虫の居所
アサギマダラは清楚な姿で優雅に飛ぶ蝶だ。 しかしカエデの紅葉をバックにすると、エネルギシュな逞しさを感じる。 2000キロも海の上を旅するポテンシャルを秘めているせいなのか。
ブルービーは青い花が好きなようだ。 ミソハギは赤に近いが、シージ類、マツムシソウ、ナベナ、アキノタムラソウ、アレチハナガサ、そしてヒゴタイなどなど。 黄色い花にも来ないことはないようだが、やはり野草ではヒゴタイが一番マッチする。 どこに蜜があ…
ルリモンハナバチは希少種だからと追っかけていたのが、意外や鳥見をしている水場の足元にもいたのだった。 知らないものは見えないというだけのことだ。 ここでルリモンハナバチが蜜を吸う花は、アキノタムラソウというのだそうだ。 なんでこんな花にと思う…
もう年寄りには耐えられない暑さだ。 野外施設に入る時体温感知器が37.9度で異常です、異常ですと叫んでいたけど、熱中症寸前だったかも知れない。 多分手前の気温を測ってたんだろうが。 こんな日に外に出るのは年寄りの冷や水どころか自暴自棄だとわか…
高森の日本一花の森なら何かあるかもと行ってみた。 一通り野道を回ったけど、ネット記事で見たトラノオはとっくに終わっていて、ブルービーの姿もなかった。 戻ると森の主の平野さんが草刈りに来ていて、それは気の毒ツチアケビは知っとるか、見せてやると…
立秋の声を聞くと高原の花が咲き乱れる。 もう松虫草も満開だ。 これにくるブルービーを狙ってみるが、なかなかうまくいかない。 たまに油断している時に出てくるだけだから。 一応ミソハギの方で保険をかけておく。
合歓の花のピンク色が美しい。 これと何かコラボできないかとウロウロしている間に、色が褪せたり散ってしまったり・・ 溜池の水草の上に合歓の花が落ちていた。 せめてこれをバックにチョウトンボとコラボさせようと四苦八苦した。 茹だる暑さに年寄りの冷…
脳活には俳句より写真の方がいい。 今朝来た新聞の週刊誌の広告の片隅に書いてある。 だけども問題は今日のネタ、鳥がいない。 行かなくちゃ、鳥を撮りに行かなくちゃ。 ネタがない。 閑話休題 そうはいっても写真は難しい。 出かけるのにも体力がいる。 設…
チョウトンボとハスの花のコラボを狙ってみたが、そううまく問屋が卸さない。 でもチョウトンボだけでも十分そうだ。 ただ羽が美しく光る瞬間を撮らなければならんけど。 おまけにその羽の構造が精緻なところも。 撮り甲斐のあるトンボだ。 鳥だってそうなん…
単に鳥ネタに窮したと言うだけのことですが、虫もネタのカテゴリーにちゃんとありますから。 チョウトンボもハス池が少なくなってだんだんお目にかかれなくなりました。 その点オニヤンマは結構見かける。 ブッポウソウもよく咥えている。 P.S. 昆虫に詳しい…
渓谷ではオス・メス2羽のオオルリが鳴いていた。 メスの姿は目に入りにくい。 オスをカメラで追っていたら、そばを通過した影がメスだった。 しばらく交互に撮っていたが、メスの方はきれいな甲虫を咥えたままだった。 プレゼントなのか、ヒナの餌なのか、…
たくさんいたアサギマダラはみんな綺麗で、マーキングしたものはいなかったのでこの辺りで繁殖したものかもしれない。 近くの沢水で撮ったのはもうだいぶ前だった。
くじゅう花公園に期待しないで行くと、秋の花の寄せ植えにたくさんの蝶が舞っていた。 盛りを過ぎたフジバカマにも何百頭ものアサギマダラが吸蜜していた。 紅葉にはまだだったが、うまく背景に取り込めたのでちょっと違うアサギマダラが撮れた。
赤そばの花が咲いたとの記事で佐志生に行ってみたが、去年の三分の一程度の面積になっていて、植え方もまばらだった。 ジョウビタキとのコラボを考えていたけどいなかった。 スケール感はなかったので、ここでもアカタテハとのコラボを試みた。 似たようなシ…
県北の帰り、農業公園裏門沿いを走っているとコスモスの花が見えたので、引き返して寄ってみた。 途中にセンニチソウの花園があってそこにタテハチョウが何頭も飛んでいた。 花と蝶なら定番だし、埋め種か背景画像にはなるかと何発も連射しておいた。 本当は…
ナベナ、メハジキ、カワミドリ等々、いろいろな野草の花が盛りだ。 こんな花を教えてもらうきっかけがブルービーだとすれば、ブルービーもまんざら幸せの使者といえなくもない。 野草ならばこその色々な虫がやってくる。 ブルービーの出はあまり良くなかった…
別に飲み屋に行かなくても、人と密接しなくても、楽しむ方法はいくらでもある。 今まで気づかなかったものに目を向けるだけでいい。 小さな生き物が季節を謳歌している。 ナベナの花が今年はたくさん咲いた。 同好の仲間が探し保護してくれたからではあるが…
最近はあちこちでフジバカマを植えてアサギマダラを呼んでいる。 ここはヒヨドリバナだが、同じようなものでも自然な感じがいい。 かなりの数が舞っている。 昔、山の反対側の大船林道にアサギマダラ繁殖地の看板があったのを憶えているが、九重のあちこちに…
ヒゴタイはユニークな花だ。 筒状の花が多数全方位に向いて、青いミラボールのような花序となる。 虫にとってはこれほど効率のいい花はないだろう。 いろいろな虫が吸蜜にくる。 ブルービーばかりにカメラを向けてはもったいない。 虫類みな兄弟 バーダーに…
ブログのタイトルは歌謡曲からパクることが多い。 どのみち画像とはあまり関係ない。 季節の生き物を写真に撮って日記がわりにしながら、それを生き甲斐にしているだけだ。 なんとかピンが来たなと思うものを上げるだけで、その名前さえ分からないままのもの…
夏が来ないまま梅雨が戻って、束の間の晴れ間に気になるポイントを回った。 旅鳥はもう少し先だ。 留鳥も姿を見せない。 懸案のヒゴタイにブルービーも、もうラストチャンスのようだった。
今年もブルービーが姿を見せ始めたというので、早速阿蘇の高原に見に行った。 ヒゴタイはまだ盛りではなくてあまりコラボしてくれなかった。 これはもうすぐ地元でも撮れるはず。 わたしの好きなマツムシソウは満開を迎えていたが、風で揺れるのでピンが難し…
タイトルと画像は特に関係ありませんが、たまには世界の片隅で生きている虫達にも思いを馳せてやってはいかがでしょう。 どうせ飲みには行けないのですから。
高原には秋の草花がもう盛りだった。 ヒョウモンチョウがマツムシソウからマツムシソウを渡り歩・・かない飛び回っていた。 止まった近くの花に照準を合わせて待つと、3割くらいの確率では止まるが、腕が持たない。 ノヒメユリも盛りだった
チョウとトンボがコラボしてる昆虫はありがたい。 これだけで絵になるといえば言えるが、ハスの花とコラボすればまた格別ではある。 ところがドッコイである。 きれいな花にはいかないし、光の加減が難しい。 止まっているのはマンネリだし、飛んでいるのは…
スイレンやらハスの花が咲き始めた。 チョウトンボも見かけたし、夏の花とトンボのコラボはネタがないときの格好なモチーフだ。 でもそうは問屋がおろさない。 トンボにはトンボの矜持がある。 俺は引き立て役ではない、ピンだって張れるぜと嘯く。
1週間前に高森の野草園に立ち寄った。 鳥がいればと思ったのだが、水場がないのであまりいないとのだった。 でもベニヤマシャクヤクが咲き始めたということで散歩がてらに広大な林間の遊歩道を歩いた。 まだ1輪しか開いてなかった。 1週間後が見頃だとい…
ミヤマカワトンボが川面を飛んでいる姿は美しかったが、とてもピントを持って来れない。 目にはしっかり焼き付いているのに。
トンボは美しい。 飛ぶものはみな美しい。 飛ぶところは取れなかったけれど。 右のはミヤマカワトンボ
海をバックに撮るのも骨が折れるが、灯台を入れるのは狙い所が限られて、もっとチャンスが少なくなる。 意外と時間がかかるが、退屈することはない。 年寄りには酷なショット。 だから高揚感と達成感が・・・ そして立ちくらみと疲労感が・・・ 」