天売島赤岩周辺のイタドリの群生地はウトウの世界最大の繁殖地だ。
約40万個の巣穴があって、それぞれ一番いがヒナを育てている。
昼間は80万羽の親鳥が沖に出て餌を捕っている。
そして夜、餌を奪われたり、襲われたりする危険がなくなった頃、イカナゴやカタクチイワシを咥えて戻ってくる。
昼間見た赤岩のデッキ周辺で、その帰巣を見学するツアーに参加した。
ウトウの健気な子育ての営みに、なぜか畏敬の念を覚えた。
午後7時過ぎ夕映の中ウトウの姿が現れた
カタクチイワシは今年は不漁という
だんだん数を増して来る
生憎ガスが立ち込めてきた
ガスの中から突然現れるので捉えにくい
シルエットだけだ
イタドリの上に落ちるように降りる
道路側の巣に入るウトウ