民宿から数分のところに国営のケツァール保護区(Refugio del Quetzal)がある。
雲霧林には様々な生物がいて、それらも保護対象になっている。
入り口で一人75ケツァール(1500円)を払ってトレイルを600メートル下る。
休憩用のベンチがある場所でアーロンさんが今年はあの巣穴に営巣しているのだと指差す50メートルほど先の大木に別の丸太が括り付けられている。
娘はもうすでにケツァールの長い尾羽を捉えているらしい。
やがて巣穴に交互に餌を運ぶオスとメスの姿を見られるようになった。
遠くの暗がりや茂みの先に止まってから来るのだが、なかなかカメラで捉えきれない。
巣穴の前の後ろ姿ばかりだった。
しばらくしてアーロンさんがトレイルの更に先の方へと導いた。
そこは巣穴に出入りするケツァールの姿が横から撮れる場所だった。