ひょとするとひょっとするというHさんの言葉につられ広大な蓮田を経巡って、出会ったのはフレンドリーなタカブシギの一団だけではありましたが、それはあちらさんの預かり知らぬこと。
でも、風情のある情景でした。
でも、風情のある情景でした。
「ほら、あーた、誰か見よんしゃーばい」


「あいはバーダーたい。がばいしゃーらしか」


「昨日~、来とんしゃったのたーちごーばい」


「相手にせんこっちゃい、いのー、いのー』


「ちょっと、まだついち来よんしゃーばい」


「みな、来~来~」


「ここまではついて来よらんめー」


「そいぎんた、つきお~ちゃろ~」


「どがんな、こげんポ~ズは? ちゃーがつかばって」


「ばらいや~らしかろ~」


「こげんこつまでさす~と?、うちは泳ぎしわえんとよ」


「そいぎんた じゃーしんおいで」

