近場の目と鼻の先にあったミサゴの営巣場所も、がけ崩れで岩場が陸続きになって 、放棄されてしまった。
県南に出かけたついでに、巣があるとだけ聞いて出かけたが、何百メートルも先の岩場だった。
もう巣立ち間近な幼鳥に親が餌を運んでいた。
この上に半島の展望台があるが、 そこからは見通せない。
そこで野鳥生態調査中という調査員に出会った。
道路工事の事前調査かなと思っていたが、今朝の新聞記事によると、一帯に巨大風力発電の施設が計画されているらしく、野鳥研究者の懸念がコメントされていた。
今は鳥の姿はなくても、渡りの時期には猛禽類をはじめいろいろな鳥が渡っていく。
風車によってその進路を妨げられれば、その鳥だけでなく、生態系全体へのバランスに影響があると。