いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

Just Brooding In The Rain.

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多分、野鳥にとって、梅雨時は繁殖に好都合なんだろう。
雨のシトシト降る鬱陶しい時期には、ノコノコ鳥見に来る鬱陶しいバーダーならずとも、卵やヒナを狙う天敵も士気が落ちていると思っているかもしれない。
しかし、そんなことでネタ探しを諦めるようなヤワなバーダーはいない。
雨が降ろうがブタが降ろうが、犬も歩けばヒナに当たる。虎穴に入らずんばネタを得ず。
これ、バーダーの常識、モラリストの非常識。
ヒナは眼に入れても痛くない、育雛にストレスは禁物、さわらぬ雛に祟りなし。
ということで、モラリスト系バーダーはヒナには縁がなかったが、雨に歩けば巣にも当たる。
タマシギ、カルガモ、ヒクイナ、バン、親はそれなりでもヒナはすべからくかわいい。
抱卵の姿は神々しい。
タマシギの成長ぶりを見に蓮田に行くと、そばのお宅の方が、窓からバンの抱卵が見えるよと中に入れてくれた。
これが孵るころは丁度タイなのが惜しい。