いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

来た見た撮った

ケツァールに会うならやはり70代までだと思う。

人それぞれではあるが、15時間も時差がある標高差もある熱帯の国は命懸けである。

しかしケツァールハミングバードという人参をぶら下げられたら客死本望となってしまう。

外を歩けば熱中症、食い物が合わなければ脱水症か低血糖脳梗塞か・・・

まあそれなりに騙し騙しやったけれど、老化の進みや記憶の抜けたところもなくはない。

暗い森で見るケツァールは尾羽の長さだけでそれほどカラフルではないし優雅でもない。

などと興奮を抑えていた。

感動で血圧が上がらないように。