いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥には鳥の憂いあり

先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし、という川柳があるが、なんの職業だって、ピンよりキリの方が多いんだし、世間は面従腹背だろうし。 幸い、バーダーと呼ばれるほどの馬鹿でなし、とはいわれてないが、バーダーとは自他ともに、いわば鳥見馬鹿のことである。…

PC運も鳥運も

ドイ・インタノンのコバネヒタキ(Aug.2014) 貧すりゃ鈍する、泣きっ面に蜂、弱り目にたたり目。 同じことをいいかえても、慰められはしない。 PCいかれて、まだデータは復旧していないけれど、OSの再設定で、使うことは使える。 ただ、せっかくの天気の週末…

いきだおればったり

昨夜、MacBookがフリーズしたあと、First Aidでみたところ、「レコードカウントが正しくありません。このディスクを修復できません」というメッセージとともに、1年分の画像ファイルもろとも昇天してしまいました。 わたしが昇天したのではないので、ご香典…

別府湾のアオバト

アオバトが群れ飛んでいても、ドバトと区別つかない。 でも海水吸引となると、旬のネタとして上等である。 なんで命がけで、こんな行動をとるのか。 波しぶきやハヤブサの襲撃をもものともせず、かどうかは知らないが、夏になると毎日磯に舞い降りるのだ。 …

キビタキに会える森

梅雨時の 天気予報は当たらない。 前線の気まぐれもあろう。 一山越えると、全然違うし。 曇り時々雨にしておけば、50%はいけるらしい。 下駄を放り上げて、裏表で占うのと変わらない。 おかげでアカショウビン遠征を取り止めたら、全国的にハレーッとい…

アオバズクの顔色を窺う

アオバズクのショットなんて一枚で十分という人がいたら大きな間違いである。 アオバズクほど表情豊かな鳥を、わたしは知らない。 おまえが知らないだけじゃないかといわれたら、それはどうでもいいが、一枚で足りるショットがないのでしょうがない。 似たよ…

ケンカチャン国立公園内の鳥

ケンカチャン国立公園には400種の野鳥が棲息しているという。 鳥見のベストシーズンは10月~2月の乾季がいいという。 1月に行って、カザリショウビンかキマユシマヤイロチョウが見たいというと、それはブリーディングの時期の5~6月だという。 ガイ…

ケンカチャンのハイドで撮ったほ乳類

ハイドは道路から少しのところに作られたものもあるが、大体林縁から7~800メートル奥まったところにあるものが多い。 前回朝夕2度入った場所は、ハイド主の開拓農家の庭先に車を停めて、そこからは20分ほピックアップで悪路を揺られ、さらに杣道を1…

みんな初めはliferだった

日本と同様、タイでもガビチョウやヒヨドリはやっかいもの、ということもないか。 初めて出会ったときはそれなりにうれしくて、しっかり追い回した。 いまは、ハイドを席巻して、ほかの鳥を追い払うガビチョウ類やヒヨドリ類は、いささか邪魔である。 ハイド…

雨が止んだらハイドうぞ

海外に鳥見にいくときまず気になるのは、気候と狙う鳥との遭遇確率だろう。 わたしのピンポイントの経験で講釈しても始まらないが、鳥見をする場所は熱帯の雨季といっても雨はそれほど心配しなくていいと思う。 9月を除けば、日本よりも降水量は少ない。 雲…

ケンカチャンの水場ハイドにいらっしゃい

長い休暇は、夏休みしかとれないので、タイの鳥見はいつも閑散期ばかりだった。 今年の正月は思い切って5日間を乾季の鳥見に当てた。 ただフライトが5時間、さらに車で移動3、4時間かかるので、どうしても鳥見は正味2日半程度になる。 それでもタイを選…

オオコノハズクの来るコテージ

四国の鳥友からオオコノハズクの巣立ちのショットが送られて来た。 そういえば、わたしも正月のタイ遠征で、ケンカチャンの町の小さな宿の庭に来るオオコノハズクを撮っていたことを思い出した。 夜のLEDライトの光でのショットで、ワンポイントで照らされて…

ヒクイナの散歩道

かってヒクイナは鳥見のハードルの一つだった。 夜行性で、葦の繁みに潜んで、いるのかいないのかさえ分からない存在だった。 やがて七瀬川にその生息を教えられ、垣間見たことさえ自慢話だった。 姿を捉えるのは早朝しかないということで、ヤマセミ基地に夜…

梅雨の晴れ間の野良稼ぎ

野良とどらは同じ意味なんですね。 野良猫とどら猫は同じ。 野鳥は全部、野良鳥だしどら鳥だ。 でも、どら息子は野良息子からきてはいない。 のらりくらりしている怠け者、放蕩者をのら息子、それを強調してどら息子。 野良バーダーともどらバーダーともいわ…

木の下闇のバーダーの闇

木の下闇という言葉はもう絶滅危惧語と思っていた。 森という語もほとんど絶滅危惧Ⅱ類だろう。 先日ヤイロチョウがきた森はあるけど、車道でいける明るい森だ。 さもなければ人工林だ。 森を仇にして砂漠化したのが文明社会だ。 古木や大木が残る鎮守の森に…

あれこれサギ

サギはめったに上げないが、サギにだって旬はある。 アマサギが亜麻色の髪になる頃。 コサギの婚姻色。 サギ山での営巣。 蓮田での季節感。 羽の色に黒斑が出るもの、これはどういうことか知らね。 餌で季節感。 そう思って撮りはしたが、安易な気がしてネタ…

それからのタマシギ父子

タマシギのヒナが現れて、もう2週間である。 なかなかヒナにはお目にかかれないが、運がいいと見通しに出て採餌していることがある。 潜んでいた田の草は抜かれてしまったが、蓮の葉が一気に伸びて、人の気配がすると上手くその陰に隠れてしまう。 なるべく…

キビタキ来た~っ、けど

やっとキビタキに会えた。 今シーズン、キビタキの鳴き声さえ聞いてなかった。 聞いてもそれと分からなかっただけかも。 Yさんに教えてもらったサンちゃんポイントで、キビタキが「撮っちょくれ、撮っちょくれ」と鳴いてきた。 ただ、木々が高いので暗いのと…

ブッポウソウ次郎 男はつらいよ

わたしはメッシー君しか見てないが、今回の番いで、首尾を果たしたシーンをしっかりものしたス○○バーダーさんがいるので、まもなく抱卵に移ることだろう。 こうした野鳥の求愛行動を見ていると、人間のそれも元を正せば、give and takeなのかしらと思われる…

KISS OF WIRE ブッポウソウ

今年は、番いになって営巣を始めたブッポウソウ。 求愛給餌の真っ最中。 でもまだ求愛ポーズは受け入れられません。 まだハンドホールがムクドリに占拠され、今年は巣箱を利用するようです。 前日交尾のショットをものにしたバーダーさんがいたのですが、不…

ハヤブサは幼鳥より速翼

ハヤブサは巣立つと、わずかな滑空練習で飛べるようになるらしい。 鳥はみなそうでなければなるまいが。 ここの岩場は、対岸の崖から滑空してランドオンする場所らしい、 再び、崖に向かって滑空して取り付き、よじ上るのを繰り返し、すぐに飛行を覚えるよう…

ハヤブサ幼鳥の飛翔訓練場

ミサゴのヒナのいる岩場と、しめ縄でつながったもう一つの岩場の上には、ハヤブサの幼鳥が止まっていた。 それぞれのの猛禽は食性は違うけど、互いに無干渉のようだった。 ミサゴのヒナは2羽しかいなかったけど。 ハヤブサの方は4羽はいた。 その岩場に営…

ミサゴの城・リフォーム篇

こんなバーダーにとって都合のいいミサゴの巣は滅多にない。 大体、寄り付きの悪い、人目につかない場所に営巣するのが普通だろう。 なのに、ここは漁港のくの字の突堤の内海面と向き合った小岩礁に生えた松の木の天辺にある。 だから突堤の先に行くほど、よ…

一島一ホームの主ミサゴ・朝餉篇

何とも豪勢というか、絶景というか、絵になるミサゴのマイホームでした。 鳥友さんに教えられて、うずうずしてはいたんですが、若干遠いのと、天気の加減と別の狙い目で二の足を踏んでいました. 狙い目も消えた、午後から雨という日、バーダーには朝飯前の一…