いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

アンティグアをちら見

日程のほぼ3分の2を消化した。

標高0mにいると、3000m以上の寒いクチュマタネスにいたときのことがずっと昔のことのように思えた。

次は東側のフローレスへ飛んで4泊を過ごせば終わりだ。

標高1000m以上のグアテマラシティの近くの宿へ向かう。

途中遅い昼食と両替のためにアンティグアの町に立ち寄った。

石畳とカラフルな石造りの家並みが美しい古都だったが、休みたい一心だった。

ホテルに着いてもハチドリの乱舞はそこそこにバタンキューだった。

次の朝は4時起きで空港に向かう。

 

上りの途中の溜池にいたBlack-Bellied Whistling-Duck(クロハラホシガモ)の群れ

 

 

グアテマラシティ郊外からアグア火山

 

方形の区画の中はパティオで涼しい風が抜ける(アンティグア)

 

White-Eared Hummingbird(ミミジロサファイアハチドリ)

 

 

 

 

 

 

Canivet's Emerald(エンビヒメエメラルドハチドリ)?

 



 

 

 

ラグーンのスキマー

もしここで倒れて帰れなかったら、船頭さんかガイドさんの助手でもさせてくれないかなと、熱中症でボーっとなった頭で考えた。

そしたら毎日ネタは尽きないし、見られなかったベニヘラサギも見られるかもと。

バナナとコーヒーでどれくらい生きながらえるか、帰ってもあまり変わらんだろう。

もっと円安になるかもしれず再度来ることは体力的にも難しいだろう。

アジサシの興奮が冷めると早くひっくり返りたかった。

 

Neotropic Cormorant(ナンベイヒメウ)

 

 

 

 

Reddish Egret(アカクロサギ

 

 

Great Blue Heron(オオアオサギ

 

 

Tricolored Heron(サンショクサギ

 

Laughing Gull(ワライカモメ)

 

 

 

Western Sandpiper(ヒメハマシギ)?

 

Marbled Godwit(アメリオオソリハシシギ

 

 

Brown-Headed Cowbird(コウウチョウ

青い空白い鳥赤い人

たっぷりとアジサシの飛翔を堪能した。

ユリカモメと変わらんじゃねえかと言われればそうだけど、いやちょっと違う、大分違う。

これでピンクのヘラサギまで見たらバチが当たる。

赤い装束の漁師さんもいいアクセントになっとるし。

ラグーンでの色々な漁も見れた。

ウミガメの頭も見れた。

ホスエさんも船頭さんも十分尽くしてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジサシには食傷しない

アジサシは世界中にいる。

日本には少ししか来ない。

静かな砂浜がないからか。

コアジサシなら去年隣県の駐車場で営巣しているのを見に行った。

ともかくこのラグーンはアジサシ類には楽園だった。

いやアジサシ好きには楽園だった。

 

Common Tern(アジサシ)小さいヒト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンドイッチってポピュラーなん

色々なサイズのアジサシがいるようなんだが、なかなか被って細部がわからない。

写真の鳥を識別するのは難行苦行だ。

ローガンは小さな字や細部の構造は見極められない。

図鑑じゃないので風景として見るのが正しい見方だよ。

それとかっこよさ。

 

Sandwich Tern(サンドイッチアジサシ)小さくて嘴が黒いヒト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い掬い屋

ホスエさんが背中が黒いのを指差してあれを撮っとけという。

確かに嘴が太くて赤いというか、下嘴が長くておかしい。

飛びながら魚を掬う鳥は都合が良さそうだ。

だからskimmerというわけか。

群れ用のレンズを壊したことが悔やまれる。

近すぎて収まりきれないのだった。  

 

Black Skimmer(クロハサミアジサシ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥刺し鯵刺し志し

アジサシの語源を見るとアジは魚一般、刺しは嘴で刺すではなくて差し出すの刺しだと。

鳥見も鳥に気持ちを差し出すから鳥刺し、それは聞かないことにして。

グアテマラの鳥を見たい、それがおいらの志し。

昔はアジサシの飛翔を撮りたかった。

撮れれば一丁前だと思っていたけど、鳥刺しの道は遠い。

 

Royal Tern(アメリカオオアジサシ)がメインの群れ