いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Hummingbird Circus

こどもの頃、よくサーカスを見に行った。 ワクワクすることはそれくらいだった。 先日ブルーインパルスのデモを見に行ったが、曇ってテスト飛行だけで中止になった。 あれはちょっと怖いけど、Hummingbirdは見事な芸は安心して見ていられる。 ホバリングだけ…

Hummingbirdの擬装

鳥の腹が白いのは蛇のような下からの捕食者へのカモフラージュなのかな。 それで時々色が輝くから油断できない。 人間を恐れてはいないからバーダーのためなんかじゃない。 むしろ人を呼んで生きやすさを求めているということにしとこう。

Hummingbirdのエメラルド

Hummingbirdは鱗で覆われている。 だから小さいくせに金属光沢の鎧を着た戦士の趣もある。 食ったら硬いぞという捕食者へのアピールなのかも。 どのみち食いではなさそうだが。

Hummingbirdの構造色

Hummingbirdは本当に鳥なのか。 今回は参加しなかった末の娘の家の庭にはハチドリが来るという。 それはホウジャクなんだけど、確かに肉眼で見る分には少し大きめの虫と大差ない。 それが時々綺麗に輝くから始末が悪い。 どちらが本当の姿かといえば、肉眼で…

Hummingbirdは奥が深い

Hummingbirdはハミングしているというよりホバリングしている。 だから連写連写で全ショットの半分近くがHummingbirdだ。 使えそうなショットは10分の1もない。 同じようなショットばかりだからネタとしてはそのまた数分の1か。 それでも使えば何日分に…

Hummingbirdの壁

Hummingbirdを撮るお膳立てはしてもらった。 ではかって写真集やネットで見てきたようなラメ色に輝くHummingbirdはどうやって撮るのか。 種によって色も光具合も違うが、躯体の羽は構造色だから、適した照射角度で光が必要のはずだ。 直射に斜光に間接光、朝…

Hummingbirdのトリック

そんじょそこらにいるHummingbirdだけども、それを自然な形で撮るのは意外と難しい。 大体給蜜器を目指して来るわけだし、Hummingbird向きの花は限られている。 そんな花は大体小さくてたくさん花苞をつけるので、狙いが定まらないし、あっという間に移って…

暗闇でガッカリ

グアテマラの鳥は概ね警戒心が薄い気がした。 でも水場のようなところはやはり外的に襲われる危険があるのか、薄暗い場所で気忙しく飛び立ってしまう。 だからハイドの中からでもなかなか撮るのが難しい。 鳥を待ってゆっくり時間を潰すのが好きなんだが、娘…

わたし開いたらバブリーなんです

ボート着岸したところの浅い小川の横に高床の小さな観察小屋があった。 わたしとホスエさんだけが上がってシェードの間からカメラを構えた。 水浴びに来る鳥が狙いらしいが鬱蒼としていてよく見えなかった。 グリーンのきれいな鳥が飛んでいったが手がでない…

鳥には鳥の都合がある

何回目かのクルーズ探鳥を終えてStationに戻るとき、枯れ木のてっぺんにKingfisherが止まっていた。 こんなところを待っていた。 ツアーのハイライトだぞとシャッターを切りまくる。 鳥はなかなかいうことを聞かないが、たまにこんなこともある。 何もバーダ…

Nos vemos pájaros.さいならまたねはないものを

河岸から入るトレイルは、ともかく木々を薙ぎ倒しただけの凸凹道だ。 ところどころ薄暗い雨林のようなところもあるが、日本の雑木林のようなところが多い。 それでいて鳥影は濃い。 なんでこんなに違った種が一緒にいるのか不思議だ。 まあそれが生態系が豊…

リオ・サンペドロの灯火

Biological Stationは自家発電だった。 夕方5時から10時までしか電気が流れない。 Wifiも充電もその間だけだ、 昼間部屋にいればエアコンを使えるようにしてくれたが、テラスでハチドリを撮り始めたりすると、またすぐに消しに行く。 Los Tarralesもよく…

忍ばない忍者

縦になった姿勢で木に止まる鳥は可愛い、と思っていたけれど、やっぱり止まり方じゃなくて小さいから可愛いかったのだ。 森に入ると何羽ものWoodcreeperが同じところで採餌していた。 遠くから見るとシルエットでキツツキ類だと思ったが、近づいてみると地味…

リオ サンペドロ上陸作戦

全部の鳥が川辺に姿を現すわけではない。 奥には何やら珍しい生物もいるらしい。 ここにくる途中のゲートの看板にはバクやプーマの絵があった。 ワクワクするようなビクビクするような、ラ・クカラチャ ラ・クカラチャ〜 倒木につけたボートからオタオタとぬ…

忘却の力

いつだったか老人力という言葉が流行った。 今では暴走老人の方が上回ってしまったが。 確か忘れるということもネガティブなことではないというようなことだったか。 確かに忘れてしまえば見るもの常に新しということになる。 鳥みなライファー、老人だもの…

タカ派?ハト派?とおいらに聞くな

どっちもあまり食指が動かないノンポリなんだ。 タカは遠過ぎ、ハトは近すぎる。 でも海外では撮らんのかいと言われたら、どちらもカメラを向ける無節操派。 で、どちらもあまり絵にならない。 と、進歩のないバーダーは牽強付会まとめてお茶を濁す。 撮った…

San Pedro河畔のサギ

グアテマラ北東部のサギの中でもAgami Heronが人気だ。 美しいだけでなく、滅多に会えず、すぐに姿を隠すから幻のサギだという。 ホスエさんは何とかこのサギに合わせようと努めてくれたけど、1度森の中に見えただけですぐに隠れた。 最後に逆光の中に現れ…

同好異曲という勿れ

同工異曲の間違いではなく、あえてこう書いたのはこの子らが好きだから。 キツツキ好きはなぜなのか考えてみたけれどよくわからない。 SnoopyよりWoodstockが好きなんだけどあれはわたしの思い込みでWoodpeckerじゃなかった。 でもニュアンス的にはそんな感…

閑話休題 涼しい風を送ります

暑いので高原に毎日出かけてます。 なんとか日陰は涼しいです。 ヒゴタイにやっとブルービーがやってきました。 肉眼で見ても黒いハエと変わりませんが、写真に撮って拡大するとやはり綺麗です。 ヒゴタイもブルービーとよくマッチします。

あんたらどこに目がいくんじゃ

英名も和名もピンとこない。 (ピン)キリバーダーのわたしならベニバラミツドリだね。 ベルバラとまでは言わないが、もう名前にいちゃもんつけるのは止めよう。 川っぷちで虫を捕るあんたは偉い。 ガイドさんがいなけりゃ見えないが、あんたのお腹が赤いの…

鳶の頭

日本ではトビはお呼びでないけれど、朝日に照らされたこの姿を見た時はさぞ高貴なお方と胸が高鳴った。 図鑑で見てKiteとあったときはちょっと消沈したけれど、柄で分ければ鷹の頭くらいに見える。 九州のトビも沖縄まで行けば結構モテるらしいけど。 Grey-H…

Kingfisherはなぜ飽きないか

バーダーはたいていカワセミから入る。 わたしはバンだったが、すぐにヤマセミにハマった。 タイのショウビンにもしばらくハマった。 グアテマラではカワセミ科に6種類いるが大きいのから小さいのまで全部ヤマセミとついていた。 カワセミ科のカワセミ亜科…

Rio San Pedroの鳥

2泊3日のBiological Stationでの滞在の間、4回の探鳥クルージングに出た。 2回は陸に上がってトレイルを探索したり、観察台に上がってシェードから撮影した。 やはり早朝が一番鳥の動きが活発だった。 ロッジの管理人さんも立派なガイドで、船を巧みに操…

夜な夜な咆哮轟くロッジ

ロッジの北側の高台に展望櫓があったが、わたしは疲れていて登らなかった。 湿原の先に広大な平野が地平線の先まで続いている。 裏手の森から朝晩獣の唸り声が聞こえてくる。 それがホエザルだった。 バクやプーマは見ることはできなかった。 自分が動かない…

Biological Stationの訪問者2

この鳥が現れた時には流石に舞い上がった。 南米のマイコドリのドキュメンタリーを見たことはあったが、グアテマラでは期待していなかった。 求愛ダンスまでとは言わない、この子を見ただけで来た甲斐があった。 Red-Caped Manakin(キモモマイコドリ)

Biological Stationの来訪者1

ここが好きで来るのか、通りすがりなのか、結構これはという鳥が目白押しだ。 おっと思った時にはもういないことがほとんどだが、ハチドリと遊んでいればそこそこの撮れ高はある。 見慣れたスタッフは滅多に教えてはくれないが、派手な子はどこに隠れたかも…

地味かどうかはハチドリに聞く

このハチドリなら見分けるのは容易だが、名前からではわかりにくい。 うちの子ならジミハチとでもつけるのだろうか。 鳥の色覚は人とはズレているということだから果たして本当に地味なのかどうかはハチドリに聞いてみないとわかるまい。 いつもシロップフィ…

識別できないのは誰のせい

ハチドリの和名の厄介なこと、意味がわからん。 セイガイって? 死語? ちゃんとハチドリは飛んでるんだぞ。 わかりました、セイガイ=青鎧 で、青鎧って? Scaly-Breasted Hummingbird(セイガイハチドリ)Left R 以下は飛翔風景として

当たるも八鳥当たらぬも八鳥

Guacamayas Biological Station周辺で見られるハチドリはこのポスターの8種だ。 そのうち5種は多分見たと思うのだが、果たして合ってるかどうかは自信がない。 暇な時間にせっせと何千枚もハチドリを写したけれど、ノイズがひどくて解像が良くなかった。 …

Guacamayas Biological Stationのハチドリたち

カバージョス村からサン・ペドロ川をボートで20分のところにBiological Stationのロッジがある。 川縁のニッパハウスのテラスで早速ハチドリたちが迎えてくれた。 ここには8種類のハチドリがいるらしい。 3種類までは何とか識別できるのだが・・・ Rufou…