いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おっつけ鳥見

昨日の今日とて、からりと晴れた五月空。 バーダーは居ても立ってもおられず、仕事の合間に片道15分の磯に走って30分の鳥見。 ササゴイは夜行性というけれど、夜見たことない。こっちは昼行性だからあたりまえか。 明るい陽光の下でお食事中でした。 サ…

雨の中の3○○バーダー

台風だって鳥見はできる。 休日に家に閉じこもっているなんて、バーダーの風上にも置けない。 七瀬川川上にも常に野鳥たちのドラマが繰り広げられている。 ちょっとやばいかな。 水かさが増えてきたな。 どうして戻ればいいかしら。 足までつかってきたぞ。 …

断捨離困難症

無情にも台風接近で、鳥見予定を泣く泣くキャンセル。 こういうこともあろうかと、容量オーバーでアップしきれない昨日のネタの蒸し返しをやるのです。 こっちのほうが、ピンあまにしても、構図的には気に入っているのです。

鳥の名前 キョウジョシギ

旅鳥のキョウジョシギはもう立ち去ってしまったかしらん。 でもこの5月には、何度もあちこちで遭遇した。 鳥の名前は、その姿形、習性、聞きなしなどからきたものや、適当なもの、わけのわからないものなどがあるが、この鳥の名前は最初なんのことかわから…

謝謝 中杓鷸

そこにいながら見えない鳥がいる。 その鳥のことを知らなければ、その鳥はいない。 コシャクシギを教えられて、杓鷸へのセンサーが備わり、行く先々でチュウシャクシギに巡り会えた。 その目で見たとき、はじめてその鳥は姿をあらわす。 見ることは知ること…

山雀新参者

しばらく姿を見なかったヤマガラがまた庭の餌場にやってきていた。 よく見ると、1羽がもう1羽に餌をあげている。 求愛給餌かと思ったら、一方は雛というか若鳥だった。 1羽しかいないのが気になるが、まだあとがいるだろうか。 食べやすくしてやるからな …

オオルリや あおを集めて 藍一点

ホトトギスの声よりも、オオルリの声を聞くと初夏だなあと思う。 夏鳥には恵まれなくて、遠かったり、空抜けだったりで、まだ、証拠写真程度しか撮れない。 明日があるさ、明日がある。 でも、新緑の中で、その存在感は抜群だ。 県民の森で今年はじめての出…

セルフビルドワーク中のウグイス

セルフビルドは夢である。 必要はないし、叶うはずもないけど、自給自足時代の記憶が旧皮質に残っているのかしらん。 流れの中のカワセミの止まり杭の向こうの葦の中に、巣材を運ぶウグイスの姿が入ってきた。 カモフラネットの横と対岸の中洲の葦の繁みとを…

アオサギのリボン

カワセミもヤマセミもご無沙汰。 基地で待ってるとやってきたのはアオサギくん。 来るものは拒まず。去るものは撮らず。 お弁当つけてどこいくの。 「おのれガガンボの仇」 「脳天くらわしてやる」 「痛てっー、目から火が出たじゃねーか」 「なに見てんだよ…

アマサギと代掻き風景

サギは人を見る。 バーダーは50メートル必要だが、農家の人には側まで寄って来る。 長年培われた農耕と鳥との共生。 この風景に魅せられ、ながめて飽きない。 あっちの田んぼの代掻きはまだかなあ。 おっちゃんのバイクがきたぞ~ お腹空いたな~ よろしく…

旬の鳥 どっこいゴイサギ

ゴイサギの旬ってあるのかしらん。 留鳥か漂鳥だから、まあ、いつだっているんだろうし。 でも夜行性だから、のんびり姿を晒すのは繁殖期だけなんだわ。 これは一目で足が赤い。 色気づいちょることがわかる。 旬だ! 浜でポツネンと相手を待っていた。 Qタ…

旬の鳥 トホホ編5

コシャクシギが、県央に初めてその姿を現したのは4月の終り頃だった。 南半球からシベリアへ向かうフレンドリーなその旅鳥を、多くのバーダーが記録することになった。 わたしもその1枚を遅ればせながらアップすることができた。 コシャクシギはその飛来が…

旬の鳥 トホホ編4

GWの最終日、ツルシギがまだいるかもと連れて行ってもらった。 なるほどなかなかシックでスマートな夏羽のツルシギが2羽逗留していて、撮ることは比較的簡単だった。 もうすこしどうにかなってて、そのとき出せれば、確かに旬でサプライズでもあったのだが…

旬の鳥 トホホ編3

チュウサギは夏鳥で旬なのだ。 この辺りでは留鳥というのもいるけれど。 宇佐平野では次第にその数を増して来た。 ひょっとしてカラシラサギと、嘴の黄色いのは遠目では分からないので撮っておいた。 前に撮ったチュウサギもついでに旬にしておこう。 この世…

旬の鳥 トホホ編2

干潟の鳥は彩りに乏しかった。 色彩に飢えていた。 夏鳥になって一気に華やかさが横溢しているはずなのに、旬の画が撮れない。 旬かどうか、いや、旬だ。なんとか雉子が顔を出してくれた。 その艶やかさでは右に出るものはあるまい。どや。

旬の野鳥 トホホ編

夏鳥はむつかしい。 サンコウチョウは姿を見せてはくれるが、暗い木の陰を飛び交うだけ。 オオルリは昼日中は多分お昼寝中。 キビタキも繁みの中でさえずるだけ。 頼りになるのは、おたがい頼り合ってるお前だけ。 ありがとう、亜麻色の髪の少女。 婚姻色は…

遠征レポート 番外編

鳥が動かないので足下を見ると小さなハゼが穴から這い出して来ました。 これは多分むつごろうの幼魚じゃないかと思います。 まだ背びれ胸びれが目立ちませんが。 ここまで鳥も食べに来ないから安心なのです。 望遠で撮る必要はさらさらありませんがほかに方…

別府港第4埠頭の白鳥

別府港の新埠頭に初接岸したのは美しい白鳥でした。 航海訓練所の練習船「日本丸2」 こどもの頃覚えた日本丸とは違うんですね。まだ真新しい。 実習生か、海の男たち。 船首像「群青」 2時の出航までいられない。乗る気はさらさらないが。 帆船とは見るだけ…

遠征前レポート 大膳と胸黒

鳥なんて見ようと思わなければ見えはしない。 シギチドリをこの年になるまで、それと認識して見た覚えがない。 今年は一生分のシギ、チドリをいっぺんに見た気分だ。 これからはきっといれば必ず目に入ることだろう。 乙女海岸で始めてダイゼンを見たのも今…

遠征前レポート 地元のハマシギ

大授搦でもおびただしいハマシギを見ましたが、前日雨の宇佐を通りすがりに撮ったハマシギの方が近いのでこっちをアップしますね。 夏羽になって背中が赤く、腹部に黒斑ができています。 水中の餌を漁っています。 大授搦では水際まではいけませんものね。 …

遠征レポート あした潟辺をさまよえば~

シギ類は潮端に、チドリ類は潟に寄り集まっている。 ハマシギはチドリの方に入りそうだが、シギとして振る舞っている。 チドリの側にはトウネン、メダイチドリ、シロチドリ、キョウジョシギなどがいて、ときには足下までやってくる。 先にハマシギの群れ、手…

遠征レポート クロツラヘラサギ+α

大授搦にいるシギチドリは連休前半にほとんど地元でこなしておいたものばかりだった。 でもこれだけ水鳥がいるんだもの、未見の鳥がいないわけがない。 クロツラヘラサギがまだいるから、上空もよく気をつけないかんぜとHさんには釘を刺されていた。 遠く沖…

遠征レポート 大授搦

有明海の最奥部大授搦(だいじゅがらみ)に行ってみないかといわれて4日、朝4時に発って2時間かけて待ち合わせ場所に赴いた。 Hさんの案内で長い防波堤を越えると見晴るかす広大な干潟が続いている。 100メートル先の水際に、おびただしい水鳥の群れが…

うーまんば佐賀弁のタカブシギ

ひょとするとひょっとするというHさんの言葉につられ広大な蓮田を経巡って、出会ったのはフレンドリーなタカブシギの一団だけではありましたが、それはあちらさんの預かり知らぬこと。 でも、風情のある情景でした。 「ほら、あーた、誰か見よんしゃーばい」…

バン王国

大授搦(だいじゅがらみ)の整理がつかないので満潮過ぎての他のポイントから。 有明海の西側の干拓地、福富町の蓮田を見てきました。 ひょっとするとひょっとするということでしたが、まだ十分水が張ってなくて、ここの主のバンさんが我が物顔に振る舞って…

銀の翼の浜千鳥

浜千鳥はチドリ科の鳥を十把一絡げにした呼び名である。 タゲリ属もチドリ属もムナグロ属まで狭義のチドリ科だとくればイメージがわかない。 むしろ海辺で群れる鳥をすべて千鳥と呼んだ節もある。 ハマシギあたりがぴったりくるのはくるんだが。 わたしの眼…

れんげ畑のチュウサギ

連休を鳥見三昧で、仕込みだけは十分だけど、本当は、見せるほどのものはそうないのです。 ともかく、アップする時宜を失しないように、せっかく旬のばっ撮りショットからはかしていこうと。 整理がつかんだけだったりして(^^;) Hさんにれんげとケリのきれ…

春は早苗の季節です

宇佐の田植えの済んだばかりの水田にいろいろなシギ・チドリが餌を食んでいました。 心なごむ光景でした。 コチドリ この春が初見なんです 後から見てもコチドリ ウズラシギ もちろん初見です 小さいのはメスかしら 奥はタカブシギでいいのかな 佐賀の蓮田に…

チュウシャクシギ大バーゲン

今年初見のチュウシャクシギ、もうどこへいってもチュウシャクシギだけはいないことはないという大バーゲン。 今日は大授搦へ遠征して、何千、何万羽の群れまで見る始末。でも数じゃない。近くに寄ってくれるのが一番のバーダーサービスなんで。 ボツには惜…

ある蟹の物語

チュウシャクシギも結構大食いだわ。 連休だから、注釈はなしよ。