いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥頭苦肉

鳥はどこへ行った

ゴールデンウイークというものがあったなあ。 バーダーにとってはあまりありがたくないシーズンだ。 昔はGWとお盆だけが子供をキャンプに連れて行ける唯二のチャンスだった。 その必要もなくなってウン十年、こっちが鳥に遊んでもらうようになって十数年、今…

まぼろしとうつつのはざま

この頃は、本屋に行くと年寄りばかりがうろうろしている。 確かに、本も終活とか脳活とか認知機能検査対策とか好きなように生きろとかいうタイトルが目白押しだ。(一応鳥絡み) 今更、教えられてどうなるものでもないし、わたしにはもう活字はだめだ。 でも…

晩秋の大野川源流

鳥見を始める前はほとんど訪ねることのなかった大野川の支流地帯をこの頃はよくドライブする。 中九州道や農林道が整備されてアクセスが良くなったことはもちろんだが、今まで知らなかった魅力あるポイントが次々に現れたことがある。 なんと言っても渓流の…

同じ穴のアナグマ

アナグマなんて知らなかった。 それが最近ではタヌキよりもよく出会う。 適応力があるんだろうか、増えてきたんだろうか。 なんとなく陰気臭い獣のイメージがあったんだが、慣れてきたのかたまたまなのか結構愛嬌があるじゃないか。 違う穴のイノシシの童

雲海の底で

湯布院盆地にさしかかると雲海が広がっていた。 底に入ったが、ノビタキはまだだった。 霧が晴れて由布岳が姿を現してきた。

チャオプラヤ川

トラブル続きだったタイ旅行だったが、本朝には福岡空港に降り立ってることを願っている。 8日間の予定もトラブル続きの移動日を外すと正味2日間の鳥見だったが、旅行の面白さはそれ込みなのだと慰めている 初日ワクチン接種証明書が英文でなかったので、…

暑中お見舞い 山吹水源から

山吹水源はヒゴタイ公園の近く熊本県の産山村にある。 くじゅう山系に降った雨が地下水となり、ここで湧き出て産山川となり、下って大野川に注ぐ水源だ。 流石にここは林間にあって涼しかった。

夏の思い出

思い出は道草だ。 オヒシバやエノコログサは遊び道具の少ない時代の手遊びだった。 穂を折り返して傘とか提灯に見立てた。 草相撲といっても穂を絡ませて引っ張り合うだけのことだった。 でもなぜか強い奴がいた。 遊びにも知恵がいったのだ。

夏の高原の花

暑い時期はもっぱら高原が恋しくなる。 しかしあまり日陰はないので車から出るのは難しい。 夏は平気だったのに、どこにいても熱中症の危険がある。 何だか追い詰められた逃亡犯のような気分だ。 今を盛りと咲いている野の花もすぐに萎れてしまう。 夏も切な…

鳥がいなけりゃこの世は闇よ

本日は鳥ネタ切れなり

アオバトと湯けむり

別府の町は海からの眺めも素晴らしい。 昔のローカルソングに泉都別府は東洋のナポリという歌詞があって、じゃああっちは西洋のBeppuかいと拗ねたものだ。 東京にいる娘の会社の後輩にAPUを出た韓国の元留学生がいて、別府の話になると夢のような所だったと…

鉄ちゃんと呼ばないで

山陰の海をなぞって北上した。 どんな狙いがあるのか自分でも分からないが、鳥は何にも見つからない。 しかし、海は青いし ねーちゃんはきれいだ ワーワーワッワー 当然、被写体は見つからない。 しかたなし、鉄ちゃんに擬態した。 鳥取行きスーパーまつかぜ…

本日休更新

たまには渡り鳥のように

春眠更新を覚えず何処にも啼鳥を聴かず

ときにはネタのない子のように海を見つめていたい。 ということで、ただいま東シナ海をながめています。 一応何か写っています

ルリのいない福寿草

福寿草を撮りにいったわけではない。 ルリビタキと花のコラボ狙いではあったのだが、鳥というのは誰にでも見えるものではない。 幸運も熟練もいる。 最近は歯も目も耳もめっきりだ。 鳥見には五感も六感も腕も必要だ。 ショットはカメラ任せでいいけど、なん…

立春 南小国の福寿草

雪が見たくて履きたてのスタッドレスで久住に出かけると、道路はそうでもないが、草原は数センチの積雪だった。 この分なら小国は結構積もっているかなと、瀬の本の野草園まで足を延ばした。 なかなか雪中の福寿草にお目にかかれなかったし、もう節分草だっ…

 鳥のいる風景 初冬編

バーダーなのフォトグラファーなのか、どっちつかずのショットでも良いのです。 もうちょっと支離滅裂になったら、足を引っ張ってください。 いや、肩を叩いてくださいね。 久しぶりにヤマセミに出会った。遠かった。 高いところから川面を見ていたミサゴ チ…

そうだ、アユを主役にしよう

もちろん眼前で漁をするミサゴの迫力あるショットが狙いではあったのだ。 しかし、ことごとくミサゴの眼とアユのコラボは潰えてしまった。 飛び込みから追ってもキャッチの瞬間は外してしまう。 反射神経が鈍いのは生まれつきだ。 カメラがアユに合わせてく…

納屋漁港点描

納屋漁港は近いのでいくつかの野鳥のチェックポイントだ。 旅鳥のシーズンは終わったが、ミヤコドリ、クロツラヘラサギ、ツクシガモ、カンムリカイツブリなどの越冬組がやってくる。 漁船が帰港すると、おこぼれをもらおうとサギやトビなどたくさんの鳥が群…

夕方の荒尾海岸に佇むバーダーひとり

荒尾干潟もシギチの中継地だが、いたのはハマシギの小さな群れだけだった。 せめて夕景の中に入ってくれればと待ってみたが、飛んでも塵のごときでしかない。 夕映もいつもより冴えない。 こんな光景を独り占めしても、詩心がないので、鴫立つ浜(沢)の秋の…

シチメンソウの熟れる頃

諫早干拓の某チョウゲンボウを見に行ったのだがうまくいかず、帰途大授搦に寄ってみた。 中潮だったので満潮でも潮が遠く、シチメンソウとのコラボはうまくいかなかった。 天気が良くて陽が高いと、これまた逆光と陽炎で絵にできない。 でも好きな群舞は心ゆ…

えっえっ、クマ! ア◯グマか〜

九州にはクマはいないはずだが、アナグマならいる。 最近はタヌキよりアナグマの方が優勢のようだ。 呑気なのか毎日のようにロードキルに出会う。 イタチの仲間らしいし、病気も怖いし、近づく気はないけど、ファインダー越しなら愛嬌もあるから一息入れるの…

カイトサーフィンは人が鳥になる

サーフィンがやれる年ではないが、やりたい気持ちがなくもない。 スピード感や自分自身のコントロール感、そして景色や五感の非日常感はなんとなくわかる。 見えるものが違ってくるというのは生きるために必要なことだ。 むかし、ホモ・ルーデンスという言葉…

カモメと関係ないカイトサーファー

真玉海岸がカイトサーフィンのメッカとは知らなかった。 ネタになりそうな鳥と出会えなかったので、カモメとコラボということにしてみた。 風が強くて、迫力もあって、なんか絵になりそうだったが、まあありきたりの構図でしかできないのが残念だ。

コスモスにアオサギはミスマッチ

アオサギは満更嫌いではない。 博愛主義者のバーダーだから。 つまりいい加減ということ。 あんまり被写体にすることもない。 コスモスにはノビタキの方が何倍も欲しいけど、アオサギしかいないならしょうがない。 でも根元にいるんじゃコラボといえんのじゃ…

赤い花なら曼珠沙華

どこもかしこもワンパターンの花の植え方が気に入らない。 美観というにはセンスがない。 でもそういうことではないらしい。 猪避けなんだとか。 マスク程度だろうか。

鳥頭苦肉 ジシギ

色々な旅鳥が羽を休める古い地区の畑を眺めていると、シギの頭が見えた。 ちょっと離れてもう1羽。 タシギだと思ったが、いわくのあるポイントだから他のジシギかもしれない。 こいつが一番識別が難しい。 頭だけではどうしようもない。 なんのパフォーマン…

面河渓の思い出

仁淀ブルーへの鳥羽口は UFOラインだ。 いくつもの川の源流地帯の瓶ヶ森林道から石鎚スカイラインを面河渓に下る。 絶景に次ぐ絶景の連続だった。 折しも人出は少ない。 独り占めの景勝はより自然の妙味を際立たせる。

仁淀川に浸る

こどもは誰も水遊びが好きだ。 うちの子は小さい頃から 海や川に連れて行くと、季節も場所柄も考えず、すぐに飛び込む方だった。 うん十才になった今もまだそれは変わっていない。 水中毒は治らない。 ほとんどリリース 一家族限定 しっとりとイワタバコ 勇…

アメゴに遊ばれる

アメゴを見ていて、川面が揺らぐと川底からアメゴまで皆揺らいでデフォルメされてしまう。 それも水が限りなく透明なクリスタルのように光を屈折させるせいというよりも、川そのものが変幻自在な宝石なのだ。 わたしは時間が経つのも忘れてアメゴを追い続け…