2024-01-01から1年間の記事一覧
なぜかここではほんの数羽が毎年越冬する。 あまり食指を動かされないのだが、背に腹は変えられない。 でも見直すと、やはり鳥だけのことはある。 羽の裏も表も想像以上に美しい。 ネタなんて言ったらバチが当たる。
アトリに不服をいったらだめ。 明日の食い扶持がない。 ちょっとネタ場を覗いたが、思うような撮れ高はない。 カワセミのワンチャンスはあったが、逆光、枝被り、色々レタッチしたもののネタにするほどのものではない。 待てど暮せど戻って来ない。 シルエッ…
鳥の群れが中で衝突しないのはわけがあるという記事を読んだことがある。 物理学的に証明されたというが、理解はできなかったのでここでは省く。 確かに鳥の大群は生きてるように乱れずに動く、当たり前か。 ただ、このアトリはぶつかってるようにも見えるけ…
アトリでいいじゃないか。 禽獣だもの。 アトリしか撮れないんだもの。 今日のアトリは整然としてぶつからない群れ。 明日はぶつかってるかもしれない群れの予定。 旬ネタが入らない時。
ハマシギが潮を避けているのはわかっているが、それでも何か別の行動の意味付けをするとすれば、それはネタ切れのバーダーを救うためのボランティア活動ではないか。 そうだ、それに違いないとここでアップされたに違いない。 質より量の嫌いはあるが。 バー…
冬鳥のショットが未だしということで、お蔵入りのアトリを引っ張り出さざるを得ない。 ネタどりをかまけているから仕方ない。 娘が九州場所に連れて行くというから鳥見どころではなかった。 数日がかりだし、三段目から結びまで狭い枡席で見ていたら足腰がガ…
今季も納谷漁港にミヤコドリがやってきた。 去年は3羽で来て2羽になって帰っていった。 家族を連れてきてくれるかと期待したが・・・ まだ、遅れて増えることもあるから。 クロツラヘラサギも5、6羽いたが、ここで越冬してくれるかどうかはわからない。 …
北風が吹いて一気に気温が下がった。 寒いのは嫌だが、冬鳥は待ち遠しい。 それでも県北に行くと、一気に旬ネタが増えていた。 でも日差しがないので絵にならない。 奔りよりインパクトと思いつつ、切ない気持ちでシャッターを押す。 鳥見とはプラトニックラ…
ハマシギは九州では冬鳥といっていいだろう。 滞在期間は長く、真夏を除いていつもいる。 最初に大群のクラスターを見て感動すれば、あとは珍しくもなんともないその他大勢だ。 俳句では秋の季語になっているようだが、ハマシギを読んだ句はほぼないに等しい…
今年は柿の成りがよくない。 暑すぎて開花のタイミングがずれたのか、裏年なんだろう。 まだ熟してないので、やってくるのは気の早いヤマガラだけだ。 いつだって撮れるヤマガラだけど、今は一人舞台だ。 立派に旬を演じてくれている。 主役は柿の方かもしれ…
ネタが枯渇すると放置ネタに最もらしいタイトルをつける。 それでなんとなく連想ゲームみたいなことをやって脳活とする。 俳句の取り合わせみたいなものなんだろうが、そっちはどうもうまくいかない。 こっちもどっちもどっちだけど、そういう回路はもう新規…
マユミの実は鳥が食べるようには見えないが、わたしの野良稼ぎの場所だ。 虫がついているか、水際に行く時の通り道なのだ。 あてにしたアトリはまだ見えないが、ジョビ子とホオジロが止まってくれた。 バックの落葉樹はまだ紅葉し始めたばかりだが、ぼかせば…
クロツラヘラサギの旬は長くなった。 下手すると半年以上あるだろう。 繁殖地は海を越えた隣国らしいから、繁殖期以外はこちらまでひとっ飛びだ。 どっちを故郷というべきか。 絶滅危惧種なんだろうが、飛来数は年々増えている。 干潟があまりなくなっている…
ホウロクシギを撮ったのはもう2ヶ月も前だ。 まだ大授搦にいるのかしらん。 推しなのに旬を外したのは、どう捻ったらいいか迷ったからだ。 見栄があるうちはボケも大丈夫か。 伊予原新の新刊「藍を継ぐ海」を読み始めたら、最初の一編が見島を舞台にしたもの…
同じネタを使い回していると自分だってなんだかなーと思う。 これじゃ脳活にならんかもなーと。 ムギマキで旬ネタをと思ってポイントに何度か出かけたが、やってきたのはパトカーだけ。 こんな山の中になんでーと思うたやろと言われたが、わかるわけないやん…
元々なかった学習意欲も年と共に失われていく。 アトリという名前についてちょっと語源を調べはしたが、なんだかなあという気しかしない。 ただその姿かたちからついた名前ではないことはわかった。 古代、猟の時の勢子を表す漢字が使われていたようだが、表…
アトリが飛び回るのはバーダーや車のせいではない。 そんならもっと静かな場所がある。 これだけ付き合ってくれてるのだから、わたしのせいではないさ。 群れの後ろにハイタカのの姿があった。 逃げ遅れる奴がいないので諦めた。 みんな元気で無事がいい。 …
チドリでも同じだが、アトリの群れの整然としたした感じはなぜだろう。 誰かが指揮をするわけではない、引き金が引かれてほぼ同時にスタートする。 その瞬間的に作動する反射的な行動は見惚れてしまう。 本能的な行動にしろ、人とはまた違ったメカニズムがあ…
群れてるアトリだけではどげんもならん、どげんかせんとでけん。 で、西洋朝顔とコラボしたのを集めたわけよ。 何、同じショットばっかじゃ? 目えかっぴらいてよおく見い。 違うじゃろうがえ。 おまんの目は節穴か。 辛子蓮根食うて見直っさんかい。 (何弁…
古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど古い風景を欲しがるもんでございます。 どこに古い風景がございましょう。 生まれた土地は開発し放題、今の世の中、右も左もアスファルトジャングルじゃござんせんか。
以前は群れを撮っても塵と言われていた。 なんとか姿を現してきたのはつい最近のことだ。 それだけカメラの進歩がなされたと言うことだ。 腕は上がっても老化と相殺する。 で、カメラさえ良くなればいい。 こんな群れでも1羽1羽お互いを尊重し協力している…
隣市でコンビニを出ると何か鳥の群れが見えた。 ムクドリかと思ったが数が尋常ではない。 カメラを持って近づくと電線に止まっているのはアトリだった。 ここらに降りるにしては結構な数だ。 400〜500羽もいるだろうか。 下の刈田に降りると姿が消える。 2…
世間の人はノビタキのことなんか眼中にない。 当たり前だ、そんじょそこらにいるわけではないのだし。 バーダーだってそう手軽には見られない。 見るためには自分とノビタキの行動ラインがクロスしなければならない。 つまりノビタキの渡りのルートに接近し…
〇〇は三日経ったら飽きる、△△は三日たったら惚れると言うけれど、エゾビタキもノビタキもだんだん見慣れたと言うより愛着が増してきて、飽きが来なくなった。 こちらの気持ちを察して、思い通りのポーズをとってくれる。 それがまた優美で絵になる。 美は細…
ソバの花はだんだん白さを失ってきた。 もういないと思っていたノビタキがまだソバの花に止まっていた。 違う群れなのか、居残っているのかそこら辺はよくわからない。 餌は暖かいせいか、アオムシが次々に出てくるようだ。 チョウはワンシーズンに何回か繁…
行き当たりばったりとはいえ鳥見にはそれなりのコツがある。 まず滞在地(Place)の見当をつけること。 そこに現れる地点(Point)をつかむこと。 そして撮影位置(Position)を決めるわけだ。(ここまでは常道) 鳥見のもう一つコツは待つことである。 それはノ…
なんで飽きもせずノビタキばっかりなんだと聞かれたらこう答えよう。 そこにノビタキがいるからだと。 それは表向きの理由で、実はノビタキはロートルバーダー向きの鳥なのだ。 渡りの頃、ちょっと農道を走って、鳥影が見えればそれがノビタキだ。 車を寄せ…
Flycatcherだから飛んでる虫を捕って食べるのかと思ったら、地面の芋虫を捕っていた。 振り回すのはなんのためだろう。 ここで見たときはほとんど地面に降りていた。 飛んでるやつより、青虫の方がうまそうだし。 今季はよくノビタキを見たけれど、やはりタ…
どっちの草にも、長い間迷惑顔で眺めていた。 黄花の方は喘息の原因だと疑われていたし、くっつき虫にも何度もびっしり集られて落とすのに往生した。 どちらも冬鳥の餌で、ベニマシコなど探鳥の目安にもなることがわかり、げんきんにも嫌悪感は雲散霧消した。…
鳥見は懐古趣味なのかも知れない。 こどもの頃エノコログサでよく遊んだ。 遊んだというか生活に溶け込んでいた。 道を歩きながら、ついエノコログサをむしっていた。 穂を手のひらで包んでにぎにぎすると、毛虫になって出てきた。 遊び仲間の背中をくすぐっ…