いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

シマフクロウの夜 別れ

シマフクロウの撮影方法に関して色々と疑問を抱かれると思う。

LEDの間歇照明で最小限のストロボ効果を出す工夫や暗い小屋から観察する仕組みで、ストレスを極力避けている。

生簀の魚はもう川では賄えないので仕方ない。

ここでシマフクロウに会うことに後ろめたさはないものの、ここまで追い詰めた人間の所業には目を背けるわけにはいかない。

シマフクロウの生きていける森はどれほどのものなのか、果たして生態系を丸ごと回復させることは可能なのか、保護活動の難しさを痛感する。

ここをまた訪れることがあるかどうかはわからない。

ヒナが無事に育ってくれることを願うばかりだ。。

ここでのシマフクロウとの出会いの感動はいつまでも忘れることはないだろう。

まさに夢のような一夜だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前1時34分