2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ブッポウソウは一旦番うと一生変わらないらしい。 それならなんでこんな求愛給餌のような儀式が必要なんだ。 来る時も別々だったし。 そこはそれ人間の理屈で判断したらいかんのだ。 釣り上げた魚とは違うんだ。 楽しんでいるのかもしれないし。
ハヤブサの営巣ポイントに行くと、ヒナの鳴き声は聞こえたが、崖に見えたのは1羽だけだった。 ちょっと遅かったらしい。 空中給餌は見られるかなと思ったが、すぐに鳴き声もおさまって、朝の食事は終わったようだった。
渓谷ではオス・メス2羽のオオルリが鳴いていた。 メスの姿は目に入りにくい。 オスをカメラで追っていたら、そばを通過した影がメスだった。 しばらく交互に撮っていたが、メスの方はきれいな甲虫を咥えたままだった。 プレゼントなのか、ヒナの餌なのか、…
アオバズクの飛来が少ない。 だんだん少なくはなってきてたが、今年はなかなか出会えなかった。 何度か訪ねてやっと姿を捉えたが、まだ見張り体制には入っていない。 メスはまだなんだろうか。 サンコウチョウも鳴き声が少ない。 こっちもやっと姿を目せてく…
オオルリはフレンドリーだ、ホントか。 時として人など眼中にない。 オスとメス両方が鳴き交わしていて相思相愛に見えるのだが。 餌も両方が咥えているようだが、そういうものか、あるいは若鳥がいるのか。 たまにこんなばっ撮りのこともある。 オオルリ祭り…
緑陰を抜けるキビタキの声は涼やかだ。 その姿を追うのはバーダーにとって至福のときだ。 風が渡る新緑の気持ちのいいこと。 地元でキビタキにやっと会えた。
三度笠はそれなりの意味があるだろうが、わたしのイメージとしては渡世人のかぶりものか。 時代劇では旅人が皆これを持っていた。 クロハラアジサシは去年佐賀のクリークで数羽の群れを見た。 北九州で撮ったのは1羽だった。 ハジロクロハラアジサシとの異…
親子のケリとは別の場所で1羽のケリが水浴びをしていた。 こちらは子育てが終わったか、うまくいかなかったんだろうか。 この辺りに以前は、多い時には6番いもいたんだが。
ケリの営巣場所に3週間後行ってみた。 親鳥が見守る先に小さな雛が1羽遊んでいた。 これが前に見た雛なのかどうか、ちょっと発育が遅いんじゃないか。 まだ産毛のままだし、姿もあまり変わらない。 嘴だけは黄色くなってはいるが。 まさか二番子でまた1羽…
別府の町は海からの眺めも素晴らしい。 昔のローカルソングに泉都別府は東洋のナポリという歌詞があって、じゃああっちは西洋のBeppuかいと拗ねたものだ。 東京にいる娘の会社の後輩にAPUを出た韓国の元留学生がいて、別府の話になると夢のような所だったと…
アオバトの潮飲みは初夏の風物詩だ。 わずかに残された海岸線の岩場はちょうど山が迫ったところにあって、アオバトにもバーダーにも都合がいい。 今の時期には100羽くらいがここにやってくる。 ねぐらはそれぞれ何十キロも離れたところにあるはずだ。 蒼…
国道10号線の別大国道を走ると、頭上を横切るアオバトの姿が目に入る。 おお始まったかと、車を旧道跡に入れて、歩道を引き返して展望テラスに向かう。 先発の1羽に続いて数十羽の群れが旋回して岩場に降りる。 陽を背にできるのは朝と夕方だけだ。 順弱…
コルリにさえ出会えれば目的はほぼ達成したも同然だ。 初日すぐの探索で呼び出してくれた。 あとはどうでもいいような気持ちで、内心もっと降らんかなあと思いながらついて行った。 イカルとかホオジロとかビンズイとかノスリとか、もう地元では見向きもしな…
コルリさえ見ればいいツアーだったが、オオルリのいいショットが撮れる場所にも連れて行かれた。 ちょうど目線の高さからその姿が見られる場所だった。 雨も降って濡れた羽も緑も美しかった。 もちろん1羽ずつの縄張りなので合唱してるはずはないし、デュー…
地元でコルリに出会うのは、まずわたしには不可能だ。 稀な旅鳥だし、ルートになっているかどうかも不明だ。 人目につかないような藪を抜けていくらしいし。 地鳴きとかグゼリとかを頼りに探すらしいが、老人性難聴ではなあ。 開けた場所に出てもらわないと…
ブッポウソウがやってきた。 今年は若干遅いかも。 そしてまだ1羽きり。(7日) やもめじゃないといいけど。 なんかデジャブ感が強くて、自分の年を忘れた。
同じことを毎年書いている気がするけど、「夏が来ぬ」の水鶏鳴き卯の花咲きてのクイナはこのヒクイナの声なんだからね。 カ・カ・カ・カカカカカカ・・・・ 夏の朝に聞くとこどもの昔に帰った気がする。 クイナの声はしなかったと思うけど、フクロウは鳴いて…
大授搦と荒尾干潟のシギチの種類や動静には若干違いがある。 それは干潟の土質による生物相が異なるからだろう。 下手な考察は禁物だが、撮影のタイミングにはいささか慣れが必要だった。 あらかじめ水鳥・湿地センターでポイントなどの情報を仕入れるのがコ…
娘が荒尾から30分のところに住んでいるから、アクセスはいいのでときどき夕日を眺めにくる。 渡り鳥のシーズンは大授搦の方に行くことが多いが、以前にオオソリハシシギの夏羽やミユビシギの大群に遭遇して、是非ともまたあの感動を蘇らせたいと思い続けてき…
地元ではキアシシギからシギチの渡りは始まる。 もっとも地元に立ち寄るのはキアシシギとチュウシャクシギくらいだけど。 来ても5、6羽の群れだからあまり食指が動かない。 荒尾では目を凝らすと色々なシギチが飛んでいるのだった。 キアシシギのこんな群…
ダイゼンはあまり個性的ではないが夏羽になると豹変する。 ムナグロと似て精悍になる。 ムナグロの方はあまり干潟には降りないので、混群のシギチの中でもよく目立つ。
荒尾干潟のシギチをどこで撮るか、安尾さんに連れて行かれて何年か前のオオソリハシシギのショットを思い出した。 それがこの波止だった。 翌日満潮前にここで待った。 そして見込み通りここに次々に舞い降りるシギチを取ることができた。 ただずっと北側の…
荒尾干潟のシギチはなんだって絵になる。 地味なチュウシャクシギだっていつにも増してたおやかに見えた。 貝殻の浜、有明フェリー、普賢岳それぞれのコラボをなんとかクリアした。
荒尾干潟で唯一繁殖しているシギチがシロチドリだ。 荒尾市の鳥に指定されている。 貝殻の堆積の上に佇む姿は浜千鳥の歌が聞こえてくるような錯覚に襲われる。 いつまでも大事にしてもらってな。
メダイチドリもオレンジ色が美しくなった。 飛翔の時に見分けやすくなった。 干潟では単独行動なのに、飛ぶ時はおおむね群れになっている。 ともかく愛らしい。
荒尾干潟は有明海の東岸、南北に9kmのの泥濘ではない海岸だ。 予習不足のわたしがてくてく歩いて探鳥していたら、車から声をかけられた。 歩きでは干満に合わせられないので、車に乗せてポイントを案内してくれるという。 この人がここの有名人で、荒尾干潟…
キョウジョシギという名は、京女の着物姿にちなんでついた名前らしいが、どうもピンとこない。 早くキョウジョシギを撮りたかったけど、荒尾干潟に行ってやっと数年ぶりに撮ることができた。 ここの干潟は貝の殻が堆積してできたもので、ずっと沖まで歩いて…
ムナグロはわかりにくい。 小さくて保護色だから、田植え前の田んぼにいたりすると、動かなければまずわからない。 成鳥の夏羽の白黒のコントラストはよく見ればわかるが、それも場合によりけりだ。 天敵の目をかわしているのかもしれない。 夏羽の黒は生殖…
風雨の強い日は、鳥見に最適とは言わないまでも珍しい鳥に出会う確率は増すと信じている。 県北の干拓地の遊水池の遠くに何かシギの群れが見えたけど、車の窓を開けられない。 雨風どちらか治るのを待っていると、雨は小止みになってきたがもう姿はない。 目…
オグロシギは地元では初見、タイで見る塩田での大群とはまた趣が違うけど、水田の方が似合う。 コシャクシギは前に見た小群からはぐれたものか、これもちょっと何かわからなかった。