いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

見島便乗探鳥記

バーダー憧れの地というか、ネタを稼ぐならここという見島にいってきた。
あまりパッとしなかったショットの方はさておき、この遠征で体験したことを記した方が、これから見島に行ってみようという方々の参考になるだろう。

イメージ 1


見島へ渡る朝、9時10分発高速船「おにようず」のデッキにはたくさんのバーダーが上がっていた。一つには海上を飛ぶオオミズナギドリウミスズメを写すため。これは見島が見え始めてからが確率が高いらしい。

イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


もう一つはお互いの名刺交換とこれからの鳥見の情報交換のお願いだ。
折よく乗り合わせた初めての一人行の見島遠征で、宇津の弁天荘に泊まるという津和野から来たYさんと知り合えた。
わたしは本村スタート、宇津泊まりの予定だったが、Yさんは旅館で車をチャーターしてあるという。島の様子が見え始めて、機材を抱えての徒歩行に不安が兆し、あわててYさんに便乗同行をお願いして宇津で降りることにした。後で思うと、おんぶに抱っこのYさんに出会わなかったらどうなったことやら。
広島から来たバーダーの方が先に渡っている仲間から情報をきいている。
天気続きで鳥はほとんど抜けてしまっているらしい。今夜降ればまた入るだろうということらしい。
それでもセンダイムシクイコサメビタキキビタキの群れはかなり動いているという。
シギ類は少ないという。セイタカシギの姿がフェードアウトした。

ほとんどのバーダーは本村港で下り、入れ替わりに乗って来た帰りのバーダーさんに聞くと、宇津の港の奥の方に弱ったオオハムが1羽いるという。

宿の迎えのライトバンに乗り、荷物を置いて、そのままその車で探索を開始すると、すぐ目の前の船溜まりにそのオオハムはいた。

随分弱って元気がない。
イメージ 5


泳ぎ方がよろよろしている。
イメージ 6


まだ夏羽になりかけだ。
イメージ 7


ここらにはクサフグしかいないみたいだし・・・
イメージ 8