いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥頭苦肉

志高湖秋色

志高湖に鳥を見に行くが、今年はさっぱりだ。 餌付けのコブハクチョウやオオバンはあまり食指が動かない。 湖畔をぶらぶら歩いていたらヤマブドウを見つけた。 湖面に乗り出して何房かもいで口にすると、懐かしい味が広がった。 昔はよく口の中を真っ青に染…

パンダはお好き

トリノフンダマシというクモがいる。 虫好きなら黙って見過ごすことはないが、如何せん虫嫌いの方が圧倒的に多い。 このオジロアシナガゾウムシという甲虫も鳥の糞の擬態をしているらしい。 8mmの虫にも5分の魂で、そう簡単には食われてはならじと踏ん張っ…

鳥会えず滝

工事中で越流全停止だったり半停止で白水ダム運の悪い二番目の娘が3度目の正直で行きたいというのでついていった。 今度の工事は11月1日からということで、幸い全越流ではあったが水量が多過ぎで転波の模様が台無しだ。 物足りないというので神原のひいばち…

由布岳が映る窓

この建物は飛石の一つに立つと、マジックミラーに由布岳が綺麗に映るという仕掛けなのだが鳥さんにはにはかなり問題がある。 あまりバーダには縁のない場所のせいかもしれないが、情趣の陰に犠牲になる命のあることは心すべきかも。 文明というものが自然と…

るるパークの片隅に

公園は雨の日に限る。 年寄りに広い公園は必要ない。 今更風景なんか、というより風景は下手。 ウォーキングも無理無理。 じっとして、じっくり足元を眺めていれば、時間は過ぎていくというかリミットに近づいていく。

そうだ閑古鳥をネタにしよう

もののない時代に生まれ育った。 米は買えなくても、食い物は結構そこら中にあった。 その頃わたしの体の半分は芋でできていた。 よその家の縁側で笛吹童子を聴いて胸を弾ませた。 カバヤ文庫を擦り切れるまで読んだ。 だから、ネタがないくらいで落ち込むこ…

立秋と現実

季節の区分が訳分からなくなってしまっているが、県境の高原ばかりはなんとか気配を感じられる。 でも花の開花時期はどんどん前倒しになったり、絶えてしまったりしているらしい。 ここくじう夢広場の秋の草花はまた一斉に咲き乱れ始めた。 自生のものばかり…

樊噲草依存症

夜中にホトトギスが鳴いている。 声だけ聞かせて姿を見せないのはバーダー泣かせだ。 わたしは泣いています ベッドの上で〜 古い歌しか浮かばないようになったらもうそろそろ年貢の納めどきかな・・・

継続は無力なり

10年も同じことを続けていると、それなりになってくるという意味で力なのだ。 訳のわからんやっつけ仕事は金にも力にもならんやっつけ仕事だ。 身も蓋もないというやつだ。 これと比べれば、明日は多分よくなること請け合いだ。

白いハスの花はお好き

昔はSinging in the rainだったが、この頃はSinking in the rain なのだ。 ネタも底をついた。 こうなりゃ鳥もコラボもありゃしない。 ゴミ箱漁っても生き延びるぞ。

出番が多い狢さん

雨や所用や体調でなかなかネタが集まらない。 鳥見ブログで通したいけど、鳥の方にも都合はある。 大体夏場は閑古鳥しかいない。 避暑に行くらしい。 夏鳥だって南限は上がって行くのだろうか。 鳥頭狢肉でも別に困らることはない。 のんびり行こうよ後少し。

鳥はどこへ行った

ゴールデンウイークというものがあったなあ。 バーダーにとってはあまりありがたくないシーズンだ。 昔はGWとお盆だけが子供をキャンプに連れて行ける唯二のチャンスだった。 その必要もなくなってウン十年、こっちが鳥に遊んでもらうようになって十数年、今…

まぼろしとうつつのはざま

この頃は、本屋に行くと年寄りばかりがうろうろしている。 確かに、本も終活とか脳活とか認知機能検査対策とか好きなように生きろとかいうタイトルが目白押しだ。(一応鳥絡み) 今更、教えられてどうなるものでもないし、わたしにはもう活字はだめだ。 でも…

晩秋の大野川源流

鳥見を始める前はほとんど訪ねることのなかった大野川の支流地帯をこの頃はよくドライブする。 中九州道や農林道が整備されてアクセスが良くなったことはもちろんだが、今まで知らなかった魅力あるポイントが次々に現れたことがある。 なんと言っても渓流の…

同じ穴のアナグマ

アナグマなんて知らなかった。 それが最近ではタヌキよりもよく出会う。 適応力があるんだろうか、増えてきたんだろうか。 なんとなく陰気臭い獣のイメージがあったんだが、慣れてきたのかたまたまなのか結構愛嬌があるじゃないか。 違う穴のイノシシの童

雲海の底で

湯布院盆地にさしかかると雲海が広がっていた。 底に入ったが、ノビタキはまだだった。 霧が晴れて由布岳が姿を現してきた。

チャオプラヤ川

トラブル続きだったタイ旅行だったが、本朝には福岡空港に降り立ってることを願っている。 8日間の予定もトラブル続きの移動日を外すと正味2日間の鳥見だったが、旅行の面白さはそれ込みなのだと慰めている 初日ワクチン接種証明書が英文でなかったので、…

暑中お見舞い 山吹水源から

山吹水源はヒゴタイ公園の近く熊本県の産山村にある。 くじゅう山系に降った雨が地下水となり、ここで湧き出て産山川となり、下って大野川に注ぐ水源だ。 流石にここは林間にあって涼しかった。

夏の思い出

思い出は道草だ。 オヒシバやエノコログサは遊び道具の少ない時代の手遊びだった。 穂を折り返して傘とか提灯に見立てた。 草相撲といっても穂を絡ませて引っ張り合うだけのことだった。 でもなぜか強い奴がいた。 遊びにも知恵がいったのだ。

夏の高原の花

暑い時期はもっぱら高原が恋しくなる。 しかしあまり日陰はないので車から出るのは難しい。 夏は平気だったのに、どこにいても熱中症の危険がある。 何だか追い詰められた逃亡犯のような気分だ。 今を盛りと咲いている野の花もすぐに萎れてしまう。 夏も切な…

鳥がいなけりゃこの世は闇よ

本日は鳥ネタ切れなり

アオバトと湯けむり

別府の町は海からの眺めも素晴らしい。 昔のローカルソングに泉都別府は東洋のナポリという歌詞があって、じゃああっちは西洋のBeppuかいと拗ねたものだ。 東京にいる娘の会社の後輩にAPUを出た韓国の元留学生がいて、別府の話になると夢のような所だったと…

鉄ちゃんと呼ばないで

山陰の海をなぞって北上した。 どんな狙いがあるのか自分でも分からないが、鳥は何にも見つからない。 しかし、海は青いし ねーちゃんはきれいだ ワーワーワッワー 当然、被写体は見つからない。 しかたなし、鉄ちゃんに擬態した。 鳥取行きスーパーまつかぜ…

本日休更新

たまには渡り鳥のように

春眠更新を覚えず何処にも啼鳥を聴かず

ときにはネタのない子のように海を見つめていたい。 ということで、ただいま東シナ海をながめています。 一応何か写っています

ルリのいない福寿草

福寿草を撮りにいったわけではない。 ルリビタキと花のコラボ狙いではあったのだが、鳥というのは誰にでも見えるものではない。 幸運も熟練もいる。 最近は歯も目も耳もめっきりだ。 鳥見には五感も六感も腕も必要だ。 ショットはカメラ任せでいいけど、なん…

立春 南小国の福寿草

雪が見たくて履きたてのスタッドレスで久住に出かけると、道路はそうでもないが、草原は数センチの積雪だった。 この分なら小国は結構積もっているかなと、瀬の本の野草園まで足を延ばした。 なかなか雪中の福寿草にお目にかかれなかったし、もう節分草だっ…

 鳥のいる風景 初冬編

バーダーなのフォトグラファーなのか、どっちつかずのショットでも良いのです。 もうちょっと支離滅裂になったら、足を引っ張ってください。 いや、肩を叩いてくださいね。 久しぶりにヤマセミに出会った。遠かった。 高いところから川面を見ていたミサゴ チ…

そうだ、アユを主役にしよう

もちろん眼前で漁をするミサゴの迫力あるショットが狙いではあったのだ。 しかし、ことごとくミサゴの眼とアユのコラボは潰えてしまった。 飛び込みから追ってもキャッチの瞬間は外してしまう。 反射神経が鈍いのは生まれつきだ。 カメラがアユに合わせてく…

納屋漁港点描

納屋漁港は近いのでいくつかの野鳥のチェックポイントだ。 旅鳥のシーズンは終わったが、ミヤコドリ、クロツラヘラサギ、ツクシガモ、カンムリカイツブリなどの越冬組がやってくる。 漁船が帰港すると、おこぼれをもらおうとサギやトビなどたくさんの鳥が群…