2015-01-01から1年間の記事一覧
カラスザンショウにはいろいろな鳥が入る。 実はまだ熟れてないのに入るのは、ほかの木の実が裏年でレストランがなく、なんとか腹の足しになりそうな早生りの実がいくらかでもあるからだろう。 エゾビタキ以外の先着は抜けたらしいのを、未練がましく待って…
川の中や岸に止まり木をしつらえてやると、一応止まってくれる。 ただそれぞれに使途が違うので、パフォーマンスは異なる。 川中の止まり木に狙いを定めて、10メートルの距離でカモフラテントからカメラを構えたが、そこは小休止と食事の場所だった。 50…
鳥見は七瀬川のカワセミから始めた。(本当はバンやけど定かではない) ネタに困ったときは、初心に還る意味でも七瀬川である。 まあ何かかかいるから。 大都市ではバーダーが群がるカワセミも、ここなら休日でもひとり昼寝がてら駄賃で撮れる。 ついでにヤ…
秋の旅鳥を迎えるミズキやクマノミズキの実が今年は裏年で、今のところ立ち寄る餌場がまだ半熟のカラスザンショウしかないという。 その実を食べに来るのか、ついた虫ねらいかわからないが、旅のヒタキ類と出会えるのは、県民の森ではまだ下の方のヤマガラハ…
アオバトはまだ旬だろうか。 潮のみに来るのは夏場だけの現象のようだから、木の実が食べごろになれば海水で補う必須成分は不要になるのだろう。 それとも幼鳥の成長期だけに必要なものがあるのだろうか。 ともかくアオバトの必死さは、この行動のかけがえの…
別府の町を背景にアオバトを撮ろうと何度か出かけた。 アオバトをメインにすると町はわずかしかはいらない。 町を広く入れようとすると、アオバトが塵になってしまう。 中望遠を手持ちで撮るのがいいとわかっても、なかなかいい所に来てくれない。 今年は天…
豊後高田の名物は呉崎ネギとワタリガニ、昭和の町、いさご、ホーランエンヤにミサゴです。 わたしにとっては桂川と寄藻川のカモ、シギチetc.の町だわさ。 干拓地にもミサゴやハヤブサがいるだよ。 ネタが欲しけりゃ豊後高田に行けつーの。
いつもドバトやムクドリが止まっている川の上のケーブルに何か止まっていた。 橋を渡るときにチラと目に入って、カラスかとも思ったが、どのみち当てもないので、引き返して川べりの道に回り込むと正解だった。 やはりハヤブサだった。 アオバトのポイントで…
ヤマセミとカワウは餌場で競合しているらしい。 止まり木でもカワウが羽干ししていると、ヤマセミは寄ってこない。 仕方なくカワウのエメラルドに焦点を合わせてシャッターを切るが、知ってか知らずかカワウは動かない。 カワウは気配に敏感で、ちょっとでも…
週末は雨でもとにかく鳥見に出るのがバーダーの習い。 べつに家が居辛いというわけでは・・・ それほど惰性的習性となっていると。 久しぶりにヤマセミ基地に向かうが雨は止む気配もない。 土手でしばらく昼寝をした。 狙いを変えて海に向かうと晴れ間が見え…
1週間セイタカシギできたが、惰性とはいえ我ながら疲れる作業ではあった。 同じものを使いまわしているようでも、それなりに何らかの魅力や特性を探ろうとはしたつもりではある。 これは週末バーダーの宿命ともいえるが、更新至上主義の暇人なら使い慣れた…
旅鳥の飛来は疲労回復とエネルギー補給のためだろうから、1日2日ではないだろう。 飛び立つまで何日あるかわからないから、適当なところで折り合いをつけるほかない。 群れで飛ぶことはなかったが、ときどきカラスが近くで威嚇したり、車が近くを通ったり…
鳥はやっぱり飛翔だけれど、飛翔にタイミングを合わせるのはむつかしい。 ルートを外れたセイタカシギは疲労困憊しているのか、なかなか飛んではくれない。 せめて、羽の手入れで水浴びをはじめた後の羽ばたきがパフォーマンスショットのチャンスだ。 これだ…
2年前の春のセイタカシギとの出会いは鮮烈だった。 春の嵐を避けて舞い降りてきた群れは、華麗でダイナミックだった。 それ以来セイタカシギに魅せられている。 華奢な体のどこに海を跨いで旅する強靭さやしなやかさがひそんでいるのか。 鳥見のさわりは渡…
県北の水田で見かけた4羽のセイタカシギだったが、雨が激しくなり、日も暮れてきたので諦めて退散し、翌日再訪すると6羽になっていた。 ここはわずかに残った休耕水田だったが、埋め立ててソーラーパネル設置工事が進んでいて、もうこのあたりでこんな風景…
加齢による綻びを繕うために、すこし休みを取った。 久しぶりの鳥見でなんとなくギクシャクしている。 迎えてくれたのはセイタカシギだった。 四国の鳥友からショットが送られてきて、こちらも心当たりの場所を当たってみると当たりだった。 旬ネタがないの…
Krung Chingに来た翌朝、ゲート付近で道路脇のヒロハシなどを撮っている時、上空をサイチョウの群れが渡ってきた。 気がついたときにはすでに真上を過ぎていて、雨林に半分以上が隠れていた。 どれほどの高さを飛ぶのかわからないが、羽音がバサバサと迫って…
Krung Chingには3泊して、毎晩フクロウやヨタカを探しにでかけた。 夜は涼しく、ホタルが飛び交い、晴れた日は星もたくさん見えて風情があった。 目指すFish OwlやFrogmouthにはなかなか出会えない。 前日は9時ころ来たとか12時過ぎだったとか、無理な時…
Krung Chingの鳥も残り少なくなってきた。 ここまで半分は棒に振ったようなものだから、狙い目のBanded Pittaでなんとか挽回することはしたが、遠征タイミングの悪さはいかんともしがたい。 それでもここKrung Chingは、手つかずの自然と野生が多く残り、鳥…
コノハドリ、オオコノハドリ、アオバネコノハドリの違いは図鑑を見てもよくわからない。 羽が青く見えるからといっても、多分構造色だから光の加減でどれもそう見えるに違いない。 緑の中にいると、いるのかどうかわからない目立たない鳥だったが、ショット…
ヤイロチョウやカザリショウビン、サイチョウのほかにも見たかった鳥はある。 鳥とも思えないガマグチヨタカ(Frogmouth)や愛らしいヒロハシも。 ここKrung ChingかHala-Balaでガマグチヨタカは堅いと思われたがそうはいかなかった。 公園のゲートの近くで、…
Krung Chingのトレイルの入口にHead Quarter(公園管理事務所)があり、周りは広場や疎林が広がり、古びた宿泊施設や職員住居などが点在している。 蛇行した小川が流れていて、小魚が群れて餌をねだりに寄ってくる。 夜は赤い光で点滅の早い蛍が飛び交ってい…
南にいくほど鳥はカラフルになるようだが、ぱっと見それほどきれいな鳥はあんまりいない。 というか、いても逆光でシルエットだったり、暗い葉陰にいて真っ黒だったりで、ガイドがファインダーにいれてくれなければ見過ごしてしまう。 こういうところに来る…
旅は非日常ということなのだろうが、タイで鳥見をしたって、日ごろの延長でしかない。 わたしの感性が鈍っているのかもしれないが、観光地やタイらしい風景のところは避けて、森や田舎ばかりのせいかもしれない。 こどものころの夏の光景と似通っていて、ふ…
タイくんだりまで鳥見にいっても、見たい鳥が簡単に見れるわけではない。 鳥の出るタイミングもあるし、天気の都合もあるし、どんなトラブルが待っているかもわからない。 外国だけに意思の疎通もむつかしい。 腕のいいガイドでもお手上げの時期はある。 今…
Sri Phang Nga N.P.の山道で、スコールの中、台湾からのバーダーグループが、カモフラテントをずらりと並べて、何かを待っていた。 何を狙ってるのかとParさんに聞くと「Rufous Piculet」だとのことだった。 Rufous Piculetはキツツキの仲間で一番小さなやつ…
クンチン滝へのトレイルの急登を上り詰めたところで一休みしていると、まわりの鳥の声が慌ただしくなったと思ったら、50メートル先の木にタカが止まった。 ちょうど居合わせた別のバーダーさんがガイドと図鑑で照合しながら、これだろうとWallace's Hawk E…
Banded PittaとBanded KingfisherとHorn-billが南タイでの三大目標ということにしておいた。 Horn-billは最後のタイ南端Hala-Balaで堅いからと、PittaとKingfisherに狙いを定めて探してくれた。 ただどちらも時期が若干遅すぎたということで、前半は気配がな…
もう日を追って成果を小出しにするのは止めにして、おいしいものから食べていくことにした。 Macがいかれて、不慣れなWindowsで当分アップも面倒なことがある。 早く上げたくてうずうずしてることもある。 今回のハイライトは、マレー半島北東部のKhao Luang…
ガイドのParさんは Ruddy,Ruddyと赤い方にだけこだわって、青い方には目もくれない。 ガイドにはガイドの意地があるらしい。 Liferでもないんだけど。 これでマングローブ林を行ったり来たりして丸一日はロスした。 こちらは何でもいればレンズをむけるけど…