2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
チョウゲンボウはネズミを探すとき、ネズミがマーキングした尿の発する紫外線ををたどってネズミに行きつくんだとか。 鳥の色覚は4色型といって赤、緑、青プラス紫外線近域の色を感じるセンサーがあるんで、人の視界とはまったく違った色彩をしているらしい…
チョウゲンボウのオスにも出会った。 チョウゲンボウという名は愛らしいタカに似つかわしい。 チョウゲンボウの由来は、長元という乞食坊主が崖で修行していた姿に因むとか、幼少で即位した後一条天皇の呼び名の長元坊に因むとかいろいろな説があって定かで…
上空を気にしていたと思っていたら、案の定カラスがどこからともなく集まって来ました。 ご相伴させてくれや。 一口でいいけん。 ようよう、早くよこさんと。 おまえごと、食っちゃろうか。 よこせ、よこせ。 押さば引け。 ガラはやるわ。 おちおち食事もで…
このところ行き当たりばったりで、結構おもしろいシーンに巡り会える。 昨日はまた2種類の猛禽類に出会った。 ひとつはハイイロチュウヒの飛翔を撮り直そうと出かけた干拓地の田んぼで、マガモを捕らえてむさぼるオオタカに出会えた。 50メートルは離れて…
平和に見える宇佐平野も、食うか食われるかの弱肉強食の食物連鎖で成り立つ生態系です。 その上前を刎ねて、のうのうと暮らすカラスは、どちらかというと人間に近い生き方をしているといえるでしょう。 ハ「ランチはなににするかな」 カ「おい、上がりの半分…
猛禽類やホシムクドリやたまたま目撃するミヤコドリのようなの狙いで出かけた干拓地で最初に出会うタゲリ。 出会ったからには撮らないわけにはいかないが、ついでの保険だと思っていた。 でもレンズを覗くと、今日はまた格別チャーミングだった。 どんな鳥も…
タカ類の名前ってパッとしないのが多いね。 漢方薬の原料みたいなチュウヒとか、歯医者がもうけるサシバとか、二日酔いの朝のハイタカだとか、何かのツミだとか、あまりピンとこない。 でも精悍で強靭で、射すくめられそうな眼光にもバーダーなら誰でも憧れ…
鳥見は1人ではできない。 狩猟が1人ではできないのと同じである。 獲物を待つハンターのところに、ターゲットを導く助けがなければならない。 勢子である。 勢子はすべてを把握して、獲物を探し出し、目標の地点に届ける。 だから狩猟も鳥見も、勢子の働き…
先日は隣市でもタゲリを見ました。 これもここで越冬するものではないようです。 たまたま雨で田んぼがぬかるんで、タゲリが好む状態になったところに立ち寄ったんだろうということでした。 宇佐平野はタゲリが好む田んぼがたくさんあります。 年中水を張っ…
ネタを求めて宇佐平野を探索すると、晩秋の使者タゲリの声が。 まだここで越冬する群れではないのだそうです。 そういえば去年の冬になじんだのはもう少し西の方でした。 舞い上がったと思ったら、また舞い降りて来ました。 30羽ほどの群れでした。 冬羽は…
ネタに窮して、はぐらかすわけではありません。 土日頑張って、しっかり鳥ネタも仕込んでありますが(^^;)、まだ整理がつかないので、それはおいおい小出しにします。 こんな泥縄ネタを上げるのも、 宙がとっても青いからということで。
ヤマセミの表情は見る角度で様々に変化する。 横顔と前から見た顔では全然別人だ。 だから表情から、何を思っているか判断するのはむつかしい。 笑っているように見えるのも、それはただ見る側の心の投影にすぎない。 でもやっぱりヤマセミくんはご機嫌なん…
ヤマセミがリラックスしたときのポーズは、翅を下に降ろした状態です。 これは新基地での食後の水浴びのあとのリラックスポーズで、なんのためかときどき尾羽を上向きにするときの決めポーズ集です。 ヤマセミが休憩タイムに入って、リラックスポーズをとる…
早朝一番にやってくるのはカイツブリだ。 川を潜ってはあっちで顔を出し、潜ってはこっちで顔を出ししながら上っていくので、なかなか捉えられない。 でも漁場のそばにある基地だから、目の前でカイツブリの様子が見られる。 ときには近すぎて、ヒヨドリほど…
皇帝ダリアというのが嫌だ。 名前からして尊大で、時節はずれで、場所塞ぎで、人を見下して、これみよがしで、品がない。 ダリアといえば、炎天下、暑苦しく咲いている校庭のダリアしか肯定できない。 元の木立ダリアにでも棒立ちダリアにでも校訂してくれ。…
別に困りはしないけど、主客はあくまでヤマセミなのでした。 それに暗いうちから来てくれたってSSは上がらないし、小さいカワセミでは距離を置き過ぎてるし、でも待っている間ずいぶん無聊を慰めてくれたのでした。
ついでに撮ってた海のイソシギ。 仕方なしに撮った川のイソシギ。 出番ですよ~
朝5時起きで、高速を走り、コンビニで爆弾おにぎりで朝食、新装開店の鳥見のポイントの基地に尻餅付きながら手さぐりで入る。午前6時。 真暗闇でスナイパーのようにライフルならぬ撮影器具をセットし、夜明けを待つ。 スナイパーはいついかなるときもター…
ユリカモメ(ミツユビカモメ第1回冬羽かも)もおるばい。 かっこよかろ~もん。 余りもんで悪かったなあ。 しゃ~なか。
干拓地の農地、遊休地、水路、遊水池などにも特有の生態系が保たれています。 農道を走っているとカササギが電線に舞い降りました。 空抜けですが、なかなかいい場所にはとまりません。 小動物を狙ってチョウゲンボウなども狩りのシーズンです。 遊水池にカ…
大授搦には干潮と渡りの端境期ということで鳥の姿はまばらでした。 時間帯や天候も夕方と早朝の曇りや雨の中で、とても画にはなりません。 近くに寄ってくれたのはハマシギとトウネンでした。多分。 いっしょにいなければなかなか見分けがつきません。 これ…
生き物が豊かなことってすばらしいことですね。 いつまでも生きながらえて欲しいと願わずにはいられません。 泥の中にはいろいろな食材、いや生き物が。ムツゴロウ漁ではないようです。 ムツゴロウ、シオマネキは代表格。 シチメンソウは水陸両用の草。 鳥は…
ホシムクドリもホシガラスも縁がなかったけれど、ホシゴイちゃんは雨の中待っててくれました。 俺は待ってるぜ 雨が降ってちゃ仕事にならん。 なかなか止まんな。 そろそろかかるか。 さあ止んだぞ。 さあ来い。 一丁上がり。 ここは俺の漁場やぞ。 分かった…
こんな日に大授搦にバーダーはいない。 でも藁にも縋る気持ちで出かけるバーダーに微笑まぬ女神はいない。 先達のアドバイスで足を伸ばした蓮根の町で、ふと振り返ると、200メートも先にナベヅルの13羽の群れがいた。 マナヅルは去年3羽地元で見て知っ…
やっぱり今年の後半は鳥運が悪い。 はるばる佐賀の大干潟、大授搦に土日をかけて出かけたけれど、天気と潮と人出に恵まれて、鳥さん達には引っ込まれてしまった。 まあ、シチメンソウを見に行ったんだから、それは盛りで大賑わいでしたよ。 端の方まで行く人…
更新ネタ切れ 辛うじて鳥ネタ日記 ヤマガラさん、モズが来るとツツジの植え込みに潜みます。 ジョウビタキがやってきて、メスが2羽縄張り争い中。 カラスザンショウに来るこれは何。
5分も走れば山につきあたるけど、人工林ばかりであまり野鳥の餌場になるような場所はない。 2、3本カラスザンショウの木に目星をつけていて、実がはじけ始めたので何度か足を運んだ。 メジロやヤマガラが入るのが見えるが、枝が邪魔をして、うまくフォー…
なんの変哲もないアゲハチョウよりも、地味なくせに味のあるセセリチョウが好きだ。 派手な花にも負けない隠れた魅力がある。 蛾に近いけど・・・ 近づくとおっと思う。 玉虫色ですもん。 花だって引き立て役。 キチョウもかわいいけど・・・ セセリちゃん、…
ざらにいてお馴染みのこの地味なトンボ、こどものころからシオカラトンボと十把一からげで呼んでいた。 ネタにしようとあらためて名前を調べてみたら、シオカラトンボの仲間だが、九州以南にしかいないハラボソトンボというれっきとした名前があるということ…
「何しちょりますか」 「いま、鳥見中です」 「ちょっと頭がどうかしたんじゃねえの、この雨ん中を」 「・・・」 「後に下がって、わたしたちの車の後についてみい、ホシムクドリがおるけん」 「???」 後に頭がどうかなった人が他にも2人いたのでした。 …