いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

牧歌的な鳥

民宿の裏手の牧場で鳥見をした。 主にアガヴェにくるハチドリだったが、初見の鳥は何故かピントがこなかった。 それほどがっつかなくてもまだツアーは始まったばかりだ。 ここから一気に降りて亜熱帯気候の雲霧林に向かう。

アガベハーテリーとハチドリ

アガベハーテリーはこの辺特有の竜舌蘭の一種だ。 どれもすっくと花茎を伸ばして巨大な花房をつけている。 ハチドリが周りをブンブン飛び交っている。 多分あのWine-Throated Hummingbirdなんだろうが、如何せん遠い。 でも青空をバックに螺鈿色に煌めいてい…

ブエンディア(おはよう)

写真がピクチュア以外のファイルから出てきたので、少しクチュマタネスに戻る。 この辺は牧畜で生計を立てているようだけど、頭数はそう多くない。 2泊して、午前中この当たりを散策して次のサンマルコスに4時間かけて降りる。 娘たちは虫探しだが乾季で全…

ヤラセばかりじゃないのよコラボは

この民宿はPacific Slopeという太平洋岸に続く傾斜地の頂上にある。 海から上がってくる水蒸気が潤沢な雨を降らせて雲霧林を育てている。 降りてくる時アトティランコノ湖のあたりは濃霧だった。 ついたときはスコールだった。 乾季と雨季の変わり目だったが…

ハチドリとは幻想である

ハミングバードは虫だ。 そこら辺をブンブン飛び回っている虫だ。 給蜜器にたかる黒い虫だ。 とにかく動きが早いので花とのコラボなんて到底無理だ。 アーロンさんが吸蜜器をかくし、そこら辺の花を切ってきて筒に挿し、注射器で砂糖水をかけてくれる。 なん…

トルティーヤと黒豆のスープとチーズと煮バナナ

民宿の女将さんのドナエロさんは豪快に笑って、食べ物を押し付けてくる。 ただ、日本食のように微妙な味はない。 食材の味そのままにデンと出してくる。 果物は豊富なのでたっぷり食べられるのがありがたい。 バナナは煮たり焼いたり炒めたりしてある。 煮バ…

サンマルコスへ ドナエロさんの民宿のハチドリ

3日目の午前中、牧場の周りを探鳥したがデータが見当たらない。 パソコンにデータを移し損なったみたい。 午後から4時間かけて標高1800mくらいのサンマルコスという町外れのドナエロさんの民宿に移動。 遠く太平洋を見下ろす高台にあって、給蜜器に色…

クチュマタネス etc.

クチュマタネスにいると日本にいる自分の方が夢の中のような気がする。 ここは自分が子供の頃の生活とどこか通じるものがある。 店もないが、ドルで持ってきたわずかな金もケツァールに両替しなかったばっかりに何も買えない。 食事は自炊になっているが、食…

おかっぱのウズラ

3000mの放牧地からさらに高度を上げ、松の木もまばらな岩地のダートを揺さぶられ続けて進んでいく。 しばしばスタックして空回りする。 何ヶ所かで耳を澄ますが目指す鳥の気配はない。 高度計で見ると4000mにもなっている。 メキシコ国境が見える地…

眠そうな目 他人のこと言うな

もう一種の地域固有種がゴールドマンムシクイ(Goldman's Warbler)だ。 こちらも同じ場所できれいな黄色を際立たせていた。 棲む場所がダブっているキヅタアメリカムシクイ(Yellow-Rumped Warbler)の亜種だともいわれるが、そっちは旅鳥でもある。 乾燥した高…

ズキンベニアメリカムシクイ(pink-headed warbler)に乾杯

なぜ3000mを超えるこんな高地にいきなり連れてこられたんだろうと疲れ切った体と頭でブツクサ愚痴っていた。 翌朝、まず出会ったこの赤い鳥は寝ぼけ眼を開かせるのに十分だった。 低いヒノキの生える放牧地で、すぐ近くにきて元気に鳴いて目を醒させてく…

グアテマラ探鳥の始まり Hilandsの鳥(クチュマタネス)

旅行中撮った画像を日々パソコンに入れるつもりだったが、ネット環境のないところから始まったので二進も三進も行かなくなった。 とりあえず開けたショットから少しずつ紹介していくしかない。 旅程が前後することもあるかもしれないが、ともかく我が家の珍…