いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ヒクイナの散歩道

かってヒクイナは鳥見のハードルの一つだった。
夜行性で、葦の繁みに潜んで、いるのかいないのかさえ分からない存在だった。
やがて七瀬川にその生息を教えられ、垣間見たことさえ自慢話だった。
姿を捉えるのは早朝しかないということで、ヤマセミ基地に夜明け前にこもって、川べりを巡回して来るのを待った。
それでも毎回は無理だったし、却って近すぎて、ピント合わせやフレームに入れるのに苦労した。
出合いを重ねると、習性や姿を捉えるコツが分かって来る。
無駄に探すことさえしなければ、だんだん確率は上がって来る。
一度あることは何度でもある。
でも、鳥運があることはいうまでもない。

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