いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

おかっぱのウズラ

3000mの放牧地からさらに高度を上げ、松の木もまばらな岩地のダートを揺さぶられ続けて進んでいく。

しばしばスタックして空回りする。

何ヶ所かで耳を澄ますが目指す鳥の気配はない。

高度計で見ると4000mにもなっている。

メキシコ国境が見える地点でも焼畑の後の耕作の跡があった。

植えているのはジャガイモだった。

そのあたりで息を潜めて待っていると来たという。

現れたのはタマフウズラというとてもシャイな鳥だった。

何となくホッとする鳥だった。