いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2023-01-01から1年間の記事一覧

カワセミはカワセミ

カワセミの卒業はダイブして魚を咥えて飛び出してきたシーンだと思っているが、いまだにそれをゲットできる気がしない。 カワセミを見かけるシーンも少なくなったし、シャッターシーンはほとんどない。 また今年も留年せざるを得ないなあ。

カワセミで終わりカワセミで始まる

コロナ禍のこの4年間、なんとか切り抜けて来れたのも鳥見のおかげだ。 家の中で逼塞していたら、気分も滅入って鬱になっていたはずだ。 鳥見様々だ。 個人的には遠征や仲間同士の行動に随分制約されはしたが、鳥見の楽しさはそこそこ享受した。 でもまたどん…

年末カワセミ

新型コロナは曲者だ。 2類の頃にかかったりしてたら持病持ちの年寄りではひとたまりもなかったことだろう。 なんとか免れようと、人嫌いにもなって、せっせとワクチンも打った。 無事にすり抜けたと思ったら、終息間際になってもらってしまった。 5類まで…

チョウゲンボウとコロナの関係

一昨日は何もする気になれなかった。 一応外に出て走りはしたけれど、何も見つからなかった。 頭と喉が痛い。 鼻水がたらたら出た。 筋肉痛と脱力感を久しぶりに味わった。 階段を上り降りするとふらつく。 食欲もない。 咳が出るがいつものこと。 ワクチン…

年々歳々鳥相似たり 年々歳々腕亦似たり

タゲリを上げることに何の問題はない。 タゲリといっても今日のタゲリは昨日のタゲリではない。 タゲリは時々刻々変化している。 本当のところは誰にもわからない。 毎日新しく生まれ変わっている。 今日のお前は一段と綺麗だよ。 まるでかみさんのように・…

ビフォーアフターで十分なエナガ

水場にやってきて水浴びする前後のショットが勿体無いので拾い上げた。 いやーエナガってほんとに可愛いもんですね。

イカルチドリの思い出

鳥見を始めた頃知り合った仲間と集まるのはもっぱら近くの川辺だった。 撮ったシギチをブログに上げると、すぐにそれは違うとクレームがついた。 イソシギもクサシギもイカルチドリもさっぱり見分けがつかなかった。 しぎちの識別は難しいからなあと慰められ…

宵越しのネタは持たない

そうはいってもない袖は振れないわけで、実はからっけつなのだ。 となると、重箱の隅の落ち穂拾いということになる。 なんとか糊口を凌いでみたが、明日の食い扶持はあるのかしらん。 飢饉の辛さが身に沁みる年の瀬であった。

コブハクチョウの水芸

コブハクチョウなんか意地でも撮るもんかと思っていたけど、アトリもルリビタキも出てこないので仕方なく眺めていると、喧嘩を始めて水の上を走り回っていたので、反射的にシャッターを押した。 いじめのパフォーマンスしか見せんのかと気分は乗らなかったけ…

曇りときどきタゲリ

県北に出かけてまたタゲリを撮ってきた。 タゲリについて書くことはもうあまりないが、現像しながら見ていると今回はタゲリの表情がなんとなく可愛らしいと思えてきた。 日によって見え方が異なるのは、こちらの気分によるというより、光の加減なんだろう。 …

キレイなはずをキレイでなく写す

構造色のホシムクをよりキレイに写すにはふさわしくない日だった。 雨の予報にホシムクを狙いに行くのがバーダーとしては❌。 甘んじて追試を受けよう。 それまで柿の実あるかしらん。

タゲリ〜構造色〜ホシムクドリ

タゲリを追っていたら似たような色の鳥の群れが、大分小さいからホシムクドリだとピンときた。 構造色つながりなんてあるのかな。 セキレイやタヒバリの群れも入っていたから、たまたま食性の同じものが集まったのかもしれない。 遠過ぎてあまりその輝きはわ…

構造色のタゲリ

タゲリの地の色は無彩色なんだぜなどとひけらかすつもりはない。 人間だって化粧したり、おしゃれしたり、減量したりしてよっぽど見栄えを気にしている。 いってみれば誰も他人の素顔を見ることはできない。 いわんや鳥においてをや。 まず近くで見ることは…

ルリ子の水浴び

ルリビタキの水浴びは上品だ。 メジロのように全身をバタバタさせて水飛沫を飛び散らすのではなくて、尾羽で水を背中にかけるくらいだ。 わたしが見ているせいだろうか。 オスは見れなかったけれど、見てみたい。 それにしても寒くはないのかね。

エナガの濡れ場

濡れ場といったって戯れあってるのか競ってるのかあるいは歪みあってるのかよくわからない。 鳥見は要するに主観的な盗撮行為なのだ。

水場の鳥 キクイタダキ

鳥は小さいほど可愛い。 ワンポイントのカラーマークがなんともチャーミングだ。 識別に迷うことがない。 なかなか見つけるのが難儀だ。 この水場で出会うまで何年かかったか。 今季は大盤振る舞いで、出ると聞いて出かけてすぐに出会えた。

カワアイサはいたけれど

対岸の隣県にアレが入ったとの情報。 勇んで出かけたが見つけ出せなかった。 まあいい、鳥ならなんでもいいじゃないか。 カワアイサだって近くでは珍しいし。 見事な飛び立ちも見せてくれたし。 ただ帰りにちょっと下道に降りたところで、切符を切られて高い…

タゲリよ今季もありがとう

田んぼにいるタゲリは地味な鳥だ。 田んぼにいるのを探すのは慣れてなければ見落とす。 だから農道を車で走って飛び立ったところで見つければいい。 ただしそれではちょっと遠い。 地元の人の通行の邪魔にならないようにしばらく待つと、だんだん近づいてく…

ズグロカモメの飛び交う河口

カモメが歌になりやすいのはなぜだろう。 カモメの歌は好きだけど、カモメ自体はそれほど好きではない。 人相が悪い、デカい、食い意地が張っている、うるさい。 随分歌のイメージと違う。 ただこのズグロカモメとユリカモメだけはかわいい。夏羽はもっと可…

柿の木のツグミ

今年は秋が短かった。 旅鳥の姿が少なく、柿の実の熟すのも遅かったのでアカハラやマミチャジナイの姿をこの木で見ることがなかった。 ツグミとヒヨドリだけが熟すのを待っている。

河口の冬景色

クロツラヘラサギで食傷することはない。 いつも青い海と空をバックに彼らを撮りたいと思って来る。 潮や天気が絡むから、姿を見せないこともある。 飛んでくれると寒さも時間も忘れてシャッターを押し続ける。 至福の時間だ。

まだまだクロツラたちの飛翔

他のサギが嫌いというわけではないが、クロツラヘラサギはなぜか好きだ。 偏見と言われればそれまでだが、ほかのサギにない品格がある。 突飛な嘴がことにそうだ。 これは環境に適応して進化した究極の形なのだ。 でもこれからは使い勝手は逆に悪くなるに違…

様々なる飛翔

県北のクロツラとヘラサギ、合わせて40羽前後、これが一斉に飛ぶと豪勢だ。 空抜けだろうが、逆光だろうが構わない。 元々白黒なんだもの。 姿も優雅で美しい。 近くを飛ぶと迫力がある。 口をあんぐり開けて空を見る。 やっぱりクロツラはいい。

タヒバリそして友と敵

メスのハイイロチュウヒを見かけた刈田で待っていると何か蠢くものがいる。 遠くてピントがこないがタヒバリの群れだ。 時々舞い上がる。 よく見るとタヒバリ以外にホオアカやニュウナイスズメやヒバリ、そしてタヒバリの白化個体らしきものが混じっていた。…

クロツラヘラサギとヘラサギの群れ

潮が満ちて彼らが退避するのはどこも同じだが、青い水面と真っ白な羽の調和は絵もいわれず美しい。 県北は海に向かって順光なので一層美しく見える。 河口の潮位が上がって少しずつ浅瀬に移動するシーンを何十枚も撮り続けた。

クロツラが羽ばたく日

県北の河口に行けばいつでもクロツラの飛翔に出会えるというわけではない。 むしろ出会える確率は10%にも満たないだろう。 潮の加減が大きいし、分散する前の天気のいい日となると余程の暇人か前もって入念な予測を立てる必要もある。 ただ、クロツラの飛…

黒いサギのブルース

近場の海浜公園の磯が近々様変わりするらしい。 クロサギの餌場もますます狭められてしまう。 わたしとしては急ばしのぎの鳥ネタとして随分重宝してきたので残念なことだ。 干潟も磯も元々鳥たちのテリトリーとして機能してきたものを、もはや宿なしにしてし…

白い鳥のサンバ

鳥にはやはり羽を広げて見せてほしい。 飛ぶ時はもちろんだが、水浴びの後、ディスプレイ、バトル、それに漁のときの脅しか影作りで羽を広げるようだ。 バーダーはただ見惚れるだけだが。

黒金の箆 純白の羽 紅玉の眼

クロツラヘラサギを初めて見に行ってそのユニークな姿に魅せられた。 それから数年福岡や北九州の越冬地に出かけた。 その後日本各地への飛来数が徐々に増え、地元にもヘラサギを交えて飛来するようになった。 初めは世界に3千羽ほどの絶滅危惧種だと聞かさ…

クロツラヘラサギ、ヘラサギが今年もやって来た

久しぶりに県北の河口に行くとクロツラとヘラサギの群れが見えた。 満潮前で河口の砂洲にだんだん集まってきて、35、6羽まで数えた。 ヘラサギが3分の1くらいのようだった。 さらに潮が上がるとだんだん上流に移動した。 まだ移動のパターンは定まって…