2023-01-01から1年間の記事一覧
そろそろハナウドと鳥のコラボが撮れるのではと、隣県の高原に出かけるが、それほど離れてない途中の路傍には満開なのにポイントの辺りはまださっぱりなのだ。 だが葦原ではコヨシキリがしきりに囀っている。 オオヨシキリとの合唱だ。 鳥もバーダーも雨は関…
雨の日の高原に鳥の声が喧しい。 オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ホオアカ、コジュリン・・・ ホオジロかと思ったけど小さいのでコジュリンかと当たりを付けたが、頬が黒いのでオスなのかメスなのかわからない。 帰って調べたらどうもメスの夏羽らしい。…
打算も欺瞞も我慢もない仲というものがあったら見てみたい。 年を取るということは、人間関係を篩にかけるということ。 そして誰もいなくなった。 寂しいね、寂しいもんだね〜 鳥の世界はシンプルでいいなあ。
なかなか会えないアオバズク、近所の人が夜は鳴いてるよと教えてくれた。 何度か足を運んだらやっと会えた。
アオバトの撮影は難儀だ。 クソ暑い季節にならないと潮飲みは始まらないわけで。 別大国道の海岸線のプロムナードを500メートル歩かされた上に、ポイントには熱風が吹き付けてくる。 でもこのアオバトのパフォーマンスを撮らないと夏は始まらない。 この…
木漏れ日の中にオオルリがいても、あまり食指は動かない。 シルエットでもそれとわからないでもないが、オオルリの意味がない。 それでもネタにするのが藁をも掴む老獪birderなのだ。
森の中で聞くキビタキの声はいかにも涼しげだ。 ヒタキの鳴き声とは思えないヒンヒンヒンというような儚げな声だ。 日向は暑いが森の中は目が慣れるまでは日暮れどきのようだ。 キビタキを写せても蛍みたいで、形を出すのに手間がかかる。
満潮の2時間前に現地に着いたがもう潮は干潟をまんまんと覆い尽くしていた。 多分干潟にいたシギチは別の場所に移動したのだろう。 浜を探し回ってやっと6羽のダイゼンを見つけた。 5時間付き合ってくれたダイゼンには感謝の言葉もない。 近くで見るダイ…
高原を走るとカッコウの声が聞こえた。 もうあちこちで出揃ったようだ。 でもまだ電線に時々止まるくらいで、カップリングの時期でもないようだ。 まあ旬のものだから。 山ホトトギスじゃないけど、そっちは撮りにくいし。
シギチの春の渡りのシーズンも先週あたりで終わった。 わたしのネタ探しも随分大授搦や荒尾干潟にお世話になった。 1枚目のショットの奥に見える陸橋は有明海湾岸道路の白石町の一部だ。 これが完成すれば、熊本から長崎までの探鳥ポイントが1時間そこそこ…
大授搦のシギチでもチュウシャクシギは常連だけど、春の渡りも終盤を迎えると俄然精彩を増してくる。 広い範囲に散らばっていたのが、前面にまとまってくるからだ。 飛ぶときも壮観で迫力がある。 嘴が長過ぎると思っていたのが、いまではこれでバランスも絶…
美味しいからダイゼンと付けられたものの確かめる術はない。 ハマシギなどの大群はほとんど旅立った後だが、ダイゼン、チュウシャクシギの群れは居残っていた。 満潮で飛び立つとしばらく海上をほぼ種に分かれて舞い飛ぶ。 空を覆う群れも壮観だが、なんの群…
トウネンがこんなに群れを成して飛んでいるのは初めて見た。 主役のハマシギの影が薄いほどだ。 小さな鳥は数を頼まなければ天敵も狙いやすいのだ。 かわいい鳥が数いるのは嬉しい。 こんな時はライファーとは言わないのか。
雨が降っても鳴くのはわかる。 雨の中で撮るやつの気がしれん。 よっぽどネタに飢えてるのか。 賢治の魂が乗り移ったのか。 て思うほど大したことはない。 防塵防湿、レインカバー、車の中からちょっとシャッター押しただけ。 あんた馬鹿じゃネ?
荒尾干潟と東与賀干潟は性格が全く違う。 方や貝殻、方や泥。 方や足元まで潮が浸す。方や貝殻浜に波が寄せる。 方や大潮満潮時がピーク、方や採餌場所の現れる満潮の3時間前後。 荒尾干潟の満潮が午前8時だと見頃は午前5時だと。 昼過ぎると逆光、嗚呼。…
コウノトリがやってきた。 連絡を受けて翌日探したが見つからず、諦めていたところにまた別の仲間が探してくれて、何とか飛び立つ前に写すことができた。 足輪があるから、どこかの野外飼育の個体らしいが、それでもはるばるやってきて採餌できる場所がある…
トウネンは手品のようにファインダーの中に現れた。 棚からトウネンというようなものだ。 ぼた餅よりは不思議ではないが。 だから鳥見は暇に任せてただぼーっとしていなければだめだ。 鳥見は僥倖と思えばいい。
大授搦の大群のハマシギもいいが、地元で見る17羽のハマシギもいい。 それも夏羽で浅い遊水池で屯しているところは見飽きない。 何もパフォーマンスはしないし、あまり見ようという人は他にいないけれど。 最初は12羽だったのが、何度か数え直すと1、2…
雨はバーダーにとっていくつものメリットがある。 涼しい。 人がいない。 コントラストが和らぐ。 色合いがしっとりする。 水滴が美しい。 旅鳥との出会いが増える。 サルハマシギの夏羽と会える。 雨雨降れ降れ もっと降れ わたしのいい鳥連れて来い
雨の日に嬉々として出かける爺いを家人はどう見てるのかは知らない。 まあ匙を投げられているのは確かだ。 本人は雨の日が好きだ。 雨が降る日の方が、旅のシギチが立ち寄る可能性が高まる。 やっと待望のムナグロに会えた。 まだ移行羽の2羽と幼鳥1羽だけ…
前回訪れた時に居合わせたバーダーさんがゴイサギの育雛が始まるのは6月だと言っていた通り、まだヒナの姿は見えなかった。 ゴイサギの育雛はよしとして、フジの花とゴイサギのコラボ、それも番いとのコラボなら立ち寄った甲斐があるというもの。 鳥見ばかり…
隣県の国道沿いのゴイサギの繁殖池を久しぶりに通りかかったが、まだ抱卵中のようで、ダイサギのヒナが1組産まれていただけだった。 でも対岸のフジの花も満開でダイサギの羽も相変わらず綺麗だった。 育雛中は飾り羽は元に戻るのかと思っていたが意外だった…
あれほど会いたかったキビタキの声があちこちで聞かれるようになった。 旬のネタと言ってもいささか食傷するかもしれないなあ。 でも声はすれども姿はなかなか捉えられない。 10メートルも離れてると豆粒ほどの大きさなのだ。 耳のバランスが悪い上に音痴気…
余命が少なくなると、生きとし生けるネタが何でもありがたくなる。 ウミウも横目で眺めてはいたけれど、背に腹は代えられない。 こんな荒磯にいれば絵にはなる、ひょっとしたらヒメウかもと一縷の望みを抱きながら近づいたが敢えなく外れ。 でもそれなりのパ…
シギチの渡りが酣だ。 ようやくチュウシャクシギの群れにも出会うようになった。 でもなるべく人目につかないように動いているのか、なかなか絵になる場所にいてくれない。 別にわたしに気を遣ってもらわなくてもいいが、もっと堂々と渡ってほしい。 元々あ…
ゴールデンウィークが過ぎて梅雨が来て、梅雨が開ければ猛暑の夏、それに比べればたかが雨くらい。 鳥だって別に残念がっているわけではない。 子育てには恰好な季節なわけで、あんまりネタの多い時期ではない。 キジは貴重だ。 濡れた羽もシックに見える。
ブッポウソウがやってきた。 まだ1羽だけ、橋梁の巣箱やハンドホールはムクドリが使っている。 ゴールデンウィークに他のポイントを覗いてみたが、会えなかった。 すぐ近くを虫が飛び回っていて、キャッチするシーンが撮りたかったが、あまり近いと間合いが…
アマサギと言っても亜麻色ではないとのこと。 亜麻色の髪の乙女はブロンドらしい。 アマサギが現れると田植えが始まっている。 代掻きのトラクターの周りに集まっているのを、もうしばらく見ない。 冠羽がが伸びた個体は絵になるが、まだ奔りというだけだ。
老バーダーはひよことかくれんぼする幼児みたいなものだ。 岩場と同化したシギチをみっけと言ってはしゃいでいる。 なんだこんなショットと言われようが、何が言いたいんだと無視されようと、もはや馬耳東風というかカエルの面にしょんべんだ。 目を凝らさな…
別にゴールデンウィークに出かける必要はないけれど、鳥の移動と若干重なっている部分はある。 コロナ禍は脱しつつあるにしても、あまり人出は多くない。 鳥見に出るわけではないから当たり前か。 山に入ったが、鳥の声は少ない。 ミソサザイの声だけがそば…