2018-01-01から1年間の記事一覧
もうすでにアップされている人も多いですが、わたしもジョウビタキに出会いました。 いつもはメスからですが、秋の深まりを感じさせてくれました。
ノビタキは地味な旅鳥だ。 されどヒタキである。 目が可愛い、夏羽はそれなりに派手目だ。 年に2回の通過が待ち遠しい。 春のオオハラセイトウ、秋のコスノビ。 コスノビはまだだけど。 稲穂とセイタカアワダチソウはクリアっと。
別府湾に残ったわずかな磯、それが上人ケ浜だ。 必然なのか、止む無くなのか、渡りのシーズンには、色々な旅鳥も姿を見せる。 必ずしも、心和む情景ばかりではないのが、悲しいところだが。 遠くに白い鳥の群れが見えた。 すわ、セイタカシギかと追いかけた…
北九州のため池に、クロハラアジサシが2羽入っていると教えてもらって、1時間かけて出かけた。 1羽は前日、ハヤブサに追われていなくなったとか。 1羽はまだ池の上のワイヤーに止まって、数十分おきに採餌していた。 飛翔はむしろ簡単だったが、採餌の瞬…
九州では秋を告げる旅鳥のエゾビタキ、コサメビタキは、割と馴染みが深い。 それに引き換え、サメビタキは数も少なく、滅多にお目にかかれないらしい。 わたしにはどれも同じに見えるので、ショットで確認するしかないのだが、ともかく仲間が今年はサメビタ…
佐賀関海星館のアサギマダラは、何度もタイミングを外した上、やっと出会えることは出会えたものの、今年は不作というか、よその広大なフジバカマ花園に持って行かれたとかで、数頭しか見られなかった。 乱舞は撮れなかったものの、秋空をバックに何とか飛翔…
この浜で、クロサギにしつこくつきまとうのは、約1人のバーダーしかいない。 黒いから、いると思って探さないとまず目に入らない。 犬を連れた散歩人などが来ると、早々と人の目の届かないところに移動する。 バーダー以外の人には、黒い鳥だろうが白い鳥だ…
ヤマガラハウスの近くのクマノミズキには、色々な野鳥が、入れ替わり立ち替わり、その実を啄ばみにやって来て楽しませてくれた。 それも、台風24号の風で一気に実も落ちて、野鳥たちも姿を消した。 ヤマセミ基地も流され、ネタの調達には遠征に頼らなくな…
鳥見というのは、宝探しである。 宝くじに当たるのもうれしいが、100円玉拾うのもうれしい。 500円玉は滅多にないし、これ以上のことはまずない。 仲間から500円玉が何個も落ちてるよという連絡があれば、雨が降ろうが、槍が降ろうが、とりあえず出…
何で、こんなピントも露出もいい加減な似たようなショットを何枚も出したかというと、それは急に気づいて、ただ横にあったカメラの電源を入れて、そのままシャッターを切っただけだからである。 行き当たりばったりで、チャンスをものにするというのは、如此…
仲間のHさんに教えられたというか、どうだと見せつけられたヒメクイナを探しに、もう何度も足を運んだが、いるのかいないのか、まだその気配さえ感じさせてもらえない。 たまたま写っていたというが、千載一遇のチャンスを逃さないのが、老練というか、憎い…
旅鳥も留鳥も若鳥の姿をよく見かける。 春に生まれたものが、一丁前になって来る時期なんだろう。 青春という言葉には、輝きと苦さがあるが、若鳥を見てもどことなくそんな感じがする。 これからの人生に待ち構えている厳しさが思いやられるせいだろう。 で…
年に1度の鳥見会に訪れる県外のバーダーさんのために、整備し直したばかりのヤマセミ基地が、台風24号の増水で綺麗さっぱり流されてしまった。 そのあとの25号はそれほど影響はなかったものの、依然、七瀬川の水は濁って増水したままだ。 基地を作っても意味…
台風は鳥見を邪魔する。 だが台風を避けたり、あるいは飛ばされたり、足止めされたりする、ルート外れの迷鳥や珍鳥が見られることもあって、バーダーの出番がなくもない。 風雨の増す中を、干拓地や河口を回ったが、何もいなかった。 帰り道、再度近くの浜を…
佐賀に行ったついでに、大授搦に寄ってみた。 ちょっとタイミングを逃して、満潮時期をすぎていたし、陽が高くて、至近距離でのショットはもう無理だった。 天気も良すぎて、コントラストが強い。 シチメンソウにもちょっと早かった。 ほかのバーダーさんも…
干拓地でタカらしき姿を見かけて、ハイイロチュウヒだなどといい加減なことを言ったら、チョウゲンボウだとたしなめられた。 もうそんな季節なんだ。 日差しや景色はまだ夏日のようだが、秋は北の方からちゃんとやって来ていた。 ヒバリやトウネンを追いかけ…
コモンシギは北アメリカの北極圏で繁殖し、南アメリカで越冬するシギで、日本には迷鳥として稀に飛来する。 だから、巡り会えば千載一遇のチャンスということで、勿体がらなければならないのかもしれないが、地元の人が極秘扱いしている割に、わたしにはちょ…
鳥見をすると、色々なことが見えて来る。 今まで見たことも聞いたこともない野鳥が、眼前に現れる。 そんな野鳥が生活する自然のあり様や移ろいが見えて来る。 趣味を同じくする知己も増えて来る。 だが、一人で鳥見をしていても、それを支えてくれる多くの…
仲間がクマノミズキに来る鳥は絵になるからなあと話していた。 何のこっちゃろうと怪訝に思っていた。 パソコンに入れたショットをじっくり眺め、オオルリの若がいつになく綺麗に撮れたと喜んでいたが、ほかの鳥だって遜色ない。 そして、やっとクマノミズキ…
カラスは頭がいい。 記憶力が良く、人の顔だって覚える。 言語能力もあって、カラス同士でコミニュケーションができる。 知恵があって、道具の工夫ができる。 例えば固い木の実を、道路に持って来て、車に敷かせて割って食べるとか。 だけど、友達になろうと…
リュウキュウサンショウクイは当地では留鳥とのことらしい。 カラ類に混じって巡回していることがよくある。 サンショウクイの方が胸の色が白く、リュウキュウサンショウクイの方は汚れた灰白色なので、どちらかというと、前者のほうが写真写りはいい。 動物…
オオルリの成鳥はなかなか姿を見せないが、若は数羽が入れ替わり立ち替わりやって来る。 止まった姿は黒っぽくて、やはり幼い感じが否めなかったが、ホバリングして採餌する時のショットでは、何だか完成された美しさでうっとりしてしまった。 似たようなシ…
キツツキを知らない人はいないけど、九州では、実際に見たことのある人は少ないだろう。 山梨県などでは、アカゲラが、郊外に出れば人家の窓からでも眺められるポピュラーな鳥のようだった。 コゲラはうちの庭でも、カラ類に時々混じって来ることがある。 ア…
キビタキはやってくると、すぐに人目につく。 人の目に綺麗に見えるように綺麗にしているわけではないけど、ともかく綺麗だから、必死で黄色を探す。 だんだん、何でも黄色に見えて来て、中でヤマガラ動いても、レンズを向けてしまう。 これは、邪魔者扱いさ…
オオルリは夏鳥だが、ここのクマノミズキに入るのは、ここで生まれた者だろうか。 他の旅鳥と一緒に、旅の途中だろうか。 ヤマガラハウスの近くのこのクマノミズキは、ヤマガラが出入りすることで、旅鳥も安全が保証されていると思い込んでいるのだという。 …
サメビタキ3兄妹の中で、コサメビタキは、小さくて色白で愛くるしく、わたしの中で一番人気がある。 ただ、エゾビタキの中に混じって、やや数が少ない。 サメビタキになると、もっと数が少なくて、兄妹揃うことはほとんどない。 わたしは出会ったことがある…
やっと、エゾビタキを今季初撮りした。 わたしたちの鳥見の指南役である名人(磯釣りトーナメンターの格付け)は、天気図や経験から冬鳥の飛来を予測してピタリと当てる名人でもある。 鳥の習性にも長けているから、どこでどうやっていれば、どんな鳥に出会…
わたしがこどもの頃鳥はいなかった。 そんなわけはなくて、鳥どころではなかったのと、記憶が曖昧になってきたせいだろう。 よく考えると、鳥が食べるものは人も食べられるはずと、山の木の実を色々と食べて、鳥と競っていた。 ムクの実やエノキの実、山ブド…
アカハラダカのゴマ粒ばかり追っていると、だんだん疲れてくる。 ショータイムの合間には、周りを歩き回ったり、山頂への階段を登って足の浮腫みを取らねばならない。 たまにサンショウクイやヒタキの渡りにも出会うらしい。 福岡空港発着の飛行機にカメラを…
アカハラダカを撮影するのはなまなかなことではない。 遠い、小さい、早いと3拍子揃って、なかなかの曲者だ。 まずは、カウンターの人たちの日報である「赤腹鷹柱」を閲覧して、彼らが現れる時期を占わねばならない。 別にあるガイドサイトで、現れやすい時…