いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥頭苦肉

春眠更新を覚えず何処にも啼鳥を聴かず

ときにはネタのない子のように海を見つめていたい。 ということで、ただいま東シナ海をながめています。 一応何か写っています

ルリのいない福寿草

福寿草を撮りにいったわけではない。 ルリビタキと花のコラボ狙いではあったのだが、鳥というのは誰にでも見えるものではない。 幸運も熟練もいる。 最近は歯も目も耳もめっきりだ。 鳥見には五感も六感も腕も必要だ。 ショットはカメラ任せでいいけど、なん…

立春 南小国の福寿草

雪が見たくて履きたてのスタッドレスで久住に出かけると、道路はそうでもないが、草原は数センチの積雪だった。 この分なら小国は結構積もっているかなと、瀬の本の野草園まで足を延ばした。 なかなか雪中の福寿草にお目にかかれなかったし、もう節分草だっ…

 鳥のいる風景 初冬編

バーダーなのフォトグラファーなのか、どっちつかずのショットでも良いのです。 もうちょっと支離滅裂になったら、足を引っ張ってください。 いや、肩を叩いてくださいね。 久しぶりにヤマセミに出会った。遠かった。 高いところから川面を見ていたミサゴ チ…

そうだ、アユを主役にしよう

もちろん眼前で漁をするミサゴの迫力あるショットが狙いではあったのだ。 しかし、ことごとくミサゴの眼とアユのコラボは潰えてしまった。 飛び込みから追ってもキャッチの瞬間は外してしまう。 反射神経が鈍いのは生まれつきだ。 カメラがアユに合わせてく…

納屋漁港点描

納屋漁港は近いのでいくつかの野鳥のチェックポイントだ。 旅鳥のシーズンは終わったが、ミヤコドリ、クロツラヘラサギ、ツクシガモ、カンムリカイツブリなどの越冬組がやってくる。 漁船が帰港すると、おこぼれをもらおうとサギやトビなどたくさんの鳥が群…

夕方の荒尾海岸に佇むバーダーひとり

荒尾干潟もシギチの中継地だが、いたのはハマシギの小さな群れだけだった。 せめて夕景の中に入ってくれればと待ってみたが、飛んでも塵のごときでしかない。 夕映もいつもより冴えない。 こんな光景を独り占めしても、詩心がないので、鴫立つ浜(沢)の秋の…

シチメンソウの熟れる頃

諫早干拓の某チョウゲンボウを見に行ったのだがうまくいかず、帰途大授搦に寄ってみた。 中潮だったので満潮でも潮が遠く、シチメンソウとのコラボはうまくいかなかった。 天気が良くて陽が高いと、これまた逆光と陽炎で絵にできない。 でも好きな群舞は心ゆ…

えっえっ、クマ! ア◯グマか〜

九州にはクマはいないはずだが、アナグマならいる。 最近はタヌキよりアナグマの方が優勢のようだ。 呑気なのか毎日のようにロードキルに出会う。 イタチの仲間らしいし、病気も怖いし、近づく気はないけど、ファインダー越しなら愛嬌もあるから一息入れるの…

カイトサーフィンは人が鳥になる

サーフィンがやれる年ではないが、やりたい気持ちがなくもない。 スピード感や自分自身のコントロール感、そして景色や五感の非日常感はなんとなくわかる。 見えるものが違ってくるというのは生きるために必要なことだ。 むかし、ホモ・ルーデンスという言葉…

カモメと関係ないカイトサーファー

真玉海岸がカイトサーフィンのメッカとは知らなかった。 ネタになりそうな鳥と出会えなかったので、カモメとコラボということにしてみた。 風が強くて、迫力もあって、なんか絵になりそうだったが、まあありきたりの構図でしかできないのが残念だ。

コスモスにアオサギはミスマッチ

アオサギは満更嫌いではない。 博愛主義者のバーダーだから。 つまりいい加減ということ。 あんまり被写体にすることもない。 コスモスにはノビタキの方が何倍も欲しいけど、アオサギしかいないならしょうがない。 でも根元にいるんじゃコラボといえんのじゃ…

赤い花なら曼珠沙華

どこもかしこもワンパターンの花の植え方が気に入らない。 美観というにはセンスがない。 でもそういうことではないらしい。 猪避けなんだとか。 マスク程度だろうか。

鳥頭苦肉 ジシギ

色々な旅鳥が羽を休める古い地区の畑を眺めていると、シギの頭が見えた。 ちょっと離れてもう1羽。 タシギだと思ったが、いわくのあるポイントだから他のジシギかもしれない。 こいつが一番識別が難しい。 頭だけではどうしようもない。 なんのパフォーマン…

面河渓の思い出

仁淀ブルーへの鳥羽口は UFOラインだ。 いくつもの川の源流地帯の瓶ヶ森林道から石鎚スカイラインを面河渓に下る。 絶景に次ぐ絶景の連続だった。 折しも人出は少ない。 独り占めの景勝はより自然の妙味を際立たせる。

仁淀川に浸る

こどもは誰も水遊びが好きだ。 うちの子は小さい頃から 海や川に連れて行くと、季節も場所柄も考えず、すぐに飛び込む方だった。 うん十才になった今もまだそれは変わっていない。 水中毒は治らない。 ほとんどリリース 一家族限定 しっとりとイワタバコ 勇…

アメゴに遊ばれる

アメゴを見ていて、川面が揺らぐと川底からアメゴまで皆揺らいでデフォルメされてしまう。 それも水が限りなく透明なクリスタルのように光を屈折させるせいというよりも、川そのものが変幻自在な宝石なのだ。 わたしは時間が経つのも忘れてアメゴを追い続け…

仁淀川でアメゴに出会う

安居渓谷の宿で食べたアメゴの塩焼きは美味しかった。 アメゴはサツキマスの陸封魚で、九州のヤマメとは若干異なるらしいが、そからへんは門外漢のわたしが論じ立てることではない。 ただ、水中カメラでみるかのように、その特徴というか朱点がはっきりと見…

仁淀ブルーに染まる安居渓谷

娘の三連休に便乗して仁淀川の清流を満喫してきた。 安居渓谷の名は寡聞にして知らなかったが、仁淀川水系でもピカイチの渓谷美だった。 ともかく限りなく透明で青い。 上流の面河渓も散策してきたがそちらの青さとはまた違う青さだった。

滝の裏表 鍋が滝(熊本県小国町)

ともかく暑いので涼しそうなところを選んでドライブしている。 鍋が滝は間違いなく涼しい。 鳥ネタが乏しいので、今は風景カメラマンの真似事をしてみる。 滝を撮るときはなんとかいう設定があったなと、メニューを見てハイレゾとやらにして撮った。 なんと…

七つ森古墳のキツネノカミソリ

七つ森古墳は彼岸花の群生で有名だが、それに先立つ1ヶ月のころキツネノカミソリも咲き誇る。 あちこちの道路脇などに小さな群落で咲いているのを見たので立ち寄ってみた。 なんだか去年よりは花数が少ないように感じたが裏年なんだろうか。

ヒマワリ畑で捕まえて

何の脈絡もないショットを何か意味ありげに出すのは気が引けるけど、それも鳥が出てくれないからしょうがない。 何も鳥見がテーマだと決めなくてもいいわけだし、認知機能検査みたいなものだから、このくらいならまあ普通のボケ加減と思ってもらえるじゃろう…

ヒメユリとノヒメユリ

ヒメユリは今年こそはと思いながらいつも時期を逸してしまう。 7月上旬阿蘇の高原の道路脇にノヒメユリに似た少し大きめの綺麗な花が目に止まったが、それがヒメユリらしかった。 7月下旬には蓼原湿原でも見かけた。 8月に入って南阿蘇の高原に行くともう…

夏はフグ刺し

白水とつく景勝地は多い。 ここは白水溜池堰堤だけど白水の滝と間違われることが多い。 いっそフグ刺しの滝と名前を変えたらいいんじゃないか。 それとそばから見ないとその醍醐味はわからない。 なんとかならんか。

猪の瀬戸のオオキツネノカミソリ

猪の瀬戸湿原の奥に緑の深い森があって渓流や氷室の跡がある。 7月の半ば頃オオキツネノカミソリの群生が一斉に花開く。 この時期だけが華やかで明るさが感じられるが、他の時期は湿原に比べると暗く陰鬱なムードが漂っている。

暑中お見舞い申し上げます

なんか涼しいネタはないもんかしら。

最果ての最強の池

今回の旅も最終章。 よく持ったと自分ながら感心する。 もの忘れも思い込みも二人でカバーし合えば怖くないと勝手に思い込んだロートルバーダーの珍道中でした。

最果ての島

晴男さんといっしょだからというわけないが、とにかく、ここまでずっと快晴の天気が続いてきた。 昨日の朝は最果ての街は霧雨に咽んでいた。 しかしフェリーが島に着くや否や薄日が差し始め、さわやかな初夏の空気に包まれていた。 やはりあんたのおかげとい…

北国の夏

このツアーも終盤にさしかかってきた。 ぎっくり腰以外はたいしたトラブルもなく、天候に恵まれ、草花の最盛期とも重なり、北海道の醍醐味を満喫している。 コロナ禍のせいかバーダーや観光客に出会うことも少なく、どこもほぼ貸し切り状態なのが一番の贅沢…

青い海 青い島 ぎっくり腰

同じ日本なのに晴れています。 目当ては夜と朝。 何か写せるのかしらん。