そんじょそこらにいるHummingbirdだけども、それを自然な形で撮るのは意外と難しい。
大体給蜜器を目指して来るわけだし、Hummingbird向きの花は限られている。
そんな花は大体小さくてたくさん花苞をつけるので、狙いが定まらないし、あっという間に移ってゆく。
そこで花とコラボさせようとすると、給蜜器を隠してシロップを花苞に注入しておくことになる。
ちゃんとそれ用の注射器が用意されていることで、バーダーの魂胆は見透かされているのだ。
ロッジのマスターが早速植栽の極楽鳥花を切って瓶に刺し、用意したシロップを振りかけてくれる。
以後はフェイクに染まりセルフサービスだった。
Rufous-Tailed Hummingbird