いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ムナグロ様ご滞在

市街地の圃場でノビタキを撮った後、ピィーピィーなく声のあたりを探してみると、蘖の間に動く影が見えて、やがて区画ブロックの上に現れたのは冬羽のムナグロだった。 続いてもう1羽が歩いて出てきて、しばらく2羽で佇んでいた。 やがて何かの気配を感じ…

市街地のノビタキ

郊外のショッピングモールや住宅地に囲まれた場所に、古い農耕田が広がっている。 ここが、昔ながらの旅鳥の休息ポイントで、いろいろな渡り鳥が入る。 ノビタキは概ねここで片付いて居たのだが、今季はなかなか姿を見せなかった。 10月も下旬を過ぎて、や…

されどノビタキ

どこに置いたってノビタキはノビタキ。 枯れ草だって、いい引き立て役だ。 いい顔してる、緩みがない。 きっとボケたりしないんだろう。 無欲で潔く生きていく。 過去を悔いない、明日を思い煩わない。 今が一番、今しかない。

ノビタキに食傷する

こう毎日毎日ノビタキだと、飽きるというか、偏向がすぎるという誹りを免れまい。 そんなことはどうでもいい。 我が道をいくしかない。 ノビタキが待っているから明日がある。 ある日突然明日が来ない。 鳥たちのように。 そんな人生ならいうことない。

ノビタキの目は空の色

知ってました、ノビタキの目の色がとてもいいんです。 野のつく鳥は野暮ったい、ルリのつく鳥は美しいなんてのはくそくらえ。 目のキレイな人は心がキレイなんてのも嘘。 でも、オオルリは色仕掛けで殺す、糸屋の娘とノビタキは目で殺すんです。 わたしは参…

ようこそ別府へ

アサギマダラは旅のメタファー、いいや人生のというべきか。 別府湾SAのフジバカマに立ち寄ってくれた。 バーダーの埋め種の餌食にはなったけど、どうか無事に越冬地に辿り着いてな。 そして、別府の町を忘れんぢ、また寄っちくりい。

ノビタキは今日も旬だった

県北のソバ畑にはあちこちに5、6羽ずつのノビタキが入っていた。 今季初めに出会った畑では、ソバの間にタデが混生してまた別の趣きがある。 ここでも、ノビタキはソバの間を掻い潜って、虫取りをしてくれた。 わたしのためではないにしろ、いい巡り合わせ…

念願のノビタキ

念願のといいたいところだが、惜しむらくは、ソバの花が盛りを過ぎて、色褪せ始めていることだった。 でも一応コラボの体裁はクリアしたショットが撮れた。 自己満足だろうが、自画自賛だろうが、一先ずチャンスはものにできた。 行き当たりばったりのようで…

嬉しい誤算

てっきり今季はルートを変更して、時期も早まってるとばかり思っていた。 念願のソバの花とノビタキのコラボは御破算にして、コスモス園にでも行こうかと県北に出かけて、途中ソバ畑を通ると、なんと4羽のノビタキが列を作っている。 これこそ旬のピークだと…

ノビタキのロンド

待機ショットは、ノビタキにしてみれば、習性行動に過ぎないが、撮る方は思考停止の常同行動に他なるまい。 それでも手を拱いているよりはましだろう。 とはいえ、集中力は必要で、まわりのことは目に入らない。 農道を塞いでいること以外の迷惑行為ではない…

飛んでくれとは言わないが

ノビタキが長逗留してくれるのはいいけれど、ソバの花の方は、三日見ぬ間のなんとやらで、だんだん白黒斑らになっていく。 だから、コラボの旬は案外短い。 ありがたいことに、ソバ畑ごとに熟す時期がずらされているおかげで、なんとか花の方も持ち堪えてい…

旬よいつまでも

まだまだノビタキ、のんびり居てくれた。 ソバの花にも、時には、止まってくれた。 遠いし、逆光でピンが来ないが、望みは捨てない。 ソバの花もなんとなく、花持ちがいい。 バーダーの気持ちがわかる、鳥と花。

ここに枯れ木あり

狙いは一つ、枯れ木の天辺。 ここから出動し、帰還する。 クマノミズキがハズレだったので、帰ろうとすると、シルエットが目に留まった。 肉眼で識別するのは、ほぼ無理だ。 老眼で白内障で眼瞼下垂なのだ。 鳥見向きではないが、そこは年の功、目の付け所が…

ちっちゃい旬見〜つけた

旬は繰り返す、これ、歴史上の真実、おっと、更新上の口実。 ネタがなければ、柳の下にでも、何度でも行く。 当たるも八卦、当たらぬも八卦、いや、旅鳥の心意気。 ちょっぴり秋色、ちょっとだけよのサメビタキ。 一羽居てくれるだけでいい 被りで居てもいい…

待つことだけが人生だ

鳥見とは待つことだ。 ただ、座して待つことではない。 ときめきがなければ、待つ意味がない。 必ずしも出会いが待っているわけではないが、結果はどうあれ、待つという行為の中にときめきがある。 待つことは、何もしないことではない。 経験と知識と妄想を…

ちょっと待ってノビちゃん

バーダーが鳥を追っかけ回していると思ったら、それは間違いだ。 鳥見とは、鳥を見ることではあるが、見なければいないと同じ、見るということは識ること、認めることだ。 ただ、意思の疎通はできないし、思い通りにならないから、鳥を慮る気持ちと、警戒心…

秋ソバ畑で逢いましょう

ノビタキに会えるかどうか、いいショットが撮れるかどうかはカンケーない。 ちゃんとそこに行けるかどうかが問題なのだ。 わかるかな、わかんね〜だろうな。 あんたも80過ぎれば、多分わかる。 わかんね〜なら、あんたは多分、別のところで、飯のことだけ…

アサギマダラのてんてこ舞い

秋のアサギマダラの渡りのシーズンだ。 くじゅう花公園のフジバカマにも数百頭が集まり始めた。 山の反対側の旅鳥が不発だったので、峠を越えて行ってみた。 個体はどうでもいい、花の上を群れ飛ぶのをなんとかうまく写せないか。 ゆったり飛ぶようで、結構…

エゾからサメの旬

今年の旅鳥の旬は、本当のところよくわからない。 まとめて来ればわかるけど、パラパラと数日おきにやって来たりする。 一応、例年だとサメビタキは、今頃が旬だろう。 でも、あまり多くない。 ちょっと時間がかかる場所まで、出会いを楽しみにドライブする…

赤き嘴褪せぬ間に

フィールドでの鳥の識別は難しい。 達人になると一目で鑑別がつくようだが、それは柄形だけでなく、もっと様々なファクターを動員してのことなんだろう。 まあヘタレの楽しみ方としては、撮って帰って、あーでもないこーでもないと、ためつすがめつ暇を潰す…

水上天上唯我独身

これがもう少し夏羽の黒っぽさがあったら、もっと、拝みたい、いい絵になったろうに。 でも、天と水、両方をバックに、ツルシギの姿を捉えられて幸運だった。 ノビタキに出会えず、保険をかけに立ち寄った窮余の策が功を奏したというわけだ。 ツルシギ様様。

旅の途上は疑似親子

最初に見たときは、てっきりツルシギの親子かと思った。 写真を現像してみると、大きさがかなり違うし、感じも違う。 赤い足だからと、小さい方の嘴をあれこれ見て、ああアカアシシギかと合点がいった。 アカアシシギがツルシギを親と思っているようだ。 老…

加齢とソバとサリンジャー

蕎麦屋で行列作る人の気持ちがわからない。 昼飯には高いし、ソバの風味というのもわからないままできた。 味覚音痴なのかもしれない。 年取ったらわかるようになるということもあるまい。 五感は衰えるばかりだから。 だが、ソバ畑は好きだ。 そして、ソバ…

ノビちゃんや〜い

鳥見は糾う縄の如しと言いますが、何?言わん、ネタがなくなると、パッとなくなる。 ある時は、旬に収まらないくらいある。 泣く泣く上げ損なって枯れさせる。 ノビタキを探しまくっていたら、シギチネタまで使い果たしていた。 おーい、のび太〜 やっと県北…

クロサギは悲しからずや黒い餌

別府湾の最奥部に残された小さな磯。 旅鳥の逸れルートになっているのか、いろいろなシギが羽を休める。 カニやフナムシなど餌になる生物も豊富だ。 クロサギは留鳥だが、東側の街から、潮の加減あるけれど、ほぼ毎日やってくる。 そそて水際の浅瀬に潜り込…

キョウジョシギそれぞれの秋

ホウロクシギの移動を追っていたら、ファインダーに小さいシギの群れが入ってきた。 そっちに狙いを移して、何秒かすると見失った。 しばらくホウロクを追い続けて、磯が途切れる4号埠頭の階段壁で休んでいると、水際のブロックの上で蠢くものが目に止まっ…

泣くなホウロクシギよ

ホウロクシギの幼鳥の鳴き声は悲しげだった。 キヨ~ン、キョ~ンと管楽器の音のようなソプラノで、浜でも、空中でも鳴き続けた。 親を呼んでいるのか、無闇に泣いているのか、愚痴なのか、判りようもない。 翌日には姿が見えなかったから、別に困っていたわけ…

ホウロクシギが泣いていた

近場の磯を覗くと、聞きなれない声がする。 磯辺のプロムナードから目を凝らすと、水際にシャクシギの姿が見えた。 嘴の長さも大きさも中途半端で、チュウシャクかダイシャクか見分けがつかない。 頭の柄や鳴き声から、チュウシャクではないなと見切りをつけ…

エゾビタキ再び

1月前、クマノミズキが赤かったっころやって来たエゾビタキが、また少し数を増してきた。 もういいと思ってはいたが、オオルリもキビタキにも出会えないので、狙うしかない。 飛び出しばかりやけど。 実の方にはいかずに、やって来て、ホバなしで去っていく…

ウズラはどこへ行った

身近な鳥といえば、身近だが、身近なのは卵だけだろう。 ウズラの本当の姿も生態も、調べるまではほとんど知らないはずだ。 見たことがあっても、家禽としてだろう。 ところがドッコイ、ウズラって渡り鳥なんだと。 九州には朝鮮半島で繁殖したのがやってく…