いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

金色の川のカワガラス

わたしがカワガラスを撮るとき思い浮かべるのは、和田剛一さんの「SING」という写真集にあった深緑に映える渓流で漁をするカワガラスの1枚のショットだ。

野鳥の世界にはこんな美しいシーンがあるのだと身が震えるほど感動した。

そんなシーンは真似しようたって写せるものではないが、いつかはそんなシーンに巡り会えると信じて今日もせっせと川に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュウナイスズメにフォトハラ

鳥はオスの方がカラフルなことが多い。

鳥のショットはカラフルな方が好まれる。

ニュウナイスズメはどちらかというとオスの方がカラフル。

だからオスのショットが多い。

実際にオスの数が多いのかもしれない。

オスがメスを守るために前面に出ているのかもしれない。

オスの方が好奇心旺盛なのかもしれない。

バーダーに差別意識があるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュウナイスズメ入ってます

冬場、県西部に行くとスズメよりもニュウナイスズメのことが多い。

なんでかよくわからない。

うちのあたりでは滅多に見ないので一応ネタにはなるのかな、冬鳥ではあるし。

ニュウナイスズメというけったいな名前は新嘗から来ているという説とニホ(黒子)がない雀という説があるが、なんでか入内雀と書く。

焼き鳥屋の張り紙だとこう書いてあるのかも。

バーダーの情報でもこう書く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の日のバーダー

災害級の雪が降ってる地域の人には申し訳ないが、バーダーにとっては稼ぎどきのはずだった。

でも4躯が壊れて、廃車にしたから身動き取れない。

キビタキとかユキタゲリだとかが狙い目だったのに。

なんだって雪とコラボできるものを。

ネタが切れたから、残り物を拾っている。

冬鳥だから一応旬ネタにしとく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タゲリは飛んでゆく

行き当たりばったりなバーダーは車がなければ、まず何も取れない。

タゲリを見つけても、光やシチュエーションなどの条件を鑑みれば、大きな労力を費やせねばならない。

鳥もじっとしているわけではないから、降りた地点に移らねばならない。

飛んでいくのを指を咥えて見送るのは虚しい。

どげんかせにゃならん。

 

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸際のバーダー

鳥見に車は必須だ。

大体、山間部とか農作地とか海岸部なので徒歩ではとても近づけない。

また鳥は車の中にいるバーダーにはおおむね警戒心が緩むのでベストなアプローチだ。

居場所がわかっていればいいが、車で闇雲に探索するとなると走行距離は嵩むし、故障もする。

1年近く前に修理した車がまた同じ症状で喘ぎ出した。

なんとか修理工場まで辿り着いたが、もう修理しても同じことだろうと引導を渡された。

鳥見には棚ぼたもあるが、落とし穴もある。

そろそろ年貢の納めどきなんだろうか。