ルリビタキも美しいが、今回来た甲斐があったと思った最高の青い鳥がこのカワビタキだった。
ネパールから中国まで、高山の渓流に住むという、タイでは高度2000メートルのここだけだ。
もちろん初見も何も名前さえ知らなかった鳥だった。
英語で表すと鉛色ということだが、クロジの羽の色の青みを増したようなシックな感じだ。
この鳥を撮るために半日ずつ2回を費やした。
何を撮るのかも知らされず、木の陰に隠れて待てという、ガイドが探索に行って追って来るらしい。
やっと現れてすぐ近くの岩に止まったのを見落とさなかったのは、まさに幸運以外の何物でもない。
今ツアーのハイライトだった。
カワビタキ(PLUMBEOUS WATER REDSTART) Male