地元でコルリに出会うのは、まずわたしには不可能だ。
稀な旅鳥だし、ルートになっているかどうかも不明だ。
人目につかないような藪を抜けていくらしいし。
地鳴きとかグゼリとかを頼りに探すらしいが、老人性難聴ではなあ。
開けた場所に出てもらわないと、初見では姿を見ても識別できないだろう。
というわけで、Y社のコルリに会いに行こうというツアーに参加した。
富士山麓の森林地帯をコルリを探して、雨の中を何時間も歩き回る探鳥だとは夢にも思わなかった。
三脚は持って行き損。
夜中に足が攣って眠れなかった。
コルリは綺麗な成鳥は撮り損なったが、なんとか落伍しなかったところは褒めてやりたい。