ホウロクシギの幼鳥の鳴き声は悲しげだった。
キヨ~ン、キョ~ンと管楽器の音のようなソプラノで、浜でも、空中でも鳴き続けた。
親を呼んでいるのか、無闇に泣いているのか、愚痴なのか、判りようもない。
翌日には姿が見えなかったから、別に困っていたわけでもなかったのかな。
本能に従っていれば、また巡り会える仕組みかもしれないし。
旅鳥は、混群で渡っているのはよくみるが、単独や小群のこともよくある。
バーダーとしては、気ままにやってくれる方が、どちらかというと、シンパシーを感じやすい。
バーダーとは身勝手なものなのだ。















