いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

チョウゲンボウの晩餐

先週のチョウゲンボウが、ちょっとアレだったので、再挑戦。 居場所は同じだから、順光にまわって、撮影しながら少しずつ接近。 なんとか前よりはマシなショットが撮れた。 もうねぐらへ帰るかと思ったら道路近くまで下りて、水路のコンクリート壁に止まった…

陸の上のクロツラヘラサギ

クロツラヘラサギも昼間は嘴を羽に突っ込んでいて絵にならない。 何羽かは離れて採餌しているが、後は固まって微睡んでいる。 見張りがいるのか、何かまわりに不穏な気配を感じるのか、目覚めて退避の動きを見せる。 見慣れるとこの奇妙な嘴も、結構バランス…

紅葉エナガ

公園を徘徊していると、ときどきエナガの群れと出会う。 ときにはガラ類と行動を共にしていることもある。 木々の上の方を渡って行くので、黒い影にしか見えないことが多い。 採餌していくことも、素通りしていくこともあり、ただ一時もじっとしていない。 …

お久しぶりのチョウゲンボウ

しばらくチョウゲンボウに会えなかった、 鳥友のショットを見て、いくつかのポイントを探してみたがいつも空振りだった。 前日、遠出でネタを仕込んだので、だめもとでまた出かけてみた。 2カ所で出会えたけど、どちらもメスだった。 オスを見たのはいつの…

今津湾のミサゴ

クロツラヘラサギの昼寝から醒めるのを待っている間、上空を舞うたくさんのミサゴをながめていました。 こんな面白い天空ショーを見るものが誰もいないのは不思議ですが、ぼけーっと空をながめているこっちこそ、暇人変人に見られているのでしょう。 多い時…

ノスリと秋の高崎山

猛禽は凛とした冬のイメージですが、ノスリは秋の牧歌的な風景が似合います。 わたしはその風貌からカールおじさんと呼んでいますが、昔の農家の人は糞鳶と呼んでいたそうです。 確かに、トビの方が上品な顔をしています。 鳥見を始める前は、行くこともなか…

ぶっつけ本番クロツラヘラサギ

人生はいくつもの岐路がある。 鳥見が人生の縮図なら、そこにもいくつかの岐路がある。 近場へ行くか、遠出にするか。 一先ず高速に乗る。 上りにするか、下りにするか。 日差しを背にするのが、バーダーの定石。 北北西に進路をとっても、いくつもの岐路は…

秋色ジョウビタキ

ネタが切れたらジョウビタキに限る。 手近で一番絵になる鳥だし、一番人里近くでも撮れる鳥だし、スズメよりも人馴れしているし、ムクドリよりも愛らしいし、ツグミよりもずっと秋の彩りにマッチする。 でも、明るくないと彩りが鮮やかにはならないし、明る…

ミサゴの集う浜

満潮時の寄藻川河口にはミサゴがつぎつぎにやってきて水浴びしていきます。 漁は下げ潮でやるのかと思っていたけど、実は上げ潮で、漁の後の水浴びなのかな。 水浴びに適した場所は少ないのかしらん。 かれこれ10羽くらいがやってきた。 ゴサミ 全部入りき…

ミサゴの日

コウノトリに袖にされたと思い込み、イサゴの町でミサゴを相手にしていた。 たっぷりとミサゴが慰めてくれた。 ここは干拓地の調整池だが、このあと寄藻川の河口では7~8羽のミサゴの集団水浴シーンに遭遇した。 この前後に数十ショットあるけれど、ピンが…

コウノトリの流儀

村里に出たコウノトリが戻るのを見て、わたしもため池に再々度引き返した。 案の定、コウノトリは溜まり水に近づいていた。 夕暮れに近いので動きもかなり活発だ。 やがて、水中から重そうに何かを引き上げた。 魚ではなさそうだ。 足らしきものが見えてカエ…

お寺の屋根のコウノトリ

ため池の道を下って帰路についた。 稲田の広がる集落に出て、コウノトリはどこに行っただろうと東の方を見ると、山際のお寺の屋根に、西陽を受けて輝くコウノトリが目に飛び込んで来た。 あわててカメラをセッティングし直し、だんだん近づきながらいろいろ…

コウノトリとの縁

正直コウノトリにはあまり縁はないものと思っていた。 鳥見先輩のHさんからメールをもらって、数年前の飛来のときの遠いイメージが頭をよぎった。 もうそれでクリアしたような気になっていた。 どのみち午後の予定の県北への通り道だからと、のんびり教えら…

県北干拓地の鳥アラカルト

何の変哲も無い鳥見しかできない。 珍鳥、迷鳥を見つけるには、相当な知識、眼力が必要だと痛感する。 なんとかムクドリやらなんとかセキレイだって、ポピュラーな鳥に混じって、さりげなくいる。 他県の鳥友から、聞いたこともないなんとかヒタキなんかのシ…

ウはバーダーの鏡

鵜呑みにしないで、噛み締めよう 頭が低い 波風を立てない 胸襟を開く ボロは着てても心の錦 貧乏揺すりしない 場所を取らない 心意気で飛ぶ

シギチの名前

シギチは識別が難しい。 間違い様がないという人もいる。 わたしはタシギ属など及びもつかないが、きちんとチュウジシギ、オオジシギなどと上げてくる人の目はどうなっているんだろうと訝しむ。 県北のこのポイントにいくと、通年?いるアオアシシギがいる。…

ハマシギさん、ご苦労さん

干潟の沖にはハマシギの大きな群れが移動していくのが見られるようになりました。。 県北の水路の汽水域で5羽のハマシギがゴカイなどを採餌していました。 一羽一羽は地味なシギですが、群れで飛ぶと壮観で、いつも感動させられます。 これが見たくて県北の…

シロハラさん、いらっしゃい

シロハラの声は大分前から聞いていたが、その姿を見たのは数日前だ。 公園のヤマガキの木が紅葉しているところに、何か来ないかと先週から通っているが、メジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、そして先日シロハラが姿を介間見せた。 まだ実も葉も多くて、なかなか表…

カッコいいよな悪いよなミサゴ

ミサゴがいいとこに止まっていた。 空抜けではあるが、一通りポーズしてもらって、後は飛出しを待った。 30分も待ったか、うまいこときっかけがつかめたから、カッコよく撮れましたけどね・・・ ウンチングスタイルも決まっている この2枚が2枚目と3枚…

はぐれエゾビタキ

エゾビタキはもうとっくに通過したものと思っていた。 今はそうあわてて通過する必要はないのかもしれん。 ツグミやシロハラもまだ公園では声が聞かれない。 なんではぐれたのかわからんが、元気に餌をフライイングキャッチしている。 左肩に傷があるように…

シチメンソウとシギチ

東与賀海岸のシチメンソウの群落は数キロの堤防下のテラスというか舗道の間に囲われた人工の植栽だ。 日本の海岸はどこもコンクリートに固められて、自然なままの姿はおそらく何%もないだろう。 シギチにとっては楽園に見える干潟も、満潮時は浅瀬がなく、…

モズが梢で

朝どこかでモズが鳴いている。 姿を見せてくれれば、ネタの調達も簡単なのだが。 腐っても猛禽だから、そこそこのネタだ。 声だけだと、他の鳥を近づけないので逆効果だ。 ジョウビタキは姿を見せたけど、シロハラはまだ見ない。 これを手なずけたら、ネタの…

後ろ姿の素敵なあなた オオタカ

バーダーには千載一遇のチャンスというのがある。 一つの僥倖に過ぎないが、そのチャンスをもののするためには、バーダーとして鳥さんにそれなりに集中していなければならない。 チャンスを捉えるというより、むしろ向こうから懐に転がり込んでくるようでも…

オオタカと会える場所

オオタカは、わたしが鳥見を始めた5、6年前にも、このヤマセミ基地の近くで、ときどき仲間が撮っていて、相性がよくないと出会えない鳥ではないかと思い込んでいた。 川の上をカモやサギなどを追いかけている猛禽を見かけることはあっても、たまたま上流の…

ヤマセミに出会えないわけ

もちろんヤマセミさんの都合というか、気まぐれなんですが、わたしなりにヤマセミさんの気持ちになって考えてみました。 1)バーダーが嫌い。 2)週末は休む。 3)全然落ち鮎がおらんじゃん。 4)週末投網漁のおっちゃんとバッティングする。 5)いつも…

ダイシャクーホウロクシギ、棹になり鈎になり

干潟にいたシギチは満潮になると、一部はテラスや手すりに上がるが、それぞれに群れになって飛び立ち、いずこかへ消えて行く。 川の上流にいくのか、干拓地のクリークにいくのだろう。 潮が引き始めて、シギチが再び姿を現すまでの1~2時間くらいは、バー…