いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

タゲリよ今季もありがとう

田んぼにいるタゲリは地味な鳥だ。

田んぼにいるのを探すのは慣れてなければ見落とす。

だから農道を車で走って飛び立ったところで見つければいい。

ただしそれではちょっと遠い。

地元の人の通行の邪魔にならないようにしばらく待つと、だんだん近づいてくる。

順光の側にいなければただのシルエットだ。

それでもよほど天気がいい具合でないと色は出ない。

それで帰って現像するときに露光量や彩度を加減すると満艦飾になる。

わたしはこれが本当のタゲリだと信じている。

朝丘ルリ子と同じだよ。