いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

キンクロハジロはオスの体を表す

スズガモとキンクロハジロは似ている。 オスの違いは寝ぐせだけだが、スズガモがキンクロハジロと言ったって支障はない。 体のつくりはほぼ同じだ。 メスは嘴元の白斑だが、名前は飛ぶときの羽音が鈴の音に似ているからというので、漁船がきて、飛び出しても…

青空が欲しい チョウゲンボウ

チョウゲンボウの行動範囲は狭い。 今年は行けば出会える。 メスが多いけど、この日はオスにも出会えた。 もう少し綺麗に撮りたかったけど、近いからまあいいか。 青空が欲しいのはバーダーだな。

ハジロカイツブリがいなかった頃

こどもの頃の思い出の中に鳥の姿はない。 見えていないはずはないが、鮮明な記憶としてはない。 いないも同然だった。 ハジロカイツブリを初めて見たのは、鳥見を始めて間も無くの長洲漁港の冬のうねりの中に浮き沈みする姿だった。 何か新しい生き物が誕生…

スズガモ急発進

スズガモは日本に飛来するカモ類ではもっとも数が多いらしい。 東京湾では10万羽も浮かぶことがあるという。 当地では滅多にお目にかかることがないので、珍しいカモだとつい撮りまくる。 別のところにいたキンクロハジロもスズガモと思い込んで喜んでいた…

スズガモ急発進

スズガモは日本に飛来するカモ類ではもっとも数が多いらしい。 東京湾では10万羽も浮かぶことがあるという。 当地では滅多にお目にかかることがないので、珍しいカモだとつい撮りまくる。 別のところにいたキンクロハジロもスズガモと思い込んで喜んでいた…

早い春 長洲漁港のウミアイサ

長洲漁港にウミアイサの群れが入っていた。 もう求愛のディスプレイが始まっている。 メスの方が多い気がするが、オスの方がバトルをしている。 見た目もオスの方が派手だ。 もう少し模様が鱗状だったら、バーダーもコウライアイサで苦労しなくて住むのにな。

時季外れ遅出し紅葉 vs 野鳥

今年の紅葉はそれほど綺麗だったとは思わなかったが、同じようなショットで、アップしなかったものを見直して見ると、なかなかなもんではないか。 紅葉が、という話で、ショットとしてはなんの変哲もない、むしろ捨てられるべき没ネタだが、出動が億劫でネタ…

ピラカンサが消えた

数日前までは、道側の半分はたっぷり残って居た。 今日見るともう一粒も残って居ない。 ピラカンサ赤く熟れてもかなり遅くまで目立って居て、鳥には好まれないのではと思い込んで居た。 でも、あるとき突然鳥が群がって、一気に食べあげるようだ。 食べごろ…

カラスザンショウというオアシス

バーダーには野鳥一般が好きなものと、特異な鳥だけ好きなものがいる。 人に相性があるのと同じである。 だが、美人は3日経ったら飽きるが、〇スは3日経ったら慣れるで、どの鳥もよく見ていれば愛着が生まれる。 ことに日照りや寒い日に、時間をともにすれ…

ジョビ子のホバホバホバリング

いろいろ来るらしいカラスザンショウだが、わたしはヒタキと相性が悪い。 今季初ルリのオスは物にできたが、メスには出会えなかった。 あとはおなじみの留鳥だけ。 カラスザンショウの周りを、また、いつものジョビ子が飛び回って、無聊を慰めてくれる。 カ…

鳥見はやばい

バーダーは野次馬のようなものだ。 暇人の気まぐれで物見高いだけで、あんまり世のため人のためにはならない。 時には大迷惑にもなる。 異を唱えるバーダーもいようが、個人的な体験を敷衍する狭量な私見にすぎないから大丈夫。 スルーして。 家に居ずらくて…

チョウゲンボウにロックオンせんかい

チョウゲンボウの飛び出しは大分撮った。 なかなかカッコ良くは撮れない。 大体、田んぼの獲物を狙って下に飛ぶので、電柱や電線がかぶったり、余計なものが重なったりすることが多い。 電線に止まっていたのを、正面から狙ったら、上に舞い上がってくれたの…

またまたマユミにメジロ

公園のピラカンサにヒヨドリやシロハラが来始めたが、きちんと裏側から食べていて、まだ表に出てこない。 知らないうちに一気に食べ尽くす魂胆らしい。 周りのハゼやマユミとの三点喰いをしているメジロがいたのでメジロとマユミ狙いに変えた。 きれいなのは…

県北鳥見行

Naviはあんまり信用していない。 高速を通りたがるし、かと思うと下手な裏道に導く。 年季の入ったnaviだと、勝手知ったる道が、道無き道だったり。 だが、行き当たりばったりの時は、Navi任せも悪くない。 先週は、目から鱗の道だった。 県北を目指したら、…

箆より杓2

下手な鉄砲を数打って、なんとかピンが来てるものをネタにする方式だと、ピンの合う数が増えて来ると、どれが見せられるショットかかえって見分けられず、収拾がつかなくなる。 連写するから、似たようなショットがずらりと並ぶ。 10枚ごとにより出しても…

在庫放出バーゲン 箆より杓1

1月以上も前の大綬搦、クロツラヘラサギの飛来とともに、おなじみのダイシャクシギの群が逗留していました。 珍しい渡り鳥よりも、わたしはこのダイシャクシギが目当てです。 飛翔する姿も、クロツラヘラサギに負けません。 別に競っているわけはありません…

歳末在庫ネタ放出バーゲン 冬カモメ

カモメは世間的なイメージに反し、あまり可愛くない。 どちらかというと悪相である。 羽を広げてそばに来るとでかい。 いつも漁港に餌をねだって群れて来る。 だからなるべく撮らない。 しかし、冬になるとやって来るユリカモメとズグロカモメは愛らしい。 …

バードセーバー チョウゲンボウ

今はそれほどでもないが、以前はよく家のガラス戸に鳥がぶつかって気絶していた。 ヤブサメやヒヨドリ、シロハラなどが多かった。 家の猫が時々、バードストライクの鳥をくわえてきた。 なんとかしないとと思っているうちに、そんなこともなくなって、つい忘…

初冬の長洲のチョウゲンボウ

チョウゲンボウは愛らしい猛禽だから、狩りもそれほど残酷ではない。 と言っても、鳥を食うやつよりはということで、食われるカエルやバッタの身になればそうもいっていられない。 この寒いのに、出てこなくてもいいだろうと思うのだが、カエルにはカエルの…

ノスリに好かれたバーダー

鳥見は思うようにいかない。 会いたい鳥には振られっぱなし。 それほど好きでもない、どうでもいい鳥には袖を引っ張られる。 仕方なく付き合ってしまう。 どんどん深みにはまって、抜き差しならなくなる。 まあ、満更でもないんだけれど。 ギャンブルで外れ…

初冬の塚野山 ミヤホとメジロ

餌の木の実の少ない今季、背に腹は代えられないと、マユミや草の種目当ての鳥が、いつものハゼの木の下にやって来る。 カラ類の声に誘われて来るのかもしれない。 ねぐらの近くで安全と思われる場所でもあるのだろう。 マユミはソウシチョウが多いが、コゲラ…

チョウゲンボウの肖像

芸はなくても、凛々しく、精悍で、タフで、強靭で、屈強で、パワフルで、頑健で、3段腹で、男前なメスのチョウゲンボウは、居るだけで絵になるわ~ つまり、トリの世界はジェンダーフリーなのよ。 抱かれたいほどチビれるわ~

初冬の奥別府 鳥の餌を探せ

志高湖の林でツグミの声をたどっていくと、何やら知らない木ノ実をつついていた。 陽が当たって暖かい日だったので、ちょっと離れた場所で張っていると、ヒヨドリやアカハラやカラ類がやって来た。 ゴジュウカラが群れでやって来た。 なんの木だろうと、落葉…

真弓とソウシロウ

真弓ちゃんはどなたかの初恋のシト。 ソウシロウならぬ相思鳥は特定外来生物、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種。 籠抜け鳥とも。 まあそう言わないで、真弓ちゃんと張り合えるのは、ソウシロウくらいなもの。 お互い派手なこと。

晩秋の豊後大野の鳥☁

以前はこの辺の土地勘はなかった。 特に気を惹く見所はないし、知り合いもいなかった。 鳥見を始めると、土地柄が一変する、というより見方が一変する。 見えてなかったものが見えて来る。 馴染みの知己もできる。 確かに、誰にも興味あるものがあるわけでは…

晩秋の上人ケ浜海浜公園の鳥

別府湾の奥に残ったわずかな磯は、迷った旅鳥のシギチやここで越冬するわずかな冬鳥、そしてこの磯の留鳥たちのオアシスである。 別に、近くに寄らなくても、季節感溢れる格好の舞台になってくれる。 沖での人の営みも営々と続いている。 ウミアイサの第一号…