか。 遠かったが何度か飛び出しを撮った後、下流に飛んで行った隙に、カモフラージュテントを 持…
カオヤイNPを1日ガイドしてくれたArjin SookkaseamさんのFacebookを見ると、5月以来ずっと#STAYHOMEのタグが付いている。 それでも自身が撮った綺麗な鳥のショットが時々アップされている。 やはりガイドは自分でも写真を撮る人の方が、わたしにはいい。 併…
県北のケリの営巣地では、ここ1、2年ほとんどケリの姿を見なくなった。 去年は少々離れた別の地域の畑で幼鳥を見たので、今年の様子を見に行くと、鳴き声が聞こえてその先の川からハヤブサが上がってきた。 その後をカラスが集まってきたので、最後の幼鳥…
今年は、大勢の仲間が、地元でヤイロチョウをゲットした。 連チャンで出かけなかったわたしは、貧乏くじを引く羽目になった。 鳥見は水物で、来年のことをいうと貧乏神が笑う。 なんだって、撮れるチャンスを逃さないのが鉄則だ。 自粛というわけではないが…
神社のゴイサギのコロニーが行って見たら、楠が枝葉を落とされて追い出されていた。 それでか、あまり姿を見ない。 蓮田に行くと1、2羽見かけるが、コロニーはわからない。 今はどこかで育雛中なのかもしれない。 とっくに住宅難にはなっている。 この街で…
田んぼの代掻きの頃がアマサギの季節だという思い込みがある。 初めて教えてもらったのが、そういうシーンだったから。 夏羽になるのがそういう時期なのかもしれないが、はっきりそうと識別できる時期がアマサギの季節なのかも。 もっと冠羽や羽のボリューム…
6月6日はかえるの日なんだそうだ。 殿様蛙を撮っておいてよかった。 アカショウビンの餌というつもりだったけれど、時期を少し外しはしたものの、まあ旬のネタにはなった。 なんでかと思われるだろうが、おたまじゃくしが育つ時期でもあるし、6/6でケロケロ…
県民の森で防災訓練のヘリに駐車場を追い出され、蓼原湿原にフィールドを移したのもつかの間、こちらでは防災ジェットの洗礼を受けた。 くじゅう山系の周りを10数周、小一時間に渡って飛び続けた。 ジェットでは救難活動はできまいから、噴火や深林火災を…
そんなにいい声でもないけど、目立つところで歌ってくれたり、ハナウドには早いけど、ちゃんと花とコラボしてくれたりすれば、きっとそのうちいい絵が撮れるのに。 鳴くだけで、全く姿を見せないやつもいる。 傷心を抱いて高原を走ると、県外ナンバーのバー…
里帰りしたアオバズクにあいさつしてきた。 すでにメスは抱卵しているのだろうか、いつもの場所にオスが見張っていた。 ここは遠いので、まだ巣立ちは見たことがない。 林につながっているので見るのは難しいだろう。 無事で巣立つことを祈るだけだ。
車で走っているとあちこちで県外への外出は控えようと電光板に書いてある。 県境の高原の初夏は新緑が染み込むようで、塞ぎ込みやすい性向の年寄りには、うってつけのコロナ対策だとほくそ笑んでいる。 他の人が自粛しているせいではあろうが、自然散策路は…
本当のタイトルはハヤブサを探せ、あるいは石斛を探せだろうか。 ハヤブサが営巣する断崖はよく知られた名勝地で、バーダーもよく来てはいたが、何分巣も訓練ショーも遠すぎるからか、今は別のポイントに行くらしい。 でもわたしは景色も風の触感もいうこと…
地元でアカショウビンだなんて、特上ネタだと思う。 でも、未だヤイロチョウをものにできないことで、何と無く手放しで喜べない。 アカショウビンだって、精一杯近くの明るい場所でサービスしてくれた。 通過個体のあぶれ者なのか、よく鳴くから見つけやすい…
虫を自分で食う鳥、ヒナにやる鳥、後で食べる鳥と食べ方だって色々だ。 旬のネタに窮したら、使い古しだって、使い残しだって、重箱の隅の鳥の糞だって、もっともらしく並べれば、つまりそれが継続。 難敵に挑戦する気力も体力もない。 別に自粛や遠慮をして…
蓮根田の一番の大敵はカルガモらしい。 植えた蓮根苗を根茎ごと引き抜いて食べるらしい。 サギもそれなりの悪さをするものもあるらしいが、餌はカエルやイモリだろうし。 子が全部育つとえらいことだが、だいたい元の数に落ち着くらしい。 カルガモは生育率…