なぜ3000mを超えるこんな高地にいきなり連れてこられたんだろうと疲れ切った体と頭でブツクサ愚痴っていた。
翌朝、まず出会ったこの赤い鳥は寝ぼけ眼を開かせるのに十分だった。
低いヒノキの生える放牧地で、すぐ近くにきて元気に鳴いて目を醒させてくれた。
この地域だけに棲むムシクイの代表だったのだ。
なぜ3000mを超えるこんな高地にいきなり連れてこられたんだろうと疲れ切った体と頭でブツクサ愚痴っていた。
翌朝、まず出会ったこの赤い鳥は寝ぼけ眼を開かせるのに十分だった。
低いヒノキの生える放牧地で、すぐ近くにきて元気に鳴いて目を醒させてくれた。
この地域だけに棲むムシクイの代表だったのだ。