いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

荒天決行キビタキ祭り

渡りのためにも、生きていくためにも食べることは必須だ。 鳥は美食はしない。。 飽食もしない。 分けあって食べる。 自らも食べられる。 食べられるためにも食べる。 必要以上に食べても意味がない。 食べてるときこそ食べられやすい。 賑わうカラスザンシ…

嵐の中の3ばか大将

台風が来ようが、豚が降ろうが、バーダーにとってはやるべきことがある。 だから、週末の悪天候にもめげず、人から見るとばっかじゃなかろうかと思われる行動も、その本当のところを知れば、ばかも色々あるということが分かるはず。 まず、3は2+1に分け…

背戸の秋もしくはいのちきしてますもしくはお手軽更新

せっかく秋晴れになったかと思ったら、また週末は雨。 どんだけバーダーを泣かせたらすむんかい。 仕方なくう裏の背戸に、いつのまにかはびこった、栽培種のホトトギスを上げとこう。 茶花にしてはどぎついような気がせんでも・・・

ジョビ子ちゃんいらっしゃ~い

やっと、昨日我が家の庭にも、ジョウビタキが現れた。 一昨日から、公園にも出かけて探してみたが、声のする方へ近づいても、姿は見えなかった。 急いでカメラを持って庭に出たが、遅かったので、公園に回って見ると、遠くで声がした。 なるべく秋色のある場…

風雲急を告げる空からカモカモン

渡りの途中か、ここに居を定めたのかは不明だが、悪天候を避けて背後地に移動しているのは間違いない。 暗くてよくわからないが、マガモとカルガモの群れのようだ。 雨の中をカモを撮る意味は何か、この際それは考えまい。 いや、鳥に目がないとでもいってお…

ハマシギは知っている

ハマシギは留鳥と旅鳥がいるらしい。 勝手知ったる場所でいつものように採餌している。 潮の具合でいつでも移動すればいいことがわかっているのかもしれない。 天気の時でも畑地の砂地に群れていることもあるから、普段からある程度安全な場所の選定はしてい…

台風下バックヤードのシギ

台風21号が接近する前の県北の干拓地を覗いてみた。 カモが退避している浅く水の貯まった畑地にダイゼンの20羽ほどの群がいた。 タシギはたまたま居合わせたものだろう。 満潮時だったが陸に上がっていたのはそこだけだった。

嵐の日の野鳥と鳥屋

悪天候はバーダーにとっては、大きなチャンスというか賭けである。 渡りの鳥は、進路を変えたり、退避してルーチンを外れる。 そこがバーダーの付け目である。 海岸部に来る鳥はバックヤードに難を避ける。 撮影できるかどうかは別にして、そういう場所をチ…

鷺色戦線異常なし

磯にはクロサギ以外にも、コサギ、ダイサギ、アオサギもいて、ときどきちょっかいを出したり、出されたりしているが、本当に傷つけ合うことはない。 単なるじゃれ合いだろうな。 案外仲がいいもの同士のこともある。 むしろカラスやトビの方が邪魔のようだ。…

Just Flying In The Autumn Rain

クロサギは意外と小さい。 前日のアオサギとの比較でも明らかなように、カラスとドバトの中間くらいのサイズだ。 どんな鳥のイメージも、画像でその形だけ見ると、シギチだとニワトリくらいの大きさのように思ってしまいがちだ。 ただ、飛ぶときは別で、羽を…

Just Birding In The Autumn Rain PartⅣ

雨の鳥見は車の中からか屋根のある基地(ハイド)ということになるが、足場さえ良ければ、手持ちのカメラで、傘をさして撮れないことはない。 フードにレインカバーを被せれば、一応防塵防水という謳い文句を信ずるほかはない。 雨は決してネガティブモチー…

Just Birding In The Autumn Rain PartⅢ

チョウゲンボウは県北あたりでは繁殖している気配もあるが、概ね冬鳥と言っていい。 早くも国分の大分市歴史資料館の大屋根にメスのチョウゲンボウが止まっていた。 さすがここだと電線より大分絵になるな。 チョウゲンボウの方が添え物みたいにはなるが。

Just Birding In The Autumn Rain PartⅡ

旬です。 今季初見の旅鳥ノビタキ。 そろそろとの先輩のアドバイスで、おなじみのポイントを覗くと、まさしくオスの冬羽のノビちゃんが稲田の上を飛び回っていました。 秋雨の、ちょっと遠い悪条件の中でしたが、やはり初物との出会いの感動は格別です。

Just Birding In The Autumn Rain PartⅠ

満を持しての出動意欲も、生憎の秋雨前線に削がれはしたが、そんなことでへこたれるようなバーダー魂じゃない。 天は専ら出動するものを助く。 恋鳥も濡れるおちこち。 キビタキはまだ熟さないミズキに、頻繁に出入りしていた。 餌不足で、もう熟れたか、ま…

野菊の如き君なりき

普通、野菊を撮る気にはならない。 花だけ撮って絵にする技も、うんちくを語る術もない。 だが、年の功はなくもない。 伊藤左千夫の「野菊の墓」も読んでるし、木下恵介の「野菊の如き君なりき」も見ている。 ただ、何のイメージも湧かないけれど。 文部省唱…

一寸の魂

蟲は全身これ魂である。 蟲は全身が表情である。 蟲はためらいがない。 蟲は即反応する。 蟲はどこにも無駄がない。 蟲は命の塊である。 蟲は虫として尊い。 イチモンジセセリ フジバカマ

今日のネタは蜂鳥・雀蜂・蜂雀・雀蛾どれ

渡りの鳥を見に行ったけど、何も気配がなかったので、何かネタはないかと探したら、このヒメクロホウジャクがいたので、鳥のホバリングも蛾のホバリングも同じこと、これ幸いと撮っておいたわけです。 蛾と行っても、スズメガ科のオオスカシバやホウジャクは…

バンとクサシギへのエール

バンとクサシギは、初心の鳥である。 気づかなかった鳥が、すぐ近くで健気に生きていることを知って感動した。 もっとよく知りたい、しっかり見たいと思っているうちに、だんだん関心や欲求は手段の方に移っていく。 だから彼らに出会ったら、自然への畏敬の…

ゴイサギのともしび

鳥の目は美しい。 正確にいうと虹彩は美しい。 カロチノイド色素とプテリン色素の配合具合で黄色から紅色まで種や性別、年齢で複雑に変化する。 ゴイサギは、ホシゴイの時は黄色で、成鳥になるとポッと灯がついたように赤くなる。 隣県では最近ホシゴイやサ…

畑のチュウシャクシギ

チュウシャクシギは贔屓の鳥である。 初めて出会った時、なんだこの鳥はと感動した。 こんな鳥が身近にいたことにも驚いた。 春秋の渡りの時期には今か今かと待ちわびる。 大授搦や荒尾海岸にも会いに行かなければ。 会えば撮らないわけにはいかない。 ここ…

鷹見の見物Ⅱ

佐賀関にやってくるハチクマ、サシバなどは、四国佐多岬の伊方町の権現山の上昇気流で高度を得て、佐賀関に向かって滑空してくるらしい。 その間、40kmあまりだが、風の向きによっては南北に流されたり、高度を落とすらしい。 この日は南風で、北側に現れ…

鷹見の見物

タカの渡りは、春秋のバーダーの恒例行事だ。 数年前、御池で出会ったバーダーさんから、サシバの渡りの壮観さを聞いて、一度、秋の金御岳に出かけたことがある。 でも、こればっかりは当たり外れがある。 数も少なく、タカ柱は見られなかった。 いつだって…

アカメガシワに青、黄色

オオルリ、キビタキも頻繁に入るけど、どちらも成鳥はなかなか全身を曝してくれない。 だからこその成鳥だということ。 キビタキは目立つからなんとかチャンスを捉えたけれど、オオルリは青い頭だけを指をくわえて見ているほかなかった。 色の薄いのは、どち…

アカメガシワレストラン盛業中

湖畔のキャンプ場は 未だに週末は賑わっている。 天気がいいのでもう一度アカメガシワをのぞいて見たら、まだカラ類、ヒタキ類で繁盛していた。 わたしは寂しいキャンプ場が好きだが、今のアウトドアはちょっと整い過ぎているというか、金がかかっているとい…

上人ケ浜のクロサギ

クロサギは気をつけて見ると、結構あちこちの磯で見かける。 クロサギ見つけて喜んでいるのはわたしくらいのものだろう。 クロサギにしたら、誰にも見られないのが本意で黒いのだから、迷惑がられているかもしれない。 でも知られずにいると、いないものとし…

だんだん良くなる今週の鳥ネタ

今週は旬ネタ揃いだよ~ん。 ということで、まずは恒例のチュウシャクシギから。 上人ケ浜公園にチュウシャクシギありということで定番です。 今シーズンは数が少ないです。 一つ心配があります。 今は閉鎖された市美術館が砂湯に生まれ変わるということで、…