県北よりもう少し北側でアマサギの群れに出会った。
赤いトラクターにまつわりついてはいたが、絵になるようなシーンは撮れなかった。
ダイサギやアオサギも同じことをするのに、なぜかアマサギにだけレンズが向く。
バーダーというのも因果な稼業である。
自分が満足してればいいのに、レアなショットを欲しがる。
ただ、代搔きのシーンを撮りたいのは、子供の頃図鑑か何かで、壱岐だか隠岐だかの農村で、代搔きする牛の後を追うサギの写真を見て感動した覚えがあるからだ。
そんな写真を撮りたいという単純な思いはある。