2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今年はノゴマもオオジュリンも少ないねえと出会ったバーダーさんが言っていた。 前回より半月以上早くきたのでタイミングが悪かったのかと思ったが、そうでもないらしい。 小清水原生花園は花も少なかった。 ノビタキだけはどこでも声がしていた。 まだ求愛…
今回の旅は出だしは良かったが、知床峠のギンザンマシコは霧に覆われて寒く不発だった。 ウトロ側に降りると一転晴れて、知床五湖も快適な観光ができた。 翌日の知床クルーズは避けたい気分だったが、天気も良く波も静かだったので急遽再開したばかりのオー…
シマフクロウの撮影方法に関して色々と疑問を抱かれると思う。 LEDの間歇照明で最小限のストロボ効果を出す工夫や暗い小屋から観察する仕組みで、ストレスを極力避けている。 生簀の魚はもう川では賄えないので仕方ない。 ここでシマフクロウに会うことに後…
民宿の主人の預言通り深夜になってシマフクロウは番いで現れた。 オス(脚環をしている)が漁をしているのをメスはしばらく眺めていた。 オスはすぐに立ち去ったが、メスはそれからほぼ10分くらい漁を続けた。 次に来るのはまた何時になるかわからない。 2時…
雨のせいか、これまでより飛来間隔が長いことを、様子見に来る宿の親父さんが申し訳なさそうに、「ヒナが孵っているから、これからバンバン来ます」だの「今はちょっと別のところでネズミを獲ってます」「今度は番いで来ます」などと言って励ましてくれる。 …
風蓮湖のほとりで鳥見していると、通りがかったバーダーさんが、前日シマフクロウを撮りに行って、7時48分から7回も出たという話をしてくれた。 宿からはヒナが孵って早くから出るので5時には間に合うようにとのことだったが、グーグルの計算では落石からは…
シマフクロウは絶滅危惧種で全道でも70番ほどしか生息していない。 それもほとんど巣箱で繁殖し、生簀の魚で生きている。 樹洞もなければ採餌する川もない。 それはさておき、シマフクロウは憧れだ。 それを見せてくれるのがシマフクロウオブザバトリーだ…
可愛いラッコは絶滅危惧種で、水族館などにも全国で2、3頭しか残ってない。 人間が毛皮のために殺してしまったせいだ。 道東に何十頭かがかろうじて生息していて、たまたま海鳥観察クルーズで遭遇した。 波の静かな島の内陸側に、のんびりした顔で浮かんで…
2時間半のクルーズはかなり過酷なものだった。 しかし島の内側に回るとうねりはかなり和らいだ。 そしてエトピリカとは別のライファーが待っていた。 ウミウ、ヒメウが営巣している小さな岩礁に日本で唯一ここで繁殖するチシマウガラスだ。 教えられても遠…
外海に出ると漁船は太平洋のうねりに揺れに揺れた。 わたしは最前列に陣取って、船は嫌だという相棒を気遣う余裕はなかった。 とても照準を合わせるどころではなかったが、ガイドが指示する方向にカメラを向けて闇雲にシャッターを切った。 エトピリカさえ見…
コテージの周りで色々な鳥の声が喧しい。 コヨシキリが主だったが、他は何の声かさっぱりわからない。 声で識別できればもっと撮れ高は上がるのに。 でも動くものになんでもカメラを向けてみる。 いつの間にかベニマシコがやってきた。 森に入ると姿を捉えに…
北海道では至る所でカッコウが鳴いている。 声がよく通るし、鳥見の場所にしか行かないから当然か。 電線に止まっているだけでは食指が動かない。 飛翔も遠いから追いづらい。 餌を持ってるのはプレゼント用か。
タンチョウを撮っていると、すぐ横の樹上にオジロワシが2羽止まっていた。 近づくと飛び出したが、また戻ってきた。 おかげで猛禽の飛翔を初めてまともに撮った。 猛禽らしからぬ、魚食べてたからミサゴみたいなものか。
さすが北海道、タンチョウは向こうからやって来る。 食堂の嵌め殺しの窓からも見えて、安楽椅子バーダーではないか。 それも美しい大自然の中で。 でもこれなんぞほんの序の口だった。
風蓮湖のそばに宿を取って正解だった。 北海道の朝は早い。 外を見ると、朝の4時からもう相棒はカメラを構えて、近くの河口にいるタンチョウにカメラを向けている。。 近くに行こうとすると移動してこっちにやってくる。 コテージの前の岩場にやってきた。 …
6月になると梅雨のない北海道が恋しくなる。 矢も盾もたまらず空いた6日間で飛んでいった。 急な誘いにも関わらず、去年の道連れが付き合ってくれた。 中標津空港に降り立ち、レンタカーを借りて野付半島に向かった。 最初に出会ったのがタンチョウだった。…
本日は鳥ネタ切れなり
照葉樹の高木の多い森は新緑の季節も薄暗くじっとりしていた。 キビタキの声が喧しいが、なかなか姿は捉えにくい。 とりあえず動くシルエットにカメラを向けてシャッターを押しておいて、現像で明るくするとまさにキビタキの黄色が露われて初夏の香りがして…
野生の世界は自然の摂理とはいえさまざまな危険に満ちている。 浮巣は空から狙われることはないんだろうかなどといらぬ心配をしていると、浮巣の近くの葦の中からもう1羽のカイツブリの警戒警報が鳴り響いてくる。 近くにいたバンを撮っていると後ろに怪し…
先日見たカイツブリのヒナは1羽しか見えなかったが、もう自分で潜水漁をしているようだった。 前回気づかなかったが葦に絡んだ浮巣があって親が居座っていたが、時々親が立ち上がって巣を整えるときに1羽のヒナの目が見えた(3枚目)。 ちょっとしてピーピ…
ブッポウソウを見に行ったダム湖の流入河口の崖に、ヤマセミが入るのが見えた。 やがて場所を変えて、2度何十メートルか下の流れに飛び込んだ。 ともかく連写し続けると、やっと川から獲物を咥えて上がっていくのが写っていた。 15メートルくらいの高さの岩…
ネタがないんで、また別のブッポウソウの営巣ポイントを見にいった。 時間は何倍もかかるが、ワイヤーとの距離は何分の1かだ。 他の副産物も期待できるのだ。
ネギ畑でアオサギが食っていたのは結構大きなウナギだった。 畑といってもクリークのそばだったから、そこで獲ったものだろう。 ウナギはなかなか年貢を納めそうもない。 どこかでゆっくり食べるようだ。
餌捕りしているようにも見えないし、水飲んでるようにも見えないし、案外かくれんぼや追いかけっこして遊ぶ高等生物だったりして。 蓮田で作業をしていたSさんに声をかけて聞いてみたが、「なんの用があるんかなあ、ようきちょるが。葉が痛むのも困るんやが…
カワセミに始まり、カワセミに終わる、なんてことは聞かなくもないが、カワセミ主軸でどんどん上達していく人もいる。 たまのカワセミウォッチャーでは、カメラ任せの止まりものか飛び出しくらいまでで、大して進歩も味もない。 飛び込みから先のショットは…
コヨシも鳴かずば撮られまい。 まだハナウドとのコラボには早かった。 でもネタ不足なんでありがたい。
アオバズクがやっといつもの樹洞の近くで見張りを始めた。 連れ合いが見つかったらしい。 一安心だ。 かわいいヒナを見せてくれ。
夏鳥ではオオルリが一番撮りやすい。 鳴き声がよく通るし、同じところで鳴くから見つけやすい。 鮮やかな瑠璃色でも暗いところではシルエットだが、案外目の前にいたりする。
二番煎じではあるが、なんでもこどもは無敵だ。 カイツブリは親も小さくてかわいいが大きさは変わらなくても柄の縞々の方が愛嬌があって子供らしいのは何故だろう。 役に立たない迷彩なのかな。
クリークにカイツブリの一家がいた。 もう親と大きさの変わらない雛が2羽親から餌をもらっていた。 カイツブリもやっぱり歩留まりは悪いようだ。