2021-01-01から1年間の記事一覧
ツクシガモの越冬地もだんだん地元でも広がってきて、近場でもよく見かけるようになった。 こう言ううことは喜んでいいのか悲しむべきことなのか複雑な気持ちだ。 数が増えてきたのか、追われてきたのか、クロツラヘラサギは増えきてるらしいけど。
今年も地元の川にカワアイサの姿が見られるようになった。 カワアイサを心待ちにするのは、実のところそれに混じるコウライアイサに会いたいためだ。 遠目にはわからないが近くから撮れれば、こんなに華麗な鳥はそうそういない。 警戒心が殊更強くて人影が見…
何十メートルも先の獲物が見えているのかどうか、それを持って帰る姿は撮れていない。 別にそれを狙っているわけではない、ただ羽を広げてくれればそれでいい。 飛んでる姿はやはりかっこいい、鳥だもの。
チョウゲンボウの狩りの成功率はあまり良くない。 上手い下手はあるんだろうが、たかがバッタやカエルくらいでそんなに苦労してたら大変だね。
野鳥に感情移入は禁物だが、一人で悦にいる分には文句はいわれまい。 鳥の仕草にアテレコするのはわたしの密かな楽しみの一つなのだから。 タゲリは何にも言わないけれどタゲリの気持ちなんか関係ない。 喧嘩してるのか仲良くしてるのか、それを見て歌ってい…
この近郊でアボセットを見たのは今月初旬だったから、かれこれ3週間あまりになる。 同じ時にここでも見た人がいたからおそらく同じ個体だ。 冬至を過ぎてもいるのだから多分ここで越冬しているのだろう。 今年はよくアボセットに出会えた。 ありがたみが薄…
今年生まれのキジの家族だろうか。 随分親離れ子離れの悪い家族だが、冬場は群れて過ごすんだったっけ。 まあ、目指す鳥は現れなかったけど、ネタ一つ稼げてよかったというもんだ。
ムクドリと違ってホシムクドリの群れは整然と飛ぶ。 だから光の具合によって美しく感動的でさえある。 それを狙ってはいるがまだ大きな群れには出会えない。 やっとムクドリの群れに混じる数羽にやっと出会えた。 いつか単独の群れが逗留してくれるはずだ。
はれときどきぶたほどのインパクトはないが、タゲリの白い面を見せられると愛しさが募る。 飛翔の優雅さといったらない。 この意表をつく変わり身がタゲリの魅力の一つなのだ。
このところなかなか冬鳥にお目にかからないけど、チョウゲンボウだけにはよく出会う。 ノスリにも出会うけどそっちはもういい。 冬空をシャープに切り裂いて、獲物を目掛けて飛ぶ姿は冬景色とよくマッチする。 野鼠やカワラヒワを狙ってはみるものの失敗ばか…
寄藻川には留鳥もいるが、たくさんの冬鳥が越冬にくる。 そしてそれを狙って、いろいろな猛禽類も姿を見せる。 去年はオオノスリもきた。 芦原の中に潜ってオオタカが何かを狙っていた。 チュウヒが現れるとカモやタゲリが一斉に飛び立つ。 オオタカ チュウヒ
仲間が迷鳥のハイイロオウチュウをなんと地元といっても県境の海岸の名勝地で見つけてきた。 事情があってわたしはやっと1週間目にのんびりとダメもとで出かけたが、一向に出てくれず、寒さに耐えきれず諦めた。 翌日別の探索をしていると、まだいるとの情…
バーダーなのフォトグラファーなのか、どっちつかずのショットでも良いのです。 もうちょっと支離滅裂になったら、足を引っ張ってください。 いや、肩を叩いてくださいね。 久しぶりにヤマセミに出会った。遠かった。 高いところから川面を見ていたミサゴ チ…
タゲリは田んぼのケリではない。 本当は干潟のチドリだ。 人間に卵を食用にされて、今では絶滅危惧種なった。 天気の良い日は綺麗なタゲリに謝りに行こう。
もちろん眼前で漁をするミサゴの迫力あるショットが狙いではあったのだ。 しかし、ことごとくミサゴの眼とアユのコラボは潰えてしまった。 飛び込みから追ってもキャッチの瞬間は外してしまう。 反射神経が鈍いのは生まれつきだ。 カメラがアユに合わせてく…
寄藻川でタゲリを見ているときに東の方になにか雁行の隊列が見えた。 カワウとは違って飛び方が優雅だ。 鶴かもと近づくのを待ったが、川の上あたりで隊列を崩し旋回した。 車にとって返し、カメラを持って走って追いかけたが次第に遠ざかった。 空抜けのシ…
県北の田んぼは猛禽の狩場だ。 チュウヒやハヤブサ、オオタカなどをよく見かける。 タゲリの飛翔を待っていると、あたりのタゲリやホシムクドリ、タヒバリ、カラスまで一気に飛び立った。 慌ててそれらしい鳥を追ってみたが、カラスを撮り間違えただけだった…
飛んでるタゲリは下から見れば、ゆったりと羽衣を纏った天使のように優美である。 でもやはり背面の方がタゲリの袈裟色を混ぜ合わせた豪華さの方が、見事なもんだよ屋根屋のふんどしってなもんだ。 どうやって屋根に上がるかということだが、高所恐怖症のバ…
タゲリで間に合わせるといっても、天気の良い日はコントラストがつき過ぎて、白黒のモノトーンになってしまう。 何も足さない、何も引かないというわけにはいかない。 色ごとに彩度を上げて、明るさを調整しても、あのしっとりした法衣の艶やかさは現れない…
狐って意外といるもんですね。 先日も狐との出会いを楽しみにしている人に大分川の河原で出会って巣穴を教えてもらった。 県北では以前にも田んぼで出くわして睨めっこしたことがある。 高原では今年はロードキルを何度も見た。 それだけ自然が豊ってことな…
県北の河口で潮待ちしているカモやシギチの越冬組も結構な数だった。 オナガガモの数が稀に見る多さで群れ飛ぶ姿も華麗だ。 ハマシギ、ダイゼン、アオアシシギ、キョウジョシギなどの群舞も圧巻で見飽きない。 地元といっても県北だが、近場でこんなショーが…
鳥の写真は目が命。 瞳さえ写っていればというより、写ってなければシルエットより悪い。 苦し紛れの逆光ショットだけど、この河口は歩きさえすれば順光に回れる。 ただ、いつまでもそこにいてくれればの話だ。 それより息があがる。
栴檀の木にミサゴが止まった。 ↓ 漁をするのかな。 ↓ 飛んだ。 ↓ 獲れなかった。 ↓ 飛んでいった。(何回か繰り返した。) ↓ コガモがいた。 ↓ オオタカがファインダーに入った。 ↓ コガモを持っていった。
オオタカがコガモを襲った。 ミサゴを狙っていたら、茂みの横合いから水面にダイブしたので、もう1羽ミサゴがいたのかと慌ててレンズを向けたが、ピン甘なのは仕方ない。 コガモを掴んでいたのですぐにオオタカと気づいたが惜しいことをした。 こんな時の獲…
ミヤコドリを見に行くと、同じ突堤になんだろうと思う小さな鳥影があった。 しばらく見ていると横になってくれて、アボセットの模様が現れた。 もう先に撮り尽くした感があって、ああアボセットかと思ったが、放っておくのは忍びない。 向かいの突堤に行って…
ミヤコドリという名はいささかいかがわしい。 日本の固有種というわけでもないし、特別な飛来地ということもないわけだし。 英名のOyster-eaterというのも一面の真理に過ぎない。 守江湾のミヤコドリは僅かな牡蠣を人が取り尽くして、ほとんどありつけない。…
ちょっと思わせぶりなタイトルかもしれないけれど、看板に偽りはない😭。 上を飛んだだけのことではあるが。 だって冬鳥がパッとしないんだもん。
潮が浸した泥洲の上でクロツラヘラサギが小魚の群れを追いながら漁をしていた。 さながら華麗な舞踏を楽しむかのように。
逆光で撮る白いサギは黒いシルエットで物にならない。 でも、漣の立てる乱反射と広げた羽の透過光が肉眼では耐えられないが、画像で見ると美しい。 闇雲にシャッター押してりゃわかることもある。
ヒドリガモの群れに、アメリカヒドリが1羽混じっていた。 ただそれだけの晩秋の河口。